こんにちは!
今回は、旧ソ連の希少な迷彩服を紹介します。
令和では珍しいデッドストックですよ。
目次
- 1 旧ソ連陸軍迷彩スモック上下(メッシュタイプ)とは?
- 2 旧ソ連陸軍迷彩スモック上下(メッシュタイプ)の全体及び細部写真
- 3 旧ソ連陸軍迷彩スモック上下(メッシュタイプ)の特徴とは?
- 4 旧ソ連陸軍迷彩スモック上下(メッシュタイプ)の製造とサイズのデータ
- 5 旧ソ連陸軍迷彩スモック上下(メッシュタイプ)まとめ
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1 旧ソ連陸軍迷彩スモック上下(メッシュタイプ)とは?
このスモックは、東西冷戦が華やかりし頃、日本ではいわゆる「バブル期」に大阪の、とあるミリタリーショップで見かけたのが初見でした。
そのショップでは、かなりの使用感のある個体が10万円を超える価格で販売されていましたよ。
憧れのソ連軍装備だったのですが、当時の安月給(今もそうなのですが)では到底購入できるはずもなく、諦めた覚えがあります。
あれから約40年!今やデッドストックが数千円で入手できる時代になったのですね!
(買えなくて良かった…。)
さて、どんな迷彩スモックなのでしょうか?
早速、確認していきましょう!
2 旧ソ連陸軍迷彩スモック上下(メッシュタイプ)の全体及び細部写真
ジャケット
前面
背面
前面裏側
背面裏側
前合わせはボタンのみ
袖にはリボンでループが二箇所縫い付けられています。
用途は?
じつは、捲り上げた袖を固定しておくものでした。
袖裏側にボタンがあります。
例によって背面フード付け根にはボタンが。用途は?
フードを使用しない時に固定しておくためのものです。フードにボタンあり。
ジャケットのタグ カーキにホワイトでスタンプ 一部判読不能 ソ連スタンダード?
パンツ
前面
背面
前面裏側
背面裏側
裏側には補強の布が縫い付けられています。
パンツのタグ
腰にはスリットが。これは下に着ている制服のポケットを使用するためのもの。
生地は独特のメッシュで、こんな風に透けています。(バックは青空と木々です。)
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3 旧ソ連陸軍迷彩スモック上下(メッシュタイプ)の特徴とは?
迷彩は、ダークグリーンをベースにライトブラウンで四角いドットの雲形を描いています。
色調は他に数種類あって、今回のモデルは比較的オーソドックスなものになります。
中古品は、上下で色調が違う場合が多いので注意が必要ですよ。
(このモデルはデッドストックなので、上下の色調差は僅かです。)
生地は、とても複雑かつ独特なメッシュで、他でこんな生地は見たことがありません。
全体的に縫製はラフで、フードのドローコード端は、誤ってフードに縫い付けられたりていますよ。
ポケット類はなく、パンツの腰にはスリットがあって、下に着ている衣類のポケットが使用できるようになっています。
スモックの証しですね。
4 旧ソ連陸軍迷彩スモック上下(メッシュタイプ)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1980年代
・製造場所 旧ソ連
・契約会社 旧ソ連
・製造会社 旧ソ連
・材質 コットン
・表記サイズ 1(スタンプ)
・各部のサイズ(平置) ジャケット
着丈 約71センチ
肩幅 約44センチ
身幅 約57センチ
袖丈 約71センチ
パンツ
ウエスト 約33〜52センチ
着丈 約107センチ
股下 約70センチ
股上 約31センチ
裾幅 約13〜21センチ
・状態 デッドストック
・官民区分 官給品
・入手方法 ヤフオク
5 旧ソ連陸軍迷彩スモック上下(メッシュタイプ)まとめ
ある資料で、旧ソ連軍が装備したこの種の迷彩スモックの用途が書かれていました。
なんでも、核攻撃を受けた場合、その熱線による被害を軽減するために、制服の上に着用するとのことでした。
本当でしょうか?
真偽はともかく、真夏のサバイバルゲームでも通気性が良くて使えそうです。
ただしモスキート攻撃隊の侵入を許してしまうかもしれません。
迷彩も効果がありそうですね。日本のフィールドでどう見えるのか、確認したいところです。
もちろん絶滅危惧種ではありますが、今なら比較的豊富に、しかも安価に出回っているため、入手する最後のチャンスかもしれませんよ。
今回は、旧ソ連の貴重な迷彩服を紹介しました。
次回は、航空自衛隊の希少かつ貴重で少々ガッカリな迷彩服を紹介します。
お楽しみに!
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参考:同じく貴重な旧ソ連製迷彩服はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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