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アメリカとイギリスの影響を受けています!【フィリピンの軍服】陸軍迷彩ジャケット(DPM系迷彩)とは?0215 🇵🇭 ミリタリー

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今回は、2010年代のフィリピン軍の迷彩ジャケットを分析します。

わりと新しい迷彩ですが、殆ど使用されていない状態で放出されたようです。

…ということは、もしかして…。

中古品ですが程度は極上ですよ!

   目次

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1  フィリピン陸軍迷彩ジャケット(DPM系迷彩)とは?

第二次大戦後の1946年に、アメリカから独立したフィリピン。

 

その後もアメリカ軍基地が国内に存在したり、アメリカ軍との合同演習が実施されたりと、何かとアメリカに近い国でした。

 

元々アメリカの植民地だった影響からでしょうか?軍装備品もアメリカ系が基本となっています。

(でも現在は、各国から優秀な装備を集めて使用しているようですね。)

 

個人装備でも、アメリカ軍のものを基本とし、フィリピン独自の改良を加えていますよ。

 

今回のモデルは、そんなフィリピン陸軍の迷彩ジャケットにになります。

 

メリハリの効いた迷彩が特徴です。

 

さてさて、それはどんな迷彩ジャケットなのでしょうか?

 

今回は、世界の迷彩服をコレクションしているあなたと一緒に、確認していきましょう! 

2  全体及び細部写真です!

前面
一見、イギリス軍のDPMに見えますが、色調、パターンとも全く違いますね。f:id:akmuzifal6489:20191101221533j:image

 

背面
タン以外の色調さが少ないのが特徴です。
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前面裏側f:id:akmuzifal6489:20191101221511j:image

 

背面裏側
迷彩は裏側へ透けて見えます。
(こちらの迷彩もなかなかキレイですね。)
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前合わせはボタンのみです。
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サイズタグ
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データタグ
細かく記載されていますよ。
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胸ポケット
アメリカ軍のジャングルファーティーグのようなデザインですね。
プリーツとマチ付き、2個のボタンで開閉
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腰ポケット
こちらも胸ポケットと同様です。
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袖口
ボタンで調整
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肘の補強生地
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左胸ポケット
ポケットフラップにスリットがあってペンが差せます。
ポケットの中にはペンポケットが。f:id:akmuzifal6489:20191101221436j:imagef:id:akmuzifal6489:20191101221454j:imagef:id:akmuzifal6489:20191101221506j:image

 

ウエストの調整タブ
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ボタン
(糸が通っていませんね、😅)
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階級章フィリピン陸軍階級章スポンサーリンク

 

 

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3  その特徴とは?

迷彩は、タンをベースにマホガニーブラウン、デープグリーン、ブラックを用いて、雲、葉または刷毛塗りのようなパターンを描いています。

 

イギリス軍のDPMに似ているとの話もありました。

 

でもよく見ると迷彩のストロークが一部丸く刷毛で塗ったようになっているだけで、パターン自体は全く違いますね。

(以前のモデルには、確かにDPMに似たパターンを採用していた時期もありましたが…。)

 

特筆すべきは、ブラウン、グリーンそしてブラックの明度差が殆どない事です。

 

そのため、遠目には2色迷彩に見えますよ。

 

生地は、薄いリップストップですが、アメリカ軍のBDUなどに比べて少々固めです。

(今回のモデルが、まだ新しいからそう感じるのかもしれませんが。)

 

デザインは、アメリカ軍がベトナム戦争当時に採用した、トロピカルコンバットユニフォーム(通称ジャングルファーティーグ)が原型のようです。

 

でも、各ポケットに角度は付いていません。

 

勿論、エポレット、内ポケットはありませんよ。

 

全体的な縫製は、少々荒いですが、強度は必要十分ですね。

4  製造とサイズのデータです!

製造・契約年度 2017年

製造場所    フィリピン

契約会社    フィリピン

製造会社     〃

材  質    コットン

表記サイズ   L–R

       (日本人のXL)

各部のサイズ(平置)

       着丈 約83cm

       肩幅 約50cm

       身幅 約66cm

       袖丈 約62cm

状  態   中古極上品

官民区分   官給品

入手場所   ヤフオク

入手難易度  3(困難)

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5  まとめ

メリハリの効いた迷彩ですので、森やジャングルの木漏れ日が当たる日陰で効果が高そうです。

 

日向でも、迷彩の持つ分裂効果で、停止間では効果がありそうです。

 

使える迷彩服かもしれまんね。

 

実際に着用してみると、少々生地は硬いですが着心地は悪くなく、通気性は抜群です。

 

生地がリップストップというのも、助かりますね。

(サバイバルゲームや野鳥観察にガンガン使えそうです。)

 

現在、日本では数が少ないですが、今回のモデルは殆ど使用感のない極上品でした。

 

しかも2017年製品です!

 

いくらなんでも、新し過ぎるのではないでしょうか?

 

昨今の各国迷彩事情を考えますと、もしかしてフィリピン陸軍は、デジタル迷彩に変更されたのかもしれませんね。

(海軍、海兵隊は2008年ころから専用のデジタル迷彩を採用していますが。)

 

詳細は不明ですが、今後も調査を継続します。

 

今回は、フィリピンの迷彩ジャケットを分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それでは、また次回をお楽しみに!

(20230327更新)

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参考:アメリカ軍ジャングルファーティーグ関連の記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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