こんにちは!
今回は、アメリカが造ったレザーフライトジャケットのモデル品を分析します。
ファッションブランドとして有名なメーカー製です。
有名な防寒素材が使用されていましたよ!
どちらかというと、実用重視のモデルですね。
目次
- 1 アメリカ空軍レザーフライトジャケットA–2(アメリカ製モデル品)とは?
- 2 アメリカ空軍レザーフライトジャケットA–2(アメリカ製モデル品)の全体及び細部写真
- 3 アメリカ空軍レザーフライトジャケットA–2(アメリカ製モデル品)の特徴とは?
- 4 アメリカ空軍レザーフライトジャケットA–2(アメリカ製モデル品)の製造とサイズのデータ
- 5 アメリカ空軍レザーフライトジャケットA–2(アメリカ製モデル品)まとめ
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1 アメリカ空軍レザーフライトジャケットA–2(アメリカ製モデル品)とは?
第二次大戦以降、永い期間支給停止(廃止という説もあり。)されていたA–2(レザーフライトジャケット)。
それが再支給され始めたのは、空軍創設四十周年を迎えた1987年のことでした。
この一大企画は事前にアメリカ国内のアパレルメーカーに通知され、主なレザージャケット製造会社が試作品を制作したようです。
それをアメリカ軍が審査して納入モデルを決定するという方法で採用が決定されました。
最終的に、当時のクーパースポーツウェア社(当時は知らない会社でしたが…。)が契約を結んで量産したのは有名な話です。
当時のトライアルには、アメリカを代表する大手から中小のありとあらゆるアパレルメーカーが参加しました。
有名なところでは、アビレックス、アルファ、ウイルス&ギーガーなどの他にも、ハーレーダビットソンなんかも参加したとの噂もありますね。
今回のモデルは、そんな中の一社で、ファッションでも有名な「◯Lビーン社」のモデルです。
正確に書くと、官給品モデルのスペックを一部省略した民間向けモデルになります。
本来なら、背中には大きなパッチ(ワッペン)などが縫い付けられていましたが、前のオーナーが全て外して(タグまで外して)プレーンなモデルにカスタム化していますよ。
さてさて、どんなA–2なのでしょうか?
レザーフライトジャケットマニアのみならず、ファッションに詳しいあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 アメリカ空軍レザーフライトジャケットA–2(アメリカ製モデル品)の全体及び細部写真
前面
中古品なので、クタッとした感じが良いですね。
レザー、リブのカラーも素敵です。
背面
一枚革です。
大きなワッペン痕がわかるでしょうか?
前面裏側
背面裏側
前合わせはジッパーのみです。
襟はダットファスナーで留めることができます。
エポレット
テーパー付きのスクエア型です。
各部に艶が出てきています。
これからさらに艶が出そうですよ。
腰ポケット
ダットファスナーで開閉
通常のポケット表面に別のスラッシュポケットが縫い付けられています。
ポケットの中はライトブラウンの生地
ジッパーは「YKK」のブラス製
腰ニット
化繊のようです。
袖ニット
こちらも化繊のようですが、色味が素敵ですね。
官給品と同じウールも良いですが、耐久性は化繊の方が優れていますね。
タグ表
中綿はシンサレートでした!リッチですね!
タグ裏
内ポケット
これも有難い装備ですね・
ただ向かって左側が破損しています。😓
ポケット内側はライトブラウンの生地です。
袖内側には大きな破れが!😞
だからメチャ安かったです。
でもこれでシンサレートの質感や色調を確認することができました。😃
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3 アメリカ空軍レザーフライトジャケットA–2(アメリカ製モデル品)の特徴とは?
レザーはやや厚みのあるゴートスキン(山羊革)でとてもしなやかです。
ブラックに近いブラウンに染められていますよ。
(この色カッコいいですね)
デザインは、一見普通のA–2ですが、襟のホックは省略され、ポケットにはスラントポケットが追加されています。
ライニンングはナイロンで、裏側前面にあります。
また、内ポケットとインナーライニング(中綿)もあり、なんと中綿はシンサレートでした。
これは暖かいですね。
(モデル品A–2の中では、一番暖かいモデルかもしれませんね。)
袖や腰のニットもナイロンのようです。
レザーのカラーより明るいブラウンで好感が持てます。
今回のモデルは内側が一部破損していました。
でも、シンサレートの繊維などがわかってラッキーでした。
普通破れていないので、どんなものかわからないですからね。)
前述の通り、背中には大きなパッチを外した痕があります。
確かに、このジャケットに大きなパッチは似合わない気がしますね。
4 アメリカ空軍レザーフライトジャケットA–2(アメリカ製モデル品)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1980年代
・製造場所 アメリカ
・契約会社 アメリカ
・製造会社 〃
・材質 ゴートスキン
ナイロン
・表記サイズ 不明
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約61センチ
肩幅 約47センチ
身幅 約60センチ
袖丈 約63センチ
・状態 中古並品
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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5 アメリカ空軍レザーフライトジャケットA–2(アメリカ製モデル品)まとめ
今回のモデルは、有名メーカーからの挑戦ともいえる製品ですね。
「軍の規格(MIL–SPEC)なんてクソくらえ!これがLL◯ーンだ!」…という声が聞こえてきそうです。
追加ポケットなどを見ると、コアな官給品マニアには評価低そうです。
でも実用品としてみた場合、なかなか使えるジャケットと言えるのではないでしょうか?
(あなたはどう評価しましたか?)
実際にこのジャケットを着用してみると、冬は予想以上に暖かかったです。
中綿がシンサレートというのは、保温力が絶大ですね。
ただし、追加されたスラントポケットは、常時開放しているので内容物を落としてしまう場合があるようです。
(レシートを紛失!)
このポケットは、ハンドウォーマーとして割り切って使うべきなのかもしれませんね。
今回のモデルは、新品で購入すると結構な価格ですが、程度の良い中古品なら買い得かもしれませんね。
(人気がないので意外と売れ残っていたり、中古品が出回っているようです。)
現時点では出番のないジャケットですが、この種のジャケットが一番安く手に入る時期でもあります。
欲しい方は、有名SHOPのほか、古着屋さんも探してみましょう。
勿論ネットオークションでも見かけるので、こちらも狙い目ですね。
今回は、有名ファッションブランドが製造したフライトジャケットのモデル品を分析しました。
次回は、打って変わってノルウェーの迷彩服を分析します。
お楽しみに!
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参考:他のモデル品A–2はこちらです。⬇︎
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明日から奇跡的に三連休です。
久しぶりに自宅へ帰る予定でしたが、息子の同級生が熱を出して学校を休んだという情報がG W前に入電しました。
現時点では快方に向かっているようですが、新型Cウイルスのチェックしていないとのこと。
仕方がありません。
最悪のことを考え、帰宅は諦めて宿舎で過ごすことにしました。
(何十年ぶりのGW休みだったのですが…😞)
皆さんのブログを読んで癒されようと思います。😃
読んでいただき、ありがとうございました。
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