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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

キプロスの軍服 陸軍防寒迷彩ジャケット(M65型)とは? 0199 🇨🇾 ミリタリー

こんにちは!

今回は、キプロス軍の迷彩服を分析します。

なかなかキプロス物って見かけないですよね。

でもユニークな国の体制を、顕著に表現していますよ!

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   目次

1  キプロスの軍服 陸軍防寒迷彩ジャケットとは?

昔からトルコとギリシャの影響を受けてきたキプロス。

現在こそ、概ねギリシャ系住民が大勢を占めていますが、キプロス島北部はまだトルコ系のようです。

そんな微妙な情勢を反映してか、個人装備もギリシャとトルコのミックスタイプとなっていますね。

今回のモデルは、どうやらギリシャの影響を受けた装備品のようです。

さて、どんなジャケットなのでしょうか?

早速、確認していきましょう! 

2  ジャケットの全体及び細部写真

前面

ギリシャ系のリザード迷彩ですが、キレがありますね。

全般的なデザインは、アメリカ軍のM65タイプを採用しています。

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背面

比較的短い間隔で迷彩が繰り返されていますね。
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前面裏側

前面にライニングがありますが、胴体はアクリルのボア、袖はポリエステル製(?)です。

ボアは、最初から縫い付けてあり、取り外しできません!
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背面裏側
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前合わせはジッパーとダットファスナーです。
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タグ①
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タグ②

Jet…って、民生品でしょうか?英語表記も解せませんね。

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エポレットは、テーパーなしの短いクサビタイプです。

ボタンが民生品のよう。
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胸パッチポケット

ダットファスナーで開閉
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腰スラッシュポケット

こちらもダットファスナーで開閉
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袖はマチ付きで、マジックテープで開閉

M65の初期型を参考にしているようです。
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袖内には、例の「三角生地」がありますね。

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背中にはアクションプリーツがあります。
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襟はチンストラップでスタンドカラーになりますが…
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チンストラップは迷彩生地で作られています。

でも、チンストラップを使用すると、生地の縫い合わせ面が見えます。

ちょっと見苦しいですね。

因みにシェルの生地でチンストラップを作るのは、初期型M65と同じです。
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襟の裏側にはジッパーがあって、シェルと同じ迷彩生地のフードがありました。

(フード付け根の伸縮性生地(ライトブラウンの部分)も再現されています。
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袖の裏側生地

ツヤのあるポリエステル(?)製です。

何故かシワだらけですね。(生地を余らせてある?)
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迷彩生地(ヘリンボーン)の裾裏面

元々ライトグリーンの生地に多色をプリントしています。
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ダットファスナー

(周りの刻印は「星」のようです。
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ジッパーは「YKK」です。

どおりで動きが滑らかだと思いました。
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3  その特徴とは?

迷彩は、ライトグリーンの生地にダークグリーンとレッドブラウンで、刷毛で大胆に塗ったようなパターンを描いています。

この迷彩に関しては、ダークグリーンとレッドブラウンが重なったところは、マホガニーブラウンになっていますよ。

(フランス軍のリザード迷彩みたいですね。)

パターンはギリシャ系ともいえますが、よりキレがあって滑らかです。

色調はとても鮮やかですね。

生地は薄いヘリンボーンで軽量かつ頑丈ですよ。

デザインは、アメリカ軍M65フィールドジャケットを参考にしていますね。

エポレット付き4ポケットで、襟からフードが出せます。

(フードもちゃんと迷彩生地ですよ。)

特筆すべきはライニングで、最初からアクリル製のボアが縫い付けられています。

 (下の裾部は開放)

…ということは、キプロスって暖かい地域なのでしょうか?

4  製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1990年代

 ・製造場所                   キプロス

 ・契約会社                   キプロス

 ・製造会社                        〃

 ・材質                          コットン

                                      ナイロン

 ・表記サイズ                M

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約74センチ

                                    肩幅  約50センチ

                                    身幅  約61センチ

                                    袖丈  約59センチ                                          

 ・状態                        中古極上品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 ヤフオク

5  まとめ

全体的に暗いグリーン系の迷彩なので、例えば森林の日陰では効果を発揮しそうですね。

ただ日本の新録の季節は、その暗さ故シルエットが目立ちそうです。

このジャケットを実際に着用してみると、冬でも十分に暖かいです。

生地のヘリンボーンも風を通し難いですし、ボアは空気を溜めるので暖かいですね。

しかし、ボアが取り外しできないのが少々ネックです。

ボア無しで着たい場面もありますよね。

また、チンストラップが少々緩くて、隙間ができます。

(隙間風が吹き込んできますよ。)

ところで、キプロスの装備品は、日本では殆ど販売されていないようです。

しかしキプロスも、新しい迷彩服を導入したとの情報もあります。

今回のモデルも、後日まとまって払い下げられるかもしれませんね。

探していた方は、待ってみましょう!

 

今回は、珍しいキプロスの迷彩防寒ジャケットを分析しました。

次回は、ドイツのフライトジャケットを分析します。

お楽しみに!

参考:ギリシャ軍迷彩服の記事はこちらです。⬇︎

 トルコ軍迷彩服の記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

   ✳︎               ✳︎               ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

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