いつだってミリタリアン!

このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

旧ソ連の軍服(?)KGB国境警備隊迷彩服(P–79)とは? 0211 USSR ミリタリー

こんにちは!

今回は、旧ソ連の悪名高き(?)KGBが使用していた迷彩服を分析します。

ずっと探していた迷彩服ですが、偶然デッドストックを入手できました!

本当に、良い時代になりましたね。

スポンサーリンク 

 

スポンサーリンク

   目次

1  旧ソ連の軍服 KGB国境警備隊迷彩服(P–79)とは?

現ロシアのプーチン大統領も所属していたKGB(ソ連国家保安委員会)。

冷戦時代は、CIAと並んで恐ろしい組織の代名詞でした。

KGBは、西側各国での諜報活動など、ここでは書けない内容の活動をしていましたね。

また、国境警備も任務でした。

今回の迷彩服は、その国境警備隊が使用していたモデルになります。

独特の迷彩は、当時大流行したTVゲーム(死語!)に擬えて、「インベーダー迷彩」とも呼ばれたりしました。

さて、どんな迷彩服でしょうか?

早速、確認していきましょう!

2  迷彩服の全体及び細部写真

ジャケット

前面

 独特の迷彩ですね。

f:id:akmuzifal6489:20191024065903j:image

 

背面
f:id:akmuzifal6489:20191024065855j:image

 

前面裏側

ライナーを取り付けるボタンやジッパーはありません。
f:id:akmuzifal6489:20191024065802j:image

 

背面裏側

イエローグリーンが少し裏側まで滲んできています。
f:id:akmuzifal6489:20191024065757j:image

 

前合わせはボタンのみ
f:id:akmuzifal6489:20191024065716j:image

 

各種スタンプ
f:id:akmuzifal6489:20191024065846j:image

 

サイズスタンプ

後の各種迷彩服より明瞭ですね。
f:id:akmuzifal6489:20191024065859j:image

 

生地の番号でしょうか?
f:id:akmuzifal6489:20191024065655j:image

 

エポレットはテーパーなしのクサビ型です。
f:id:akmuzifal6489:20191024065851j:image

 

胸ポケット

ボタンで開閉 

ボタンホールはポケットフラップに付いていますが。

でもポケットフラップの中央には縫い目が。

(この処理で、意外とボタンが留め難いです。)
f:id:akmuzifal6489:20191024065641j:imagef:id:akmuzifal6489:20191024065943j:imagef:id:akmuzifal6489:20191029181335j:image

 

腰ポケット

胸ポケットと同様です。
f:id:akmuzifal6489:20191024065659j:imagef:id:akmuzifal6489:20191024070922j:image

 

袖ポケット(両袖にあります。)

こちらはマジックテープで開閉
f:id:akmuzifal6489:20191024065726j:imagef:id:akmuzifal6489:20191024065637j:image

 

袖口

マチ付きでボタンで開閉
f:id:akmuzifal6489:20191024065704j:imagef:id:akmuzifal6489:20191024065939j:imagef:id:akmuzifal6489:20191024065912j:image

 

肘の補強生地

ラグビーボール型です。
f:id:akmuzifal6489:20191024065930j:image

 

ウエストと裾のドローコード

その間に用途不明の布テープが。何を固定するのでしょうか?

f:id:akmuzifal6489:20191024065721j:image

 

背中のアクションプリーツ(裾まで伸びています。)
f:id:akmuzifal6489:20191024065814j:image

 

裏側にも。
f:id:akmuzifal6489:20191024065908j:image

 

脇の通気孔

ボタンホール型です。
f:id:akmuzifal6489:20191024065843j:image

 

内ポケット 

ボタンで開閉

使用されている生地ののカラーが、「ソ連」していますね。
f:id:akmuzifal6489:20191024065646j:image

 

袖の付け根は、頑丈に縫製されています。
f:id:akmuzifal6489:20191024065822j:image

 

トラウザース

前面

f:id:akmuzifal6489:20191024065921j:image

 

背面
f:id:akmuzifal6489:20191024065935j:image

 

前面裏側

トラウザースは、イエローグリーンが裏面までかなり染みてきています。
f:id:akmuzifal6489:20191024065708j:image

 

