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セパレートタイプです!【旧ソ連の軍服】迷彩ユニフォーム(KLM・白樺迷彩・2ピース)とは?0969 USSR ミリタリー

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今回は、1970年代の旧ソ連軍迷彩ユニフォームを分析します。

以前分析したKLMKカバーオールのセパレート(2ピース)版ですね。

カバーオール以上に希少なアイテムと言えます。

デッドストックですが、例の褪色がありますよ!

   目次

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1  旧ソ連軍迷彩ユニフォーム(KLM・白樺迷彩・2ピース)とは?

旧ソ連軍がKGB(国家保安委員会)の国境警備隊や一部の特殊部隊に支給した夏用迷彩カバーオール。

 

独特の四角いダット(点)で構成された迷彩パターンから、日本では「インベーダー迷彩」と呼ばれていました。

(海外では「白樺迷彩」と呼ばれていますね。)

その多くはカバーオール(ツナギ)でしたが、2ピースも存在しましたよ!

 

これは大きく分けて

  • カバーオールを2ピースに改造したタイプ
  • 最初から2ピースで製造されたタイプ

が存在しました。

 

今回のモデルは後者のタイプで、専用の型紙を用いて新しく製造されたユニフォームになります。

 

カバーオールより着やすくなっているのですが、絶対数が少ないのが面白いですね。

 

さてさて、それはどんな迷彩ユニフォームなのでしょうか?

 

今回は、旧ソ連軍装備マニアのみならず、ロシア軍装備マニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!

 

2  全体及び細部写真です!

ジャケット

前面
前見頃が紫外線により褪色していますね。f:id:akmuzifal6489:20220308075025j:image

 

背面
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前面裏側
カバーオールは不完全なリバーシブルでしたが、今回のモデルはリバーシブルではありません。
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背面裏側
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襟周りレイアウト
ボタンは襟元まであります。
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前合わせはボタンのみです。
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紙タグ
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前見頃裾裏側のデータスタンプ
左のマークが紙タグに合致していますね。
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裾には補修用の生地と予備のボタンが縫い付けられていました。f:id:akmuzifal6489:20220308075109j:image

 

右胸ポケットとその上にあるループ
(4本あります。左胸は2本)
ポケットはボタンとループで開閉
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腰ポケット
側面にあります。
こちらもループとボタンで開閉
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袖ポケット
こちらはポケットフラップにボタンホールがあるタイプ
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テーパー付き
袖口には中指に通すループありf:id:akmuzifal6489:20220308075059j:imagef:id:akmuzifal6489:20220308075012j:image

 

袖の補強生地
(判別困難ですが…😅)

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背中のループf:id:akmuzifal6489:20220308075028j:image

 

迷彩生地の褪色
紫外線でどんどん黄色みが強くなってきます。f:id:akmuzifal6489:20220308074931j:imagef:id:akmuzifal6489:20220308075123j:image

 

生地裏にある番号
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うなじのループ
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ボタンはカーキーに塗装された金属製
刻印は不明瞭
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トラウザーズ

前面
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背面
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前面裏側
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背面裏側
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前合わせはボタンのみ。
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右側面レイアウト
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腰ポケット
ボタンで開閉
コンパートメントは2つです。
(中央のステッチに注意!)
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膝の補強生地
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ウエスト裏側にあるデータスタンプ
ジャケットと共通のようです。
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やはりジャケットと同じ番号が!
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裾のループ
生成りのゴム紐
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オプションパーツ

フード

前面
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背面
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左右側面
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左右側面裏側
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仮面

前面

両面とも表地の迷彩生地ですね。
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背面
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3  その特徴とは?

迷彩は、ホワイトの生地にグリーンとライトグレイの四角いダットを用いて、雲や葉のようなパターンを描いています。

 

そのため、各色の境目が階段状(ギザギザ)になっているのが特徴です。

(一説には、色の境目を不明瞭にする効果があるとか?)

 

生地は、コットンの平織で、薄く少々弱そうです。

 

でも通気性は抜群ですよ。

 

デザインは、ジャケットがエポレットなし、胸ポケット×2。

 

トラウザーズが腰ポケット×4というシンプルなものです。

 

カバーオールと同じく、胸(胸ポケットの上)や背中上部には偽装用(?)のループが複数縫い付けられていますね。

 

面白いのはジャケットの両袖とトラウザーズの両裾には、コットンやゴムでループが縫い付けられているところです。
(袖や裾のずり上がり防止措置ですね。)

全体的な縫製は雑で不正確なのですが、力の加わる部分は周到に縫い付けられていたり、予備の生地やボタンが準備されていて実用一点ばりの仕立てです。

4  製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1970年代

・製造場所     旧ソ連

・契約会社     旧ソ連

・製造会社      〃

・材  質     コットン

・表記サイズ    170-176 104-108

         (日本人のL〜XL)

・各部のサイズ(平置)

           ジャケット

          着丈 約64センチ

          肩幅 約47センチ

          身幅 約56センチ

          袖丈 約64センチ

           トラウザーズ

        ウエスト 約48センチ

          着丈 約105センチ

          股上 約35センチ

          股下 約75センチ

          裾幅 約14センチ

・状  態     デッドストック

・官民区分     官給品

・入手場所     大阪の専門店

・入手難易度    3(困難)

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5  まとめ

このグリーンにライトグレイの斑点は、一見野山では目立ちそうな迷彩に思えますね。

 

でも実際に使用したサバイバルゲーマーからは、日本でも意外に効果があるとのレポートが届いています。

(アメリカ軍のマルチカムより評価しているゲーマーもいますよ!)

 

生地が薄く、通気性も良いので真夏のサバイバルゲーム、狩猟、野鳥観測…に使用してみてはいかがでしょうか?

紫外線(日射・蛍光灯)ですぐに褪色してしてしまうので注意が必要です!)

 

ただし前述のとおりカバーオールに比べると、2ピースタイプは数がとても少ないので見つけるのが大変です。

 

カバーオールは現在も旧ソ連時代の在庫があるらしく、一部のロシア軍に支給されていますが、2ピースは同じ配色の別ユニフォームを製造して支給していますね。

 

着用してみるとわかりますが、意外にトイレが面倒なカバーオールに対し、何のストレスもない2ピース。

 

だからこそ、2ピースから使用されて少なくなったのかも?🤔

 

それはともかく、入手はとても困難ですが数年に1回くらいオークションで見かけます。

 

探しているあなたは、オークションサイトにキーワードを登録して待ってみましょう!

 

今回は、旧ソ連軍の有名な迷彩の2ピース版ユニフォームを分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それではまた、次回をお楽しみに!

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参考:同じ系列の迷彩を用いた旧ソ連軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

その他の旧ソ連軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎

https://www.military-spec-an.com/archive/category/旧ソ連(USSR)

www.military-spec-an.com

    ✳︎     ✳︎     ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

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