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徹底分析! イギリス 陸軍 迷彩スモック(デザートパターン)0047

こんにちは!

今朝ウォーキングしていたら、面白い物を見つけました。

下の写真の白い葉っぱのようなものですが、これ何だかわかりますか?

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正解は、トンボの羽根です。

これは、セキレイさんがトンボを襲った跡なんです。

この写真を撮影した直後に、トンボ本体を咥えて、嬉しそうに飛んでいくセキレイさんを確認しました!

昆虫界では、スズメバチすら捕食してしまうトンボさん。

でもセキレイさんには、ただの朝食なんですね。…深いです。

 

さて今回は、イギリスの砂漠用迷彩服を紹介します。

 

   目次

 

1  イギリス 陸軍 特殊部隊用 迷彩スモック              (デザートパターン)

1991年から急遽始まった湾岸戦争でイギリスは、大量のデザート(砂漠)用戦闘服の不足に直面しました。

それまで装備していたデザートDPM装備は、限定的かつ少数で、とても大部隊に支給できる状況ではありません。

勿論、新たに開発する時間も予算もありませんでした。

そんな中、苦肉の策で製作したのが、今回のモデルでも使用されているデザートDPMパターンです。

今回紹介するのは、そのデザートDPMパターンながら、生地の材質を変更した特殊部隊用のスモックになります。

 

2  全体及び細部写真

前面

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背面
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前面裏側
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背面裏側

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前合わせはジッパーとマジックテープです。
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胸のマチ付きパッチポケット  角度がついています。
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ボタンで開閉  ポケット上部の折り返しもあります。 何故かボタン用の予備テープが!
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新しいモデルでは、フランス軍装備のように、垂直のスラッシュポケットが左右に一つずつ追加されています。
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ジッパーで開閉  内布もデザートDPM
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腰のマチ付きパッチポケット
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ボタンで開閉
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袖の小さなポケット  何を入れるのでしょう?  マジックテープで開閉
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胸のパッチポケット内には、3つのコンパートメントに分かれたペン差(?)が。
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フードはドローコードで調整  勿論ワイヤー(銅線)内臓
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袖口はマジックテープで調整
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裾のドローコード コードと調整具はブラック!
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フード内側にはループが。これはフード後ろのボタンとこのループで、フード使用しない時に丸めておくためのものです。
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ジッパーは双方向のダブルスライダー  何かのマーク
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スライダー裏面
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ウェスト調整のコード 平紐で左右にあり。
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タグ
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右脇腹にある小さいタグ
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前面裾裏側には、予備のボタンとテープが。ボタンは、テープで留めるカナディアンタイプです。

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フードはワイヤーで任意な形にキープ可能
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3  特徴

迷彩は、一般的なDPMの一部をブラウンに変更し、他色は省略してブラウンのみデザートピンクにプリントしたものになります。

良く言うと簡易的、悪く言うと手抜きな感じでしょうか?

当初は、トロピカルジャケット&トラウザースと同じデザインの戦闘服しかありませんでしたが、湾岸戦争後に今回のスモックやアーマーベストカバーなどの装備が追加されたようです。

スモックのデザインは、最新型の極地用スモックと同じものです。

(所有しておりますので、後日見つかったら紹介したいです。)

 

4  諸元

   ・製造年又は契約年度       2000年代

   ・製造場所                         イギリス

   ・契約会社                         イギリス

   ・製造会社                              〃

   ・材質                                コットン

                                        ポリエステル

   ・表記サイズ                      170/104

   ・各部のサイズ(平置)    

                                    着丈  約82センチ

                                    肩幅  約53センチ

                                    身幅  約68センチ

                                    袖丈  約61センチ

   ・状態                       中古極上品

   ・官民区分                官給品

   ・入手方法                ヤフオク

 

5  まとめ

既存の迷彩パターンのプリント色を変えてデザート用迷彩服を造る手法は、実は世界的に流行しています。

純粋な、デザート迷彩服を装備していた国は、持てる国アメリカと迷彩先進国のドイツくらいでしょうか?

我が国も湾岸戦争時、専用の迷彩服を開発し、航空自衛隊に支給しようとしました。

しかしその迷彩服も、陸自1型迷彩服の色調を全色デザート用に変えて、黒い斑点を散らしたものでした。

ベース色は、残念ながらデザートピンクではなかったですが、なかなかキレイでした。

(官給品を探しています!)

イギリス軍の最初のデザートDPMは、通常のDPMを全色デザート用に置き換えたもので、とても美しい迷彩でした。

今回のモデルで使用された迷彩は、それから比べるとどうしても手抜きの感を否めませんね。

その後もイギリス軍は、特殊部隊の一部を除き、最近までこの迷彩を使用していました。

残念ながら、日本のフィールドでは、使用できるシーンは少なそうですね。

でも見た目のインパクトが小さい(迷彩らしくない)ので、シティーユースは問題なさそうです。

同じパターンでブラウンがグリーンになっているモデルがありますが、こちらは完全民生品なので要注意です。

 

今回は、イギリスのデザート迷彩服を紹介しました。

次回は、陸上自衛隊のレアなアイテムを紹介します。お楽しみに!

読んでいただき、ありがとうございました。


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