いつだってミリタリアン!

このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

【旧ソ連の軍服】迷彩パイロットスーツ(中期型・ブタン迷彩)とは? 0510 🇨🇾ミリタリー

こんにちは!

今回は、旧ソ連軍の迷彩パイロットスーツを分析します。

攻撃ヘリのパイロットが着用していることが多かったですね。

今回は中期型になります。

今回のアイテムもデッドストックですよ!

   目次

スポンサーリンク 

 

スポンサーリンク

1  旧ソ連軍迷彩パイロットスーツ(中期型・ブタン迷彩)とは?

ヘリコプターを開発したのは、第二次大戦末期のドイツ軍でした。

 

しかし敗戦に伴い、関係資料は全てアメリカとソ連(当時)が押収してそれぞれの国で研究・開発されました。

 

そしてヘリコプターが戦場で初めて使用されたのは朝鮮戦争でした。

アメリカ軍が、偵察、負傷兵輸送などに使用していましたよ。

(映画「MASH」参照)

 

でもこの当時のヘリコプターはエンジンがレシプロ(往復)エンジン(つまり、ガソリンエンジン)で性能は今ひとつでした。

 

しかし、1960年代にターボシャフトエンジン(ジェットエンジン)が実用化されると、性能が飛躍的に向上。

同時にアメリカ軍が新しい戦い方である「ヘリボーン(ヘリコプターでピンポイントに兵士を運び、戦闘や陣地構築を行う。)」をベトナム戦争に導入すると、世界中で研究が進むようになりました。

(映画「地獄の黙示録」、「ワンスアンドフォーエバー 」参照

 

その過程で、特殊なヘリコプターが開発されましたね。

 

それがいわゆる攻撃ヘリコプターです。

 

ソ連製攻撃ヘリコプターは1970年代に開発されたミルMiー24ハインド(これはNATOのコードネイムです。)が有名ですね。

 

Mi–24ハインド

(なんか見た目が昆虫みたいですね。)

f:id:akmuzifal6489:20200910230900j:plain

CRECHANのブログ「風の道」より引用

 

ハインドも含めた強力な攻撃ヘリコプターは、攻撃される側にとっては大きな脅威であり、優先して排除すべき対象です。

そのため撃墜される率が高いのも特徴ですね。

 

それを見越して、各国とも攻撃ヘリの機体やパイロットには特殊な装備を支給していますよ。

 

今回のモデルは、旧ソ連軍がそんな攻撃ヘリのパイロット用に開発したセパレートのパイロットスーツになります。

 

明確な区分はありませんが、その仕様から中期型ともいえるモデルで、初期型とは少々違っている部分がありますね。

 

さてさて、それはどんなパイロットスーツなのでしょうか?

今回は旧ソ連軍マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  旧ソ連軍迷彩パイロットスーツ(中期型・ブタン迷彩)の全体及び細部写真

ジャケット

前面

f:id:akmuzifal6489:20200910162019j:image

 

背面
f:id:akmuzifal6489:20200910161826j:image

 

前面裏側

初期型は内ポケットの生地がブルーでしたが、グレイや迷彩生地に変更されていますね。
f:id:akmuzifal6489:20200910161904j:image

 

背面裏側
f:id:akmuzifal6489:20200910161850j:image

 

前合わせはジッパーとダットファスナーです。
f:id:akmuzifal6489:20200910161832j:image

 

各種スランプ
f:id:akmuzifal6489:20200910161953j:image

 

こちらは製造所、サイズ、ランドリーデータのようです。
f:id:akmuzifal6489:20200910162032j:image

 

胸ポケット

角度が付いていて、ジッパーで開閉
f:id:akmuzifal6489:20200910161945j:image

 

ジッパーは金属製からプラスティック製に変更されています。

胸ポケットの中にはペンポケットが。
f:id:akmuzifal6489:20200910162007j:image

 

単純な筒です。
f:id:akmuzifal6489:20200910161845j:image

 

背中にはアクションプリーツあり。
f:id:akmuzifal6489:20200910161814j:image

 

裏側にも生地が段になっていますね。
f:id:akmuzifal6489:20200910161855j:image

 

背中には左右に通気孔があります。

(左右で開口部の大きさが違っていたりします。)
f:id:akmuzifal6489:20200910161842j:image

 

裾のサイズ調整タブと金属バックル
f:id:akmuzifal6489:20200910161941j:image

 

メインのジッパー
f:id:akmuzifal6489:20200910162011j:image

 

左胸ポケットはホルスターも兼ねていますが、裏面の生地は迷彩ですね。
f:id:akmuzifal6489:20200910161908j:image

 

右胸ポケット

小さな内ポケットが追加されていますね。
f:id:akmuzifal6489:20200910161949j:image

 

小さな内ポケットは、隠しボタンで開閉
f:id:akmuzifal6489:20200910162002j:image

 

生地のナンバーでしょうか?
f:id:akmuzifal6489:20200910162028j:image

 

トラウザース

前面
f:id:akmuzifal6489:20200910161957j:image

 

背面
f:id:akmuzifal6489:20200910161822j:image

 

前面裏側

トラウザースのスラントポケット内の生地も変更されていますね。
f:id:akmuzifal6489:20200910161810j:image

 

背面裏側
f:id:akmuzifal6489:20200910161913j:image

 

前合わせはボタンとホックです。
f:id:akmuzifal6489:20200910161836j:image

 

データスタンプ
f:id:akmuzifal6489:20200910161917j:image

 

腰のスラントポケット
f:id:akmuzifal6489:20200910161920j:image

 

膝ポケット

水平のジッパーで開閉
f:id:akmuzifal6489:20200910161936j:image

 

右腰にある細長具小さいポケット

ナイフポケットでしょうか?