背面裏側
f:id:akmuzifal6489:20191024065629j:image

 

前合わせはボタンとホックです。
f:id:akmuzifal6489:20191024065834j:image

 

サイズ及びデータ すたんぷ
f:id:akmuzifal6489:20191024065827j:image

 

右腰、ベルトループ下の小スラッシュポケット

チノパンのように懐中時計入れでしょうか?
f:id:akmuzifal6489:20191024065952j:image

 

側面の腰ポケット

ボタンで開閉
f:id:akmuzifal6489:20191024065633j:imagef:id:akmuzifal6489:20191024065731j:image

 

ウエストの調整タブ
f:id:akmuzifal6489:20191024065805j:image

 

ホック

かなり頑丈に縫われています。
f:id:akmuzifal6489:20191024065830j:imagef:id:akmuzifal6489:20191024065712j:image

 

腰スラントポケットと小ポケットの記OD生地
f:id:akmuzifal6489:20191024065809j:image

 

股の補強生地
f:id:akmuzifal6489:20191024065818j:image

 

裾には、最初からループとそれを固定するボタンを装備
f:id:akmuzifal6489:20191024065650j:image

 

裾もドローコードあり。

ループの装着状況
f:id:akmuzifal6489:20191024065916j:imagef:id:akmuzifal6489:20191024065735j:image

 

今回のモデルは、トラウザース

前面が細い線状に縫われていました。

これなら、アイロンを当てなくても、シャキッとしているように見えますね。
f:id:akmuzifal6489:20191024065925j:image

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

3  その特徴とは?

迷彩は、オリーブグリーンをベースにイエローグリーンで葉形や雲型を描いています。

イエローグリーンの輪郭を、四角のギザギザで表現しているため、「デジタル迷彩」とかとも呼ばれていました。 

生地はコットンツイルで、後の通称VSR迷彩とは少々違っているように見えますね。

デザインは、いわゆる「アフガンタイプ」と呼ばれる、それまでのソ連軍戦闘服を改良したポケットの多いタイプになっていますよ。

(結局、ソ連崩壊までこのデザインが各種迷彩服に使用されましたね。)

アメリカ軍のBDU(バトルドレスユニフォーム)がデザインの原型という説もあります。

デザイン上の識別点は、ジャケット背中の、裾まで続くアクションプリーツと両袖ポケット。

それにトラウザースの裾に展開できるループです。

4  製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1980年代末

 ・製造場所                   ソ連

 ・契約会社                   ソ連

 ・製造会社                     〃

 ・材質                          コットン

 ・表記サイズ                50–3

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約77センチ

                                    肩幅  約47センチ

                                    身幅  約58センチ

                                    袖丈  約59センチ   

                          ウエスト  約40センチ

                                    股上  約30センチ

                                    股下  約74センチ

                                    着丈  約102センチ

          裾幅  約22センチ                                  

 ・状態                        デッドストック

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 ヤフオク

5  まとめ

若い方はご存知ないと思いますが、この迷彩服の初期型は、東京の老舗ミリタリーショップがモデル品を販売していました。

ところが、あまりに忠実に再現されていたことから、なんとアメリカ軍が大量に購入したそうですよ。

(なんでも仮想敵部隊で使用したそうです。そこまでこだわるのですね。)

ソ連崩壊から、もうすぐ30年。

旧ソ連軍物は、加速的に少なくなっていますね。

特にKGB関連装備は、人気があって品薄ですよ。

程度の良いものを見つけたら、万難を排して保護してあげましょう!

いつか、きっと恩返ししてくれますよ。

 

今回は、旧ソ連KGBの有名な迷彩服を分析しました。

次回は、東側つながりで、旧東ドイツの迷彩服を分析します。

お楽しみに!

参考:旧ソ連の各種迷彩服に関する記事はこちらです。⬇︎ 

 今回のモデルの原型となったアメリカ軍BDUの記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

   ✳︎               ✳︎               ✳︎

スポンサーリンク

スポンサーリンク

カチューシャ Sung by カチューシャ&ノンナ

カチューシャ Sung by カチューシャ&ノンナ

  • カチューシャ(CV.金元寿子)、ノンナ(CV.上坂すみれ)
  • サウンドトラック
  •  
  • provided courtesy of iTunes