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【韓国の軍服】陸軍迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩・花崗岩迷彩)とは? 0136 🇰🇷ミリタリー

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今回は、韓国陸軍のデジタル迷彩のフィールドジャケットを分析します。

おそらく一番新しいモデルです。

驚くべきことが判明しました。

今回のアイテムは、中古品でかなりの使用感があります。

目次

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1  韓国陸軍迷彩フィールドジャケット(デジタル迷彩・花崗岩迷彩)とは?

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韓国軍の迷彩服の歴史は、朝鮮戦争時代に遡ります。

 

戦争当時、国連軍(イギリスやアメリカ)から供与された迷彩服を着用したのが始まりになりますね。

(一部で特殊な迷彩服も着用したようですが、この話は後日アップします。)

 

日本より早いですね。

 

その後ベトナム戦争くらいからは、韓国オリジナル迷彩服も開発(この当時はダックハンター型)しています。

 

1980年代からは、アメリカ軍のウッドランド迷彩にヒントを得た迷彩を採用していましたが、昨今のデジタル迷彩の流行に鑑み、2000年代からはオリジナルの新しいデジタル迷彩を採用していますね。

 

その一種が今回の陸軍モデルです。

 

その独特の迷彩パターンから「花崗岩迷彩」とも呼ばれていますよ!

 

さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?

 

今回は、韓国軍装備マニアのみならず、現職自衛官のあなたと一緒に、確認していきましょう!

 

今回のテーマは、「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」ですよ!

2  韓国陸軍迷彩フィールドジャケットの全体及び細部写真

前面  

かなり複雑な迷彩ですね。

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背面
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前面裏側  

ライニングはダークグリーンです。
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背面裏側
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前合わせはジッパーとマジックテープです。
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サイズとデータタグ  

一番上の数字は形式ではなく、サイズ(おそらく胸囲)になります。
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ネイムタグ

実際に使用されていたものなので、オーナーの氏名が記載されていました。
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エポレットは、先端がクサビ型です。  

よく見るとボタンはブラックとグリーンの迷彩です。
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胸ポケット  

プリーツが付いています。

ボタン1個で開閉
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腰ポケット  

こちらはマジックテープで開閉
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ジッパーは使い勝手の良いダブルジッパーです。 刻印は裏側のみでした。
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右袖ポケット  

マジックテープで開閉  

袖との角度が独特です。
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左袖ポケット  

マジックテープで開閉  ポケットの表面にペンポケットがあります。こちらも角度が。

それと…
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ポケットの下にジッパーで隠しポケットがありました。
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背中にはアクションプリーツが。
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襟はチンストラップでスタンドカラーになります。

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生地は、べとっとしていて、何かコーティングしてある感じです。

裏面はベージュで、やや迷彩が透けています。
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丁寧にシームシールがしてありましたが、経年変化で浮き上がっています。
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ライニングとシェルは、テープで繋がっています。どこかのジャケットもありましたね。
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左袖の隠しポケットに階級章が入っていました。返納忘れ(?)でしょうか?

階級章は、左胸ポケットフラップのマジックテープに装着します。
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迷彩パターン
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3  その特徴とは?

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迷彩は、タンをベースにグレイグリーン、ダークグリーン、ブラックグリーン、ダークブラウンで複雑なパターンを構成しています。

 

全体的に暗い迷彩ですね。

 

生地は化繊のようで、表面は艶消しですが、裏面は艶があります。

 

何かをコーティングしてあるのでしょうか、ベタベタしていますよ。

(防水加工なのかもしれませんね。)

 

デザインは、胴体に4ポケット、袖に2ポケットの典型的なフィールドジャケットです。

 

しかし左袖のパッチポケットには、その下にジッパーで開閉する隠しポケットがありますね。

 

アメリカ軍フライトジャケットに似ていますよ。 

 

全体的な縫製は、丁寧で正確ですが、シームテープについては、剥がれることの方が多いようです。

4  製造とサイズのデータ

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・製造又は契約年度 2013年

・製造場所     韓国

・契約会社     韓国

・製造会社      〃

・材質       不明

・表記サイズ    M95

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約74センチ

          肩幅 約48センチ

          身幅 約58センチ

          袖丈 約59センチ

・状  態     中古並品

・官民区分     官給品

・入手場所     東京のイベント

・入手難易度    2(やや困難)

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5  韓国陸軍迷彩フィールドジャケットまとめ

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前作のウッドランド系迷彩は、コピーではなかったのですが、なんとなくアメリカ軍系でした。

 

でも今回のモデルは、なかなか個性的な迷彩服と言えます。

 

元々韓国は各種迷彩服を製造して、世界各国(主に発展途上国)に輸出したりしています。

 

有名なベトナム戦争当時のタイガーストライプも、韓国製が存在したことが確認されていますね。

 

効果はともかく、迷彩服の製造においては、ベルギーなどに並ぶ迷彩服先進国なのかもしれません。

 

今回のモデルは、全体的に暗い迷彩であることから、森林地帯の日陰では効果を発揮しそうです。

 

でもこの迷彩服は、通気性が悪くて兵士には不評だという情報もあります。

 

本当でしょうか?

 

その昔ウッドランド系迷彩の時代、韓国軍の迷彩服は入手困難でした。

 

東京のミリタリーショップの店員さんによると、廃品と言えど軍からの放出には制限が掛けられているとのことでした。

 

確かに朝鮮戦争は継続しているので、装備が北に渡ったら大変だ…なんて一人納得していました。

 

今でも制限されているのでしょうか?

 

現時点では、ネットオークションを主体に、最新の迷彩服が入手できています。

 

しかし普段着として着用するのは、やはり控えた方が良さそうですね。

 

何故なら、韓国と北朝鮮は一時的に「休戦」しているだけなのですから。

 

現職自衛官のあなたは、ぜひ今回の記事を参考にして、識別眼を養ってほしいですね。

 

ところでこの迷彩服に関する新しい事実が確認されました。

 

なんと同じ迷彩パターンの色違いが、ある国によって使用されていました。

 

何かしら、韓国が関係しているようです。

(詳しくは下のTwitter記事をご覧ください!)

 

今回は、新しい韓国軍の迷彩服を分析しました。

次回は、再度北欧の迷彩服を分析します。

お楽しみに。

(20210819更新)

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参考:ひとつ前の型の韓国陸軍迷彩服はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

韓国海兵隊のデジタル迷彩服はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

     ✳︎     ✳︎     ✳︎

Twitterで見つけました。

北朝鮮がコピーしたのか、それとも韓国の業者が北朝鮮の新型迷彩服を製造・提供しているのか…。

 

真実が知りたいですね!

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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