今回は、ハンガリー陸軍の迷彩シャツを分析します。
日本では、まず見ることがない稀少品ですよ!
それまでの迷彩パターンと大きく違っていますね。
中古品ですが程度は良好です!
目次
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1 ハンガリー陸軍迷彩シャツ(クラウドパターン)とは?
第二次大戦中から個人用テントなどに迷彩を採用していたハンガリー軍。
ハリケーン迷彩と呼ばれる伝統的な迷彩が特徴でした。
以前、このブログでもハンガリー陸軍の空挺迷彩ジャケットや迷彩スモックを分析しましたが、いずれも個性的な迷彩服でしたね。
今回のモデルは一般兵科用の最も新しい迷彩パターンを用いた半袖シャツなります。
刺繍で有名なハンガリーらしい、丁寧な造りが魅力ですね。
さてさて、それはどんな迷彩シャツなのでしょうか?
今回は少数派と言われているハンガリー軍装備マニアの亜あたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
独特の迷彩ですね。
背面
迷彩の繰り返し幅が長いです。
前面裏側
迷彩はやや透けて見えます。
内ポケットはありません。
背面裏側
左右で生地が分かれているのは、幅を詰める時に便利ですね。
前合わせはボタンのみです。
サイズタグ
データタグ
殆ど消えいています。
胸ポケット 2個のボタンで開閉
左胸ポケット
国籍タグ、ネームタグ共フェルトに刺繍は珍しいですね。
ハンガリーらしいです。
袖ポケットボタンで開閉
ハンガリーの国籍マークの配色はイタリアに似てますね。
後ろ側にマチが付いています。珍しいですね。
袖の補強生地は、ヘキサゴンです。
袖口
ボタンで開閉
最初からボタンが1個紛失していました。
裾は解れを防止する処理がされていました。これも独特です。
裏側
ポケットの力布
円形は芸術的ですね。
官給品ボタン
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3 その特徴とは?
迷彩は、タンにブラウン、グリーン、ブラックで雲形や葉のようなパターンを描いています。
メリハリの効いた迷彩ですね。
所々ボカシを加えていますが、空挺迷彩ジャケットの迷彩ほど凝ったものではありません。
(省略、発展型なのでしょうか?)
生地は厚めのコットンですが、ゴワゴワ感はありません。
デザインは、典型的な2ポケット+袖ポケットのシャツタイプです。
ちょっと変わっているのは、裾の処理です。
裾を折り曲げて縫製するのではなく、生地に直接解れ防止の処理が施されていますよ!
ということは、これはトラウザースの中に入れるものでしょうか?
全体的な縫製は、丁寧かつ正確で、いかにもハンガリーらしい仕立てです。
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 1990年代
製造場所 ハンガリー
契約会社 ハンガリー
製造会社 〃
材 質 コットン
表記サイズ 不明
(日本人のL〜XL)
各部のサイズ(平置)
着丈 約71cm
肩幅 約47cm
身幅 約60cm
袖丈 約59cm
状 態 中古上品
官民区分 官給品
入手場所 ヤフオク
入手難易度 2(やや困難)
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ハンガリー軍 AF カモフラージュ ジャケット デッドストック ZJJ547NN
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5 まとめ
ハンガリーといえば、佳子さまが訪問しておられましたね。
(着物姿も洋服も、とても素敵でした!ハンガリー国民も魅了されたかも。)
いつまでも日本と仲良くしてほしいですね。
ところでこのシャツの迷彩は、メリハリが効いているので、イギリス軍のDPMみたいな分裂効果があります。
日本のフィールドでも効果が期待できそうですよ。
(この迷彩も、効果を確認したいですね。)
こうなると、フィールドジャケットやトラウザースも分析したいものです。
(デッドストックをまとめて売ってないものでしょうか?)
市場では圧倒的に少ないハンガリー軍の装備品。
見つかっても高価な場合が多いようです。
本気でコレクションしている方以外は、手を出さない方が無難かもしれませんね。
私はもう少しインターネットでネット(網)を張って様子を見ます。
今回は、珍しいハンガリーの新しい迷彩を採用した半袖シャツを分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それでは、また次回をお楽しみに!
(20240818更新)
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読んでいただき、ありがとうございました。
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