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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

中国の軍服 人民解放軍07式迷彩戦闘服とは? 0081 🇨🇳(PLA)

こんにちは!

今回は、かの天安門事件で一躍世界的に有名になった、中国人民解放軍の比較的新しい迷彩服を分析します。

昨今の増強著しい中国の勢いは、個人装備品にも表れているようですよ。

   目次

1  中国人民解放軍  迷彩服(上下)

中国人民解放軍が個人用の量産迷彩を服採用したのは、1980年代でした。

同時並行で、各国軍の迷彩パターンの研究もしていたようで、自衛隊の迷彩服1型やイギリス軍のDPM、アメリカ軍のウッドランド迷彩風の生地を製造、各種被服を作りテストしていました。

そして1990年代に、明るい色調の九四式、九七式迷彩服を開発しました。

今回のモデルは、その後の2000年代に採用された一連のデジタル迷彩服の一種で歩兵用とされています。

同じパターンで色違いの航空兵、海洋兵、山岳兵用迷彩服なども装備されていますよ。

早速確認していきましょう!

2  迷彩服の全体及び細部写真

ジャケット

前面  アメリカ軍のウッドランド迷彩BDUとよく似たデザインです。

前合わせはボタンのみです。ボタンは全て隠しボタン!(渋いです!)

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背面  濃淡がはっきりした迷彩ですね。
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前面裏側
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背面裏側  裏地に迷彩は殆ど透けていません。
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胸ポケット   2個のボタンで開閉 ポケット上の黒いマジックテープの用途は?
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腰ポケット  同じく2個のボタンで開閉
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袖口も2個のボタンで開閉、調整
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袖口のタブ

入手したモデルは、ボタンホールの縫製はありましたが、ホールは開いていませんでした。

自分で開けるのでしょうか?難しいですね。これがチャイナスタンダード?
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前合わせのボタンポケットのボタンは別物です。
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襟には最初から黒いマジックテープが。階級章用でしょうか?
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左袖にもポケットが。こちらは1個のボタンで開閉  ポケット上に日本のテープでループがあります。
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右袖にも二本のループが。用途は?
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迷彩には誇らしげに「PLA」の刻印が。 ボタンはなんと迷彩です。南アフリカ警察みたいですね。
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ポケットのボタンも同様です。
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ジャケットのサイズスタンプとボールペン書きのサイン?
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ジャケット各部の力布  端切れで大胆に縫製   大陸スタンダード?
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ウエストのドローコード  専用のオリーブ色ヘリンボーン生地
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腰ポケットは裾とテープで繋がっています。  スイス軍のスモックにもよく似たものがあったような…。
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トラウザース

右側面  左右対象で、スラッシュポケット  とパッチポケットがあります。
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左側面  でもお尻にはポケットがありません。
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右側面裏側
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左側面裏側
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ウエスト前面   前合わせはボタンのみ。
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ウエスト背面   タック入りです。    

お尻の四角い生地は、ポケットではありません。では、何でしょう?
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膝ポケット  プリーツがありますが、あまり広がりそうにありません。 2個のボタンで開閉
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腰のスラッシュポケット
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トラウザースの裾にも絞るためのタブが。
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マジックテープで開閉
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トラウザースのサイズスタンプとボールペン書きで何かの番号
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ウエスト裏側  力布に注意
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股間にはソロバンの球型に裁断された生地が。これで少々ゆったりするのでしょうか?
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脇の通気孔  脇は袖まで細長い長方形の生地で縫製立体裁断?
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3  気になる特徴は?

迷彩は、ライトグレイをベースにブラウン、グリーン、ブラックで構成されています。

小さなダットを組み合わせて、葉のようなパターンを描いていますよ。

分裂効果がありそうです。

デザインは、アメリカ軍BDU系に近いです。

生地は、薄手ですが、丈夫そうなコットンツイルです。

全般的に繊細なところもありますが、見えないところは粗雑に作ってある、いわゆるチャイナスタンダードですね。

全てが粗雑だった1980年代の迷彩服と比べると、格段に向上しているように思います。

でも、それで良いのでしょうか?

4  製造、サイズのデータ

 ・製造年又は契約年度     2008年

 ・製造場所                       中国

 ・契約会社                       中国

 ・製造会社                         〃

 ・材質                              コットン(推定)

 ・表記サイズ                   175/92–96

 ・各部のサイズ(平置)  ジャケット

                                     着丈  約74センチ

                                     肩幅  約47センチ

                                     身幅  約57センチ

                                     袖丈  約59センチ

                                           トラウザース

                              ウエスト 約40センチ

                                    着丈  約109センチ

                                    股下  約80センチ

                                    股上  約29センチ

                                    裾幅  約22センチ

 ・状態                        デッドストック

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 ヤフオク

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5  まとめ

前作の九四、九七までは、一部に人民服や旧ソ連系のデザインが垣間見られましたが、この07式では一気に近代化したような印象です。

そういえば、熊のプーさんで人気の習近平さんも、人民解放軍創設90周年記念パレードで、これと同じ迷彩服を着用していましたね。(戦闘車両もこの迷彩だったような気が…。)

ご自慢の迷彩服なのでしょうか?

この迷彩も日本のフィールドで効果を試してみたいですね。

これが日本で入手できるようになった当時は、結構高値で売買されていましたが、現在は価格が下がってきました。

今は誰でも入手できるようになって良かったですね。

 

今回は、中国人民解放軍の迷彩服を分析しました。

次回は、陸上自衛隊の特殊な迷彩服を分析します。お楽しみに!

 

読んでいただき、ありがとうございました。