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インベーダー迷彩です!【旧ソ連の軍服】KGB国境警備隊迷彩ユニフォーム(P79・後期型)とは?0211 USSR ミリタリー

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今回は、1980年代の旧ソ連KGB国境警備隊迷彩ユニフォームを分析します。

独特の迷彩とデザインが特徴ですね。

ずっと探していましたが、偶然デッドストックを入手できました!

本当に、良い時代になりましたね。

   目次

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1  旧ソ連軍KGB国境警備隊迷彩服(P79・後期型)とは?

現ロシアのプーチン大統領も所属していたKGB(ソ連国家保安委員会)。

 

冷戦時代は、CIAと並んで恐ろしい組織の代名詞でした。

 

KGBは、いわゆる西側各国での諜報活動など、ここでは書けない内容の活動をしていましたね。

 

また、国境警備も任務でした。

 

今回の迷彩ユニフォームは、その国境警備隊が使用していたP79というモデルになります。

 

初期型から大幅にモデルチェンジした後期型ですね。

 

独特の迷彩パターンは、当時大流行したTVゲーム(死語!)に擬えて、「インベーダー迷彩」とも呼ばれたりしましたよ。

 

さてさて、それはどんな迷彩ユニフォームなのでしょうか?

 

今回は、旧ソ連軍マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  全体及び細部写真です!

ジャケット
前面
独特の迷彩ですね。
デザインは、いわゆる「アフガンカ」です。

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背面
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前面裏側
ライナーを取り付けるボタンやジッパーはありません。
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背面裏側

イエローグリーンが少し裏側まで滲んできています。
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前合わせはボタンのみ
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各種スタンプ
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サイズスタンプ
後の各種迷彩服より明瞭ですね。
ジャケットは1991年度契約品です。
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生地の番号でしょうか?
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エポレットはテーパーなしのクサビ型です。
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胸ポケット

ボタンで開閉 

ボタンホールはポケットフラップに付いていますが。

でもポケットフラップの中央には縫い目が。

(この処理で、意外とボタンが留め難いです。)
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腰ポケット
胸ポケットと同様でボタンで開閉。
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袖ポケット(両袖にあります。)
こちらはマジックテープで開閉
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袖口
マチ付きでボタンで開閉
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肘の補強生地
ラグビーボール型です。
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ウエストと裾のドローコード
その間に用途不明の布テープが。
何を固定するのでしょうか?f:id:akmuzifal6489:20191024065721j:image

 

背中のアクションプリーツ(裾まで伸びています。)
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裏側にも。
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脇の通気孔
ボタンホール型です。
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内ポケット
左右にあります。 
ボタンで開閉
使用されている生地のカラーが「旧ソ連」していますね。
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袖の付け根は、とても頑丈に縫製されています。
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トラウザース
前面f:id:akmuzifal6489:20191024065921j:image

 

背面
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前面裏側

トラウザースは、イエローグリーンが裏面までかなり染みてきています。
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背面裏側
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前合わせはボタンとホックです。
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サイズ及びデータスタンプ
トラウザーズは1989年度契約品です。
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右腰、ベルトループ下の小スラッシュポケット
チノパンのように懐中時計入れでしょうか?
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側面の腰ポケット
ボタンで開閉
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ウエストの調整タブ
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ホック

かなり頑丈に縫われています。
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腰スラントポケットと小ポケットのOD生地
ウエストにはカーキの補強生地あり。
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股の補強生地
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裾にはストラップとそれを固定するボタンを装備
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裾もドローコードあり。
ループはこんなふうに土踏まずを通して使用します。
これは長いブールを履いた時の裾捲り上がり防止ですね。
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今回のモデルは、トラウザース前面が細い線状に縫われていました。
これなら、アイロンを当てなくても、シャキッとしているように見えますね。
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3  その特徴とは?

迷彩は、オリーブグリーンをベースにイエローグリーンで葉形や雲型を描いています。

 

イエローグリーンの輪郭を、四角のギザギザで表現しているため、「デジタル迷彩」とも呼ばれていました。 

 

生地はコットンツイルで、後の通称VSR迷彩とは少々違っているように見えますね。

 

デザインは、いわゆる「アフガンカ」と呼ばれる、それまでのソ連軍戦闘服を大幅に改良したポケットの多いタイプになっていますよ。

(結局、ソ連崩壊までこのデザインが各種迷彩服に使用されましたね。)

 

構成は、ジャケットがエポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2、袖ポケット×2、内ポケット×2。

 

トラウザースは、腰スラントポケット×2、膝ポケット×2、腰小ポケットです。

 

このデザインは、アメリカ軍のBDU(バトルドレスユニフォーム)がデザインの原型という説もありますね。

 

デザイン上の識別点は、ジャケット背中の裾まで続くアクションプリーツと両袖ポケット。

 

それにトラウザースの裾に開放できるループが付いているところです。

 

全体的な縫製は、当時のソ連軍にしては丁寧で正確です。

4  製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1980年代〜90年代

・製造場所     旧ソ連

・契約会社     旧ソ連

・製造会社      〃

・材  質     コットン

・表記サイズ    M

         (日本人のL)

・各部のサイズ(平置)

           ジャケット

          着丈 約77センチ

          肩幅 約47センチ

          身幅 約58センチ

          袖丈 約59センチ

           トラウザーズ

        ウエスト 約40センチ

          着丈 約102セン

          股上 約30センチ

          股下 約74センチ

          裾幅 約22センチ

・状  態     デッドストック

・官民区分     官給品

・入手場所     ヤフオク

・入手難易度    4(極めて困難)

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5  まとめ

若い方はご存知ないと思いますが、この迷彩服の初期型は東京の老舗ミリタリーショップがモデル品を販売していました。

 

ところが、あまりに忠実に再現されていたことから、なんとアメリカ軍が大量に購入したそうですよ。

(なんでも仮想敵部隊で使用したそうです。そこまでこだわるのですね。)

 

一方ソ連崩壊から30年。

 

旧ソ連軍物は、加速度的に減ってきていますね。

 

特にKGB関連装備は、元々数が少なくかつ人気があることから世界的に品薄です。

 

程度の良いものを見つけたら、万難を排して保護してあげましょう!

(いつか、きっと恩返ししてくれますよ。)

 

探しているあなたは、国内外のオークションや、旧東側に強いショップを当たってみましょう!

 

今回は、旧ソ連KGBの有名な迷彩ユニフォーム(P79・後期型)を分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それでは、また次回お楽しみに!

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参考:P79の前期型に関する記事はこちらです!

www.military-spec-an.com

その他の旧ソ連の各種迷彩服に関する記事はこちらです。⬇︎ 

www.military-spec-an.com

今回のモデルの原型となったと思われるアメリカ軍BDUの記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

    ✳︎     ✳︎     ✳︎

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