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ファッションにもおすすめ!【フランスの軍服】陸軍砂漠用迷彩ジャケット(CCE・デザート)とは? 0440 🇫🇷ミリタリー

今回は、1990年代のフランス軍砂漠用迷彩ジャケットを分析します。

以前、半袖のシャツを分析しましたが、今回は通常の戦闘服になります。

湾岸戦争タイプより、一つ後のモデルのようですよ!

中古品ですが、程度は良好です!

   目次

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1  フランス陸軍砂漠用迷彩ジャケット(CCEデザート)とは?

永らく迷彩服を外人部隊限定で運用していたフランス軍(研究は継続していました。)ですが、1980年台後半から突然迷彩服を一般兵科にも再支給を開始しました。

(流石のフランスも、世界の趨勢には逆らえなかったようですね。)

 

その迷彩は、CCE(中央ヨーロッパ迷彩)と呼ばれるパターンでした。

 

当時は、日本でもこの迷彩については賛否両論で、効果の有無、凄味の有無などが問題になりましたね。

(あなたもガッカリしたのではないでしょうか?)

 

以降フランス軍は、このCCE迷彩一本で全ての衣類の迷彩を賄っています。

 

今回のモデルは、そのCCE迷彩のデザート(砂漠)版ということで製造されたものです。

 

OD単色のM64ジャケット以降の伝統的なフラアンス戦闘服ですが、大きな違いがありましたよ!

 

さてさて、それはどんな砂漠用み最ジャケットなのでしょうか?

 

今回はフランス軍装備マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  全体及び細部写真です!

前面f:id:akmuzifal6489:20200617142009j:image

 

背面
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前面裏側
内ポケットはありません。
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背面裏側
濃いブラウンのみ裏側に透けていますね。
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前合わせはジッパー、ボタンそして下端のマジックテープです。
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タグ
1995年契約品です。
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エポレット
テーパー付きのクサビ型です。
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胸ポケットとネイムタグ用マジックテープ
垂直のジッパーで開閉
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袖口はマチ付きでダットファスナーで開閉・調整
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裾の左右にはゴムを内蔵
フランスは、裾を絞るのが好きですね。
とうとう官給品で標準装備です。
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デザートパターン専用のボタン(大)
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専用ボタン(小)
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袖ダットファスナーの表面
反射防止加工済み
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胸ポケットのジッパー
刻印は「DMC」
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フランスの国籍パッチ
大きいですね。
サブデュード(低視認性)仕様
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その下には部隊パッチ用(?)のマジックテープが。
何故か菱形が多いですね。
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迷彩パターン
拡大すると、何処かの地図みたいですね。
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3  その特徴とは?

迷彩は、デザートピンクをベースに、カーキーグレイとブラウンで、帯状のパターンを描いています。

 

明らかにCCE迷彩の色違いですね。

(ブラックが省略されていますので、合計3色ですね。)

 

ただ、このパターンは生地の裁断によって、全く違う迷彩に見えるのが特徴です。

 

生地は薄いヘリンボーンツイル(杉綾織)で、軽量かつ丈夫しかも通気性にも優れているものですね。

(フランス軍は、この生地を多用しますが、これって高級生地ですよね。)

 

デザインは、エポレット付き、胸ポケット×2です。

 

湾岸戦争(1991年〜1993年)時に多用された戦闘服は、腰ポケットがありましたが、今回のモデルは省略されています。

 

おそらく、ボディアーマー(防破片ベスト)装着を最初から想定しているのでは?

 

また裾左右にはゴムを内蔵していて、身体に密着するようになっています。

(この処理もフランス軍は大好きですね。個人でよくカスタムしていました。)

 

さすがフランス製だけあって、縫製は正確、丁寧で安心感がありますね。

4  製造とサイズのデータです!

・製造又は契約年度 1995年

・製造場所     フランス

・契約会社     フランス

・製造会社      〃

・材  質     コットン

          ナイロン

・表記サイズ    104C

         (日本人のL)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約68センチ

          肩幅 約46センチ

          身幅 約56センチ

          袖丈 約59センチ

・状  態     中古極上品

・官民区分     官給品

・入手場所     ヤフオク

・入手難易度    1(容易)

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5  まとめ

かねてよりフランス軍CCE迷彩は、好きな迷彩ではありませんでした。

 

でもこうやってコレクションを撮影しているうちに、まんざらでもない迷彩では?…と思うようになりましたよ。

(目が慣れてきた?)

 

今回の迷彩は、さすがに鳥取砂丘でも目立ってしまうようなものですが、砂漠によっては効果があるのかも知れませんね。

 

この迷彩服も、サバイバルゲームでは使用できるフィールドや季節が限定されそうです。

 

もしかして野鳥観測や狩猟には向いているのでしょうか?

(実際に効果があるのか確認したい衝動に駆られます。)

 

一見、迷彩に見えないことから、むしろファッション関連で需要が多いかも知れませんね。

 

実際に着用してみると、身体にフィットしていてとても動きやすいです。

 

でも、胸のポケットは固く重いものは入れられないですね。

(内容物が肌に当たって不快です。)

 

あと腰ポケットがないのは、少々不便でした。

 

この点は一つ前のモデルが使い易かったですね。

(ジャケットのポケットをあまり使用しない方には無問題です。)

 

ところで、今回のモデルは、まだまだ入手可能です。

 

今や、大手通販サイトでも販売されているようですよ。

 

しばらく安心ですね。

 

私も、今後はトラウザースや一つ前のモデルを入手したいです。

 

今回は、ちょっと前のフランス軍砂漠用迷彩ジャケットを分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それでは、また次回をお楽しみに!

(20221007更新)

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参考:他のフランス軍CCE装備はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

 フランス軍が1950年代に開発した迷彩服はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

    ✳︎     ✳︎     ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

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