こんにちは!
今回は、2010年代の韓国軍海兵隊迷彩フィールドジャケットを分析します。
以前、同じ迷彩のシャツを分析しました。
今回はその上に着用する防寒着ですね。
残念ポイントのある中古品ですが、程度は良好ですよ!
目次
- 1 韓国軍海兵隊迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩)とは
- 2 韓国軍海兵隊迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩)の全体及び細部写真
- 3 韓国軍海兵隊迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩)の特徴とは?
- 4 韓国軍海兵隊迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩)の製造とサイズのデータ
- 5 韓国軍海兵隊迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩)まとめ
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1 韓国軍海兵隊迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩)とは
韓国軍海兵隊もやはりアメリカ軍海兵隊を参考に創設された部隊ですね。
装備や考え方がとても似ているようです。
特に感じるのは、各種装備品の優先順位ですね。
アメリカ軍もそうでしたが、韓国軍も陸軍の装備よりやや旧式のものを使用している場合が多いです。
(アメリカ軍の場合、湾岸戦争では陸軍がM–1戦車だったのに、海兵隊はM60(!)でしたね。)
例えば、現在韓国が不法占拠している島根県の竹島で行われた先般の演習。
韓国陸軍と海兵隊が参加していましたが、陸軍が最新のマルチカム系迷彩や各種タクティカル装備満載だったのに対し、海兵隊は従来と大きく変わらない装備だったりしてました。
やはり海兵隊は、真っ先に敵地に乗り込んでいくのが任務ということを考えると、少々古くても、より身軽な装備が良いのでしょうか?
それはともかく、今回のモデルはそんな海兵隊専用のフィールドジャケットになります。
迷彩は海兵隊独自のものですが、全般的なデザインは陸軍と大きく変わらないように思えますね。
さてさて、それはどんな迷彩フィールドジャケットなのでしょうか?
今回は、韓国軍マニアのみならず、現職自衛官や海上保安庁のあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 韓国軍海兵隊迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩)の全体及び細部写真
前面
背面
前面裏側
ライニングを取り付けるボタンやジッパーなどは一切ありません。
背面裏側
襟はチンストラップで立てることができます。
前合わせはジッパーのみです。
本来ならタグがあるはずなのですが、キレイに外されていました。😞
ライニングは一定の感覚で縦糸が縫い付けられています。
(航空自衛隊の制電作業服みたいですね。🤔)
エポレット
テーパーなしのクサビ型です。
胸ポケット
中央にプリーツがあります。
ボタンで開閉
ボタンは迷彩プラスティック製のアメリカ軍タイプ
腰ポケット
こちらはマジックテープで開閉
袖ポケット
プリーツがあります。
マジックテープで開閉
表面にペンポケット(3本)があります。
袖
肘から下でテーパーが付いています。
ジッパーは上下から開くダブルジッパーです。
海兵隊タグ
背中にはアクションプリーツあり。
迷彩パターン
地層の褶曲みたいなパターンですね。
所々に海兵隊のマークがプリントされています。
ウエストのドローコード
迷彩生地の裏側は、ライトカーキでベタベタしています。
(陸軍のフィールドジャケットもそうでしたね。)
防水加工でしょうか?
ライニングの下部はフリーです。
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3 韓国軍海兵隊迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩)の特徴とは?
迷彩は、ライトカーキの生地にベージュ、タン、濃淡2色のグリーンの小さなダットで、川の流れのような、水草や海藻のような…地層の褶曲にも見えるパターンを描いています。
(所々に韓国軍海兵隊のマークもプリントされています。)
陸軍の迷彩とは、全く違うパターンですね。
生地はポリエステルの平織で、軽量かつ丈夫ですよ。
裏面に何かをコーティングしてあって、防水性能が高そうです。
(でも、夏にこれを着ると蒸すかもしれませんね。また、ポケットなどの水が抜けにくそうです。)
全体的な縫製は、正確かつ丁寧で、裏面縫い目にはちゃんとシームシールが貼られています。よ。
(やはり防水処理がされているのでしょうか?)
4 韓国軍海兵隊迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2010年代
・製造場所 韓国
・契約会社 韓国
・製造会社 〃
・材 質 ポリエステル
・表記サイズ 不明
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約78センチ
肩幅 約48センチ
身幅 約58センチ
袖丈 約59センチ
・状 態 中古良品
・官民区分 官給品
・入手場所 東京のイベント
・入手難易度 1(容易)
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5 韓国軍海兵隊迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩)まとめ
生地の裏に、防水剤(?)などをコーティングするのは最近の韓国軍装備のブームなのでしょうか?
このコーティングがゴアテックスのような機能(身体からの水蒸気は外へ排出するが、水滴は通さない)を持つなら、極寒の地である韓半島ではとても有効な衣類ですね。
かつての朝鮮戦争では、通気性の殆どない衣料品が多く、衣類の内側に溜まった水滴が凍って、凍傷を誘発するという事例が報告されています。
それが防げると、冬も快適に作戦できるかもしれませんね。
さて今回のアイテムですが、現在大手通販サイトやオークション&フリマ等でよく見かけます。
入手は容易ですね。
でも、まだ新しい装備ですので、慌てて購入するほどでもなさそうです。
現職自衛官、海上保安庁のあなたは、ぜひ今回の記事を参考にして、識別眼を養ってください!
(敵を知り、己を知らば…。)
今回は、お馴染み韓国軍海兵隊の最新デジタル迷彩フィールドジャケットを分析しました。
次回は、イタリア軍のフライトジャケットを分析します。
お楽しみに!
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参考:他の韓国軍海兵隊の装備品はこちらです。⬇︎
韓国陸軍のデジタル迷彩服はこちらです。⬇︎
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つい先日、お世話になってる「はてなブログ」さんから、暖かいメッセージをいただきました!
あっという間の2年でした。😃
こうやって続けることができたのも、はてなブログさんと、ブログを読んでくださるあなたのおかげです。
本当にありがとうございました。😭
今後も「私の人生の物語を書き残そう(大袈裟!)」と思います。
これからも「いつだってミリタリアン!」をよろしくお願いいたします。
読んでいただき、ありがとうございました。
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