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軍装品コレクション歴45年以上の元自衛官がお届けするミリタリーブログです。初心者コレクターの疑問点を解消します!

【アメリカの軍服】空軍A–2レザーフライトジャケットとは? 0132 🇺🇸

こんにちは!

今回は、アメリカ軍のフライトジャケットを分析します。

このジャケットが再支給されるというニュースを聞いた時は、「アメリカって凄いな!」と見直しました。

おそらく、世界中のマニアが狂喜したのではないでしょうか?

今回分析するのは、再支給当時のPXで販売されていたものですよ!

   目次

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1  アメリカ空軍A–2レザーフライトジャケットとは?

第二次大戦中に大量のレザーフライトジャケットを開発支給したアメリカ軍。

 

しかし戦後アメリカ陸軍航空隊は、新素材の開発、コストの削減等でレザー製の各種フライトジャケットを廃止しました。

 

戦後もしばらくの間レザーフライトジャケットを支給した海軍とは対照的で面白いですね。

 

そして、1947年に陸軍航空隊から空軍が独立しましたが、フライトジャケットとしては、コットンやナイロン製が主体でした。

 

ところが、1987年の空軍創設40周年記念行事の前に、なんとA–2が復活するというニュースをアメリカの新聞各紙が大々的に報道したのです。

(日本でも一部で報道されましたね。)

 

驚きました。でも嬉しかったです。

 

マニア大望の新しいA–2は、第二次大戦モデルとどう違ったのでしょうか?

 

今回は、アメリカ空軍装備マニアのみならず、レザージャケットファンのあなたと一緒に、確認していきましょう! 

2  アメリカ空軍A–2レザーフライトジャケットの全体及び細部写真

前面  

採用されたモデルはシールブラウン(濃い焦げ茶色)のみでした。

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背面  

通常のモデルは、背面は一枚革ですが、このモデルは脇に革が継ぎ足されています。

(希少です。)
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前面裏側
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背面裏側  ジッパーを開けて保管してあったので、中央が退色していますね。
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前合わせはジッパーのみです。
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派手なメーカーパッチ(ワッペン)と、タグその1
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タグその2  

表裏
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タグその3
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あまり着用してなかったので、襟汚れは殆どありません。
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襟は当然ボタンダウンです。

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エポレット  長方形で両端を縫い付けられています。
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腰ポケット  ダットファスナーで開閉
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袖のニット

かなり褪色しています。
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脇の通気孔
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ジッパーは「IDEAL」のブラスです。
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右肩後部に擦れあり。
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3  アメリカ空軍A–2レザーフライトジャケットその特徴とは?

デザインは、基本的に第二次大戦中のモデルと大差はありません。

 

今回のモデルは、ゴートスキン(山羊皮)が使用されています。

 

買った時から柔らかい革で、よく言われる「ジッパーを閉めると自立する革ジャン」という感じではなかったですよ。

(因みに大戦中のモデルは、ホースハイド(馬革)が主体でした。)

 

第二次大戦中のA–2の記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

今回のモデルは、比較的大きいサイズなので革が足りなかったのか、両脇に継ぎ足されています。

 

でも使用には無問題ですね。

 

ライニングは、コットンとポリエステルの混紡ですが、大戦中のモデルのイメージを残しています。

 

中綿は入っていません。

4  アメリカ空軍A–2レザーフライトジャケット製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1980年代

・製造場所     アメリカ

・契約会社     アメリカ

・製造会社      〃

・材質       ゴートスキン

          コットン

          ポリエステル

          ウール

・表記サイズ    40R

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約62センチ

          肩幅 約48センチ

          身幅 約58センチ

          袖丈 約61センチ

・状態       中古良品

・官民区分     民生品(PX品)

・入手場所     愛知県の専門店

・入手難易度    2(やや困難)

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5  アメリカ空軍A–2レザーフライトジャケットまとめ

アメリカの歴代大統領は、軍歴に関わらず、軍関係の行事に着用していました。

(ブッシュ系はG–1だったような気がしますが。)

 

また、湾岸戦争で捕虜になった空軍のパイロットが解放された時も着用していましたね。

 

アメリカ空軍兵士(主にパイロット)にとっては、誇らしい装備のようです。

 

さて、復活したA–2ですが、さすがに革だけのことはあって、風を通しません。

 

バイカーには嬉しい装備ですね。

 

しかし真冬は少々厳しいです。

(バイカーは海軍のG–1の方が良いかもしれません。)

 

日本の街中でA–2を着用する場合は、下にセーターでも着込めば問題なさそうですよ。

 

その場合は、サイズに注意が必要ですね。

 

ところでA–2について面白いエピソードがあります。

 

世界で初めて音速を突破したアメリカのパイロットが、日本のミリタリー雑誌のインタビューで答えてました。

 

なんでも大戦中に戦闘機パイロットだった彼は、支給されたA–2を着用して作戦に参加していましたが、上空ではめちゃ寒かったらしいです。

 

そこで陸軍戦車部隊に行って、ウインターコンバットジャケット(通称タンカースジャケット)とA–2を交換して、主にそれを着用していたとか。

 

確かに、裏地が毛布生地のウインターコンバットジャケットは、A–2より遥かに暖かいかもしれませんね。

 

でも本来A–2は、あまり寒くない温度帯(ライトゾーン)での使用を想定して造られています。

 

真冬はB–3、B–10、B–15を着てください!ということですね。

 

あまり知られていませんが、この復活A–2は、そのシルエットから女性にも似合うジャケットですよ。

 

探せば小さいサイズもあるので、女性にもおすすめです。

 

今回は、戦後のアメリカ空軍で復活したレザーフライトジャケットを分析しました。

次回は、アメリカ軍つながりで、陸軍の迷彩トラウザースを分析します、

お楽しみに!

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参考:対するアメリカ海軍のG−1レザーフライトジャケットはこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

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    ✳︎     ✳︎     ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

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