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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

アメリカの軍服 陸軍5ボタンセーターとは? 0174 🇺🇸

こんにちは!

今回は、 アメリカ軍のセーターを分析します。

これからの季節に重宝しそうですよ!

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   目次

1  アメリカの軍服  陸軍5ボタンセーターとは?

どこの組織でも「えっ、これまだ使ってるの?」と思わず声を上げてしまう装備品があります。

例えば、1980年代の陸上自衛隊。

教育隊では、旧軍のタコ足背のう(14年式背嚢?)の類似品を使用していました。 

(材質と色は違いましたが、祖父の形見の背のうとそっくりで愕然とした覚えがあります。)

また、当時の74式戦車(日本のMBTでした!)は、砲塔リングの後方にM3短機関銃(通称グリースガン(45口径!))が自衛用に置いてありましたね!

発見した瞬間、思わずその場で固まってしまいました…。

今回のモデルは、そんな伝統的とも言えるアメリカ軍の「古の」装備品です。

じつは第二次大戦中に採用されたデザインなんですね。

さて、どんなセーターでしょうか?

早速、確認していきましょう!

2  セーターの全体及び細部写真

前面

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背面
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前面裏側
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背面裏側
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前合わせはボタンです。名前の由来ですね。
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タグ  表側です。

新しい時代のタグは、印字が滲んで見えるのが気になりますね。
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タグ   裏側です。
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袖口  

袖と一体成型ですね。
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裾のニット  

こちらも一体成型ですが、前後で縫い合わせています。
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脇にはヘリンボーン生地で補強が!
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肩も補強されています。
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前合わせの部分  結構厚みがあります。
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3  その特徴とは?

一番の特徴は、その名前の由来ともなった5つのボタンですね。

それと襟です。

通常の状態でスタンドカラーになります。

第二次大戦当時のデザインを今もしっかり踏襲していますね。

品名にODとあります。

確かに大戦中はODでしたが、今回のモデルは濃いブラウンですね。

軍用セーターに共通する、各パーツを縫い合わせて一着を仕立てていますよ。

材質は珍しくアクリルです。

歩兵等の地上部隊用だとすると、アクリルは戦闘に向いていないのでは?

…なんて思ってしまいますね。

4  製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1994年

 ・製造場所                   アメリカ

 ・契約会社                   アメリカ

 ・製造会社                        〃

 ・材質                          アクリル

 ・表記サイズ                M

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約66センチ

                                    肩幅  約50センチ

                                    身幅  約49センチ

                                    袖丈  約58センチ                                          

 ・状態                        中古極上品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 浜松の専門店

5  まとめ

実際に着用すると、ウールに負けず劣らず暖かいです。

ウールと違って、洗濯機で洗えるのも魅力ですね。

襟に関しては賛否両論です。

材質がアクリルなので、首元が敏感な方は、痒くなったりするかもしれませんね。

印象的には、通常のクルーネックとタートルネックの中間くらいな感じです

デザインから、ファッションというよりは実用もしくはヒストリカルゲーム(コスプレ)向けかもしれません。

あまり知られていませんが、同じデザインで濃いグリーン(濃緑色?)のアクリル製セーターが陸上自衛隊のPX(駐屯地内売店)で販売されていました。

(勿論モデル品ですが…今から思えば買っておけば良かったです…。)

また、陸上自衛隊、航空自衛隊でもパイロット用として、今回のモデルとよく似たセーターが採用されていますね。

陸上自衛隊パイロット用セーターに関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

今回のモデルは、中古品ならインターネットでとても安価に入手できます。

(嬉しい時代になりました。)

ただ火を使うキャンプとかでの使用はやめましょう。

アクリルはとても燃えやすいので、思わぬ事故が発生するかもしれません。

もし使用する場合は、十分に注意して使用しましょう。

 

今回は、アメリカ軍の古いデザインを継承しているセーターを分析しました。

次回は、東欧の国の迷彩服を分析します。お楽しみに!

 

参考:他国のセーターの記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。