今回は、1990年代と思われるギリシャ軍迷彩フィールドジャケットを分析します。
同軍のOD単色フィールドジャケットと同様にアメリカ軍M65フィールドジャケットが原型ですね。
でもある迷彩生地のシェルを持っています!
中古品ですが、程度は良好ですよ!
目次
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1 ギリシャ陸軍迷彩フィールドジャケット(リザードパターン)とは?
1800年代の独立戦争時代から、フランスの影響を受けていたギリシャ。
現代もしっかり影響が残っているようですね。
しかしさすがに最近の個人装備は、他国の装備を参考にしたりして、新しい道を模索しているようです。
今回のモデルは、そんなギリシャ陸軍の標準的な迷彩フィールドジャケットなります。
同軍の通常迷彩ユニフォームならよく見かけますが、フィールドジャケットは珍しいですよね。
さてさて、それはどんな迷彩フィールドジャケットなのでしょうか?
今回は、ギリシャ軍装備マニアのみならず、M65フィールドジャケットファンのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
迷彩は、かつてのフランス陸軍リザード迷彩に似ていますね。
背面
前面裏側
前面にライニングがあります。
ウエストと裾にドローコードあり。
前見頃や袖には、ライナー用のボタンがあります。
背面裏側
前合わせはジッパーとダットファスナーです。
タグ
ギリシャ語は難しいですね。
材質すら読めません。
襟はチンストラップで立てることができます。
エポレットは先端がクサビタイプ。
ボタンで開閉
胸ポケット
マジックテープで開閉
腰ポケット
こちらもマジックテープで開閉
ポケット口は補強されていますね。
左ポケット上のネームタグとフード用ボタン
ネーム…発音すらできません。
左袖に階級章用マジックテープが縫い付けられていました。
おそらく兵士のカスタムではないでしょうか?
脇の通気孔は4個で刺繍です。
袖口
マジックテープで開閉
例の三角布(手甲?)も再現
背中には左右にアクションプリーツがあります。
襟の裏には、ボタンホールとジッパーが。
こういった場合、ジッパーを開けると…
やはり、ありました!
簡易フードです。
でもOD?…せっかくの迷彩装備なのに…。
フードの付け根は、伸縮素材の生地があります。
良い意味で、忠実にアメリカ軍のM65をコピーしていますね。
ジッパーはブラスにメッキでスライダーには刻印がありません。
スライダー裏側に刻印がありました。
この刻印…何処かで見たような気がします。
(YKK?)
ジャケットのライニングは、シェルとストラップで繋がっています。
もしかして…韓国製?
専用外付けフード
フードのボタンは3個ですが、襟のボタンホールは2個しかありません。
フード前合わせ細部
ドローコードの付け根は合成皮革で補強
取付例
迷彩生地に違和感はありません。
フード取り付けには、エポレットのボタンは使用しません。
フードのタグ
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3 その特徴とは?
迷彩は、一言で言うと「キレのないフランス軍リザード迷彩」です。
(失礼!)
フランス軍と同様に、ライトグリーンベースでレッドブラウン、ダークグリーンでブラッシュパターンを描いていますね。
しかし、一般的な迷彩ユニフォームに比べて、全体的に茶色味が強いですね。
(寒候期用のジャケットなので、意図的に色調を変えているようです。)
リザード迷彩のキレがないのは、
- ストロークが概ね同じ方向に流れている
- 各色のエッジが効いていない
- 刷毛のかすれ表現がない
ことなどが原因のようです。
惜しいですね!
参考:フランス軍リザード迷彩服に関する記事はこちらです。⬇︎
緊張感がないというか、まったりしてると言うか…。
でも、それもアリかもしれませんね。
(まったり…大好きです!)
生地は、やや厚めのコットンですが、とても柔らいですよ。
デザインは、小物パーツの違いはありますが、アメリカ軍のM65フィールドジャケットを忠実にコピーしています。
構成は。エポレット付、胸ポケット×2、腰ポケット×2で、襟には簡易フード(OD)を内蔵しています。
ただしダットファスナーは必要最小限で、多くはマジックテープで処理していますね。
アメリカ軍M65フィールドジャケットの記事はこちらです。⬇︎
珍しいのは、ラインニングとシェルがストラップで繋がっていることです。
バタつき、ずり上がりを抑えるためだと思いますが、この処理は独特です。
もしかしてこのジャケットは韓国製なのかも?
…なんて思いました。
よく似たライニングの処理をした韓国の迷彩フィールドジャケットに関する記事はこちらです。⬇︎
全体的な縫製は、少々雑で強度も足りない所があります。
やはり韓国製なのでしょうか?
4 製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1990年代
・製造場所 不明
・契約会社 ギリシャ
・製造会社 不明
・材 質 コットン
ポリエステル?
・表記サイズ 不明
・各部のサイズ(平置)
着丈 約76センチ
肩幅 約45センチ
身幅 約58センチ
袖丈 約60センチ
・状 態 中古良品
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
・入手難易度 3(困難)
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5 まとめ
M65フィールドジャケットでは珍しいリザード迷彩ですが、ジャケットによく似合っていますね。
(でも、できればフランス軍のリザード迷彩をも忠実にコピーしてほしかった気もします。)
そもそも、M65が傑作戦闘服なので、それをコピーした今回のモデルは、傑作に近いものと言えるでしょう。
ポケットのダットファスナーを排して、マジックテープに変更したのは評価の分かれる所ですが、これで修理が容易になり軽量化も果たせました。
簡易フードの生地がODなのが気になりますが、まず使わないので無問題でしょうか?
(では、無くてもよいのでは?…とは考えないでおきましょう!)
ライナーを入手できなかったのは残念ですが、セーターを着込めば冬でも使用できそうですよ。
サイバイバルゲーム、狩猟、野鳥観察、キャンプは言うに及ばず、意外と使えるのがバイク用のジャケットとしてです。
迷彩のインパクトはともかく、4ポケットは免許証、サイフ等の小物を入れるのに最適ですね。
すぐにスタンドカラーになり、ウエストにはドローコードもありますので、肌寒くなる季節くらいまでならカバーしてくれるジャケットと言えるでしょう。
惜しいのはショップでは全く見かけることがなく、ネットでも少数派ということですね。
アメリカ軍のウッドランドやACUが氾濫(?)している現在、他者との差別化を図るため、ギリシャ軍の迷彩フィールドジャケットは如何ですか?
目立ちますよ!
(迷彩ですが…。)
今回は、珍しいギリシャ陸軍の迷彩フィールドジャケットを分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それでは、また次回をお楽しみに!
(20220913更新)
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参考:その他のギリシャ軍装備ん関する記事はこちらです。⬇︎
その他の国のリザード迷彩装備はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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