すぐ上にDリングがあります。
f:id:akmuzifal6489:20200910161859j:image

 

裾は  ダットファスナーで絞ることができます。
f:id:akmuzifal6489:20200910161932j:imagef:id:akmuzifal6489:20200910161818j:image

 

サスペンダー後部

ボタンでサイズ調整や取り外しが可能
f:id:akmuzifal6489:20200910162023j:image

 

サスペンダー前部樋付け部

こちらは金属製のバックルでサイズを調整します。

勿論取り外しが可能
f:id:akmuzifal6489:20200910161924j:image

 

今回のモデルは、サスペンダーのゴム部分が市販のゴムでした。

(なんかパ◯ツのゴムみたいですね!)
f:id:akmuzifal6489:20200910161928j:image

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

3  旧ソ連軍迷彩パイロットスーツ(中期型・ブタン迷彩)の特徴とは?

迷彩は、カーキの生地にブラウンとダークグリーンでアメーバのようなパターンや雲型を描いています。

 

今回のパイロットスーツに使用されている迷彩生は、ブタン迷彩と呼ばれています。

この迷彩は、パターンや色調にいくつものバリエーションがあることで知られていますね。

 

でも今回のモデルは、最も多くみられる標準的な迷彩のようです。

 

生地は一般的なコットン製のツイルで、難燃繊維製ではないようです。

 

デザインは、西側の多くのパイロットスーツと違って、上下セパレートです。

ジャケットは、エポレットなし、胸ポケット×2、内ポケットでウエストにはサイズ調整タブ、背中には通気孔があります。

トラウザースは、スラントポケット×2、膝ポケット×3で、サスペンダーを取りつけることができます。

 

面白いのは右側面に小さなポケットがあるところですね。

おそらくナイフ用ポケットなのでは?

 

全体的な縫製は、当時のソ連スタンダードで、やや雑で不正確です。

当時の西側製品と比べると、やや粗末な雰囲気があります。

 

でも、これが旧ソ連軍装備の、ある意味魅力ですよね!

(私は変態では…ありません!)

4  旧ソ連軍迷彩パイロットスーツ(中期型・ブタン迷彩)の製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1984年

 ・製造場所                   ソ連

 ・契約会社                   ソ連

 ・製造会社                     〃

 ・材質                          コットン

 ・表記サイズ                170/108/100

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                       ジャケット

                                    着丈  約65センチ

                                    肩幅  約50センチ

                                    身幅  約63センチ

                                    袖丈  約58センチ

             トラウザース

                             ウエスト  約47センチ

                                    股上  約34センチ

                                    股下  約70センチ

                                    裾幅  約24センチ

                                    着丈  約103センチ

 ・状態                        デッドストック

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 沖縄の専門店

スポンサーリンク

スポンサーリンク

5  旧ソ連軍迷彩パイロットスーツ(中期型・ブタン迷彩)まとめ

今回のモデルでは、同じ規格ながら微妙に省力化が図られているのがわかりました。

 

とはいえ、後期型ほどの品質低下はないようですね。

(今回のモデル単体では、初期型後期型との大きな違いはよくわかりませんが、ぜひ当ブログの過去記事で確認してほしいところですね。)

 

当時のソ連がどんな物品管理をしていたのか…というのは、もう確認するのが困難です。

でも、こうやって同じアイテムを年代別に入手して比べると、ソ連崩壊の気配というか序曲を感じることができて興味深いですね。

 

面白いことに、ロシア軍も同じデザインのパイロットスーツを制作・支給していますよ。

(確かVSR迷彩だったと記憶しています。)

どうやら旧ソ連/ロシア軍系のお気に入りデザインのようですね。

 

今回のモデルは、すでに絶滅危惧種になっていて、市中で見つけるのは困難です。

ソ連/ロシア軍装備の専門店に問い合わせてみるか、いつものようにネットオークションやフリマに網を張って見つけるしかないようです。

 

元々生産数量も少なかったのですが、だからこそソ連軍マニアのあなたには入手してほしいですね。

 

迷彩服コレクション初心者のあなたも、諦めず探してみてください。

 

持っていると将来役に立ってくれるかもしれませんよ。

 

今回は、旧ソ連軍迷彩セパレートのパイロットスーツを分析しました。

次回は、旧南ベトナム軍の迷彩服を分析します。

お楽しみに!

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

参考:他の旧ソ連軍パイロット関連装備はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

   ✳︎               ✳︎               ✳︎

昨日、気象庁からエルニーニョ監視速報が発表されました。

f:id:akmuzifal6489:20200911102520j:plain

気象庁ホームページより抜粋

ラニーニャが発生したようです。

冬までにはまだ時間があることから、この冬はラニーニャの影響をモロに受けるかもしれません。

 

一概には言えませんが、ラニーニャの冬は、平年より寒くなる場合が多いです。

 

近いところでは、2017年秋から2018年春がラニーニャでした。

各地で大雪を観測したのは記憶に新しいところですね。

 

今年の冬は、寒くなるかもしれません。

今から冬に備えて準備を始めましょう!
 

読んでいただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク

 

 

 

スポンサーリンク

冬が来る前に

冬が来る前に

  • 紙ふうせん
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
冬が来る前に

冬が来る前に

  • 中森明菜
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes