こんにちは!
今回は、旧西ドイツ海軍のジャケットを分析します。
難燃繊維製になる一つ前のモデルになります。
カラーもシックで生地の厚さもそれほどではないので、今の季節にぴったりですよ。
今回もデッドストックです!
目次
- 1 旧西ドイツ海軍デッキジャケット(ユーティリティジャケット)とは?
- 2 旧西ドイツ海軍デッキジャケット(ユーティリティジャケット)の全体及び細部写真
- 3 旧西ドイツ海軍デッキジャケット(ユーティリティジャケット)の特徴とは?
- 4 旧西ドイツ海軍デッキジャケット(ユーティリティジャケット)の製造とサイズのデータ
- 5 旧西ドイツ海軍デッキジャケット(ユーティリティジャケット)まとめ
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1 旧西ドイツ海軍デッキジャケット(ユーティリティジャケット)とは?
各国海軍の艦艇乗組員(水兵)は、陸軍の歩兵や空軍のパイロットとはまた違った独特の被服(衣類)や装備がありますね。
それに加えて、見た目のスマートさやカッコよさをデザインに取り入れているものが多いように思います。
(そもそも、制服からしてブラック&ホワイトっていうのはオシャレすぎですね。)
とはいえ、最近は多くの海軍が、海軍独自の迷彩服を採用しています。
でもこの風潮は、2000年になった辺りから顕著になりました。
しかしそれ以前は、単色の被服が圧倒的に多かったですね。
(と言いますか、迷彩は考慮してされていませんでした。)
今回のモデルは、そんなドイツ再統一前の装備で、難燃繊維製になる前のデッキ(ユーティリティ)ジャケットになります。
スマートで洗練されたデザインは、ドイツ軍衣料品の中でも群を抜くもののようです。
さてさて、それはどんなジャケットなのでしょうか?
ドイツ海軍マニアのみならず、軍物をファッションに取り入れようとしているあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 旧西ドイツ海軍デッキジャケット(ユーティリティジャケット)の全体及び細部写真
前面
生地のカラーで判りにくいですが、4ポケットのコートタイプです。
前合わせはジッパーのみ。
背面
でもウエストは絞られていて全体的にタイトな造りです。
前面裏側
ポケット内側の生地が目立ちます。
背面裏側
タグ
襟はジッパーで立てることができますが、中途半端です。
エポレットはテーパーなしのラウンドタイプ
ボタンは濃いブルーのプラスティック製で形状は陸軍と共通です。
胸ポケット
腰ポケット
袖
袖口
マチ付きでダットファスナーで開閉・調整
ダットファスナー表面は反射防止加工と艶消しの黒染め
脇の通気孔
刺繍で3個
背中のステッチ
形は違いますが、映画「羊たちの沈黙」を思い出しました。
腰ポケットの生地は上部が開いています。
内ポケットとして使えないこともない?
ジッパーは上下から開くダブルジッパーです。
刻印は「OPTI」ヨーロッパに多いブランドです。
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3 旧西ドイツ海軍デッキジャケット(ユーティリティジャケット)の特徴とは?
生地は、やや厚いネイビーブルーのコットンとポリエステルのサテンです。
デザインは、胸ポケット、腰ポケットの4ポケットのコートタイプですが、いずれもパッチポケット(貼り付けポケット)ではありません。
腰ポケットはオープンタイプで、ハンドウォーマーも兼ねているようですよ。
(ポケット内側の生地は、同じサテンです)
ライナーはなくて、冬は下に防寒用のセーター、上に防寒パーカーを着用するようです。
またウエストが予め絞られていて、ジャストサイズを着用した場合、陸軍のフレック迷彩ジャケットなどより「シュッと」しますね。
余談ですが、今回のモデルの後継は、黒に近いブルーの難燃繊維製で、何故か胸張ポケットのジッパーが目立つ、ものに変更されてしましました。
難燃繊維採用で、衣類としての機能はアップしましたが…デザイン的には後退しているようです。
4 旧西ドイツ海軍デッキジャケット(ユーティリティジャケット)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1985年
・製造場所 ドイツ
・契約会社 ドイツ
・製造会社 〃
・材質 コットン
ポリエステル
・表記サイズ 7
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約74センチ
肩幅 約45センチ
身幅 約55センチ
袖丈 約61センチ
・状態 デッドストック
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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5 旧西ドイツ海軍デッキジャケット(ユーティリティジャケット)まとめ
なかなかスタイリッシュなジャケットですね。
実際に着用してみると、肌触りも良くて快適です。
コートタイプですが、アメリカ軍のジャングルファーティーグほどの煩わしさはありません。
腰ポケットの位置や角度も、ジャストですね。
春、秋はTシャツにダンガリーシャツその上にこのジャケットで丁度良い感じです。
(真夏は少々蒸します。逆に冬は何かの対策が必要ですね。)
他の旧西ドイツ海軍装備でトータルコーディネートも良いかもしれません。
本国ドイツでは、すでに官給品から外されているようですが、日本ではまだ入手可能です。
なんとデッドストックが購入できますよ。
ただし、年々着用できるサイズが減ってきています。
(大きいサイズや小さいサイズはまだ残っているのかも。)
購入を考えていらっしゃる方で、平均的な体格の方はお早めに!
今回は、急西ドイツ海軍のデッキジャケットを分析しました。
次回は、ベルギーの迷彩服を分析します。
お楽しみに!
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参考:他の旧西ドイツ海軍装備はこちらです。⬇︎
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新型Cウイルスの影響は、野生動物にも及んでいるようです。
ニュースで、南アフリカでは車が通らなくなったアスファルトの道路に、沢山のライオンさんが一緒にお昼寝している…というのを報じていました。
めちゃ可愛いですね💕
アスファルトが冷たくて気持ち良いのでしょうか?
それとも温かいのでしょうか?
(思わず添い寝したくなりました😍)
どうやら地球では、人間がいない方が正解のようです。
でも、なんとか調和を図りつつ、共存したいですね。
読んでいただき、ありがとうございました。
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