いつだってミリタリアン!

このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

アメリカの軍服 旧陸軍航空隊 A-2レザーフライトジャケットとは?0050 🇺🇸

こんにちは!

今回は、主に第二次大戦中のアメリカ陸軍航空隊のパイロットが着用していたジャケットを紹介します。

   目次

1  アメリカの軍服  旧陸軍航空隊 A–2レザーフライトジャケットとは?

それ以前にも、海外ではモデル品がありましたが、我が国で超精密なレザーフライトジャケットのモデル品が発売され、ブームになったのは1990年代中期でした。

その火付け役になったモデルが、今回紹介する「A–2」です。

前作のA–1欠点を改良して進化したA–2は、当時のアメリカ軍のみならず、敵国であるドイツ軍にも賞賛されるほどでした。

第二次大戦中から、諸所の事情により生産は中止されましたが、1980年代前半から復活。

また新たな伝説を刻み続けています。

今回のモデルは、1940年代中期に製造されたと思われる官給品で、とても貴重なものです。

2  ジャケットの全体及び細部写真

前面  表面の革はとても滑らかで、とても70年以上前の製品とは思えません。

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背面  適度な使用感がたまりませんね。
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前面裏側  当時のライニングがこの状態で残っているのは奇跡かもしれませんね。
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背面裏側  タグは最初から紛失しているようでした。残念ですがメーカー名がわかりません。

腰のニットは、当時または、かなり以前に交換されています。
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前合わせはジッパーのみ  ストームフラップは表に装備
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腰ポケット フラップはダットファスナーで開閉
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ポケット内にサイズタグが!(両ポケットにあり)
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脇の通気孔
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袖口  もしかしてレッドのニット?
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ジッパー お馴染みの「TALON」ニッケル?  リアルマッコイズにそっくりです!(こちらがオリジナル!)
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襟のボタンダウン用ファスナー
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襟のフック  モデル品は、本当によく再現していますね。
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わかりづらいですが、ANの検査スタンプがこんな所に押してあります。
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何かのスタンプ
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タグの縫製跡  逆にタグが無いため、この状態で生き残ったのでしょうか?
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元の持ち主が記入した文字
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元の持ち主の名前と認識番号  士官のようです。パイロットだったのでしょうか?
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3  気になる特徴とは?

薄くしなやかな、でも丈夫なマスタングハイド(馬革)で作られていて、袖、腰はニットを装備。

前合わせはジッパーで着脱を容易にしています。防風対策は万全です。

襟も革で、強い風でばたつかないよう、ダットファスナーでボタンダウンできます。

ライニングはコットンですが、パイロットによってはレッドシルクに張り替えた例もあります。

当時は、カスタムがOKだったのですね。

このモデルは、ラセットブラウンという、やや赤みがかった茶色ですが、モデルによっては黒に近いシールブラウンという色もありました。

4  製造とサイズのデータ

   ・製造年又は契約年度       1940年代

   ・製造場所                         アメリカ

   ・契約会社                         アメリカ

   ・製造会社                              〃

   ・材質                             ホースハイド

                                           コットン

                                           ウール

   ・表記サイズ                   42

   ・各部のサイズ(平置)

                                    着丈  約62センチ

                                    肩幅  約49センチ

                                    身幅  約57センチ

                                    袖丈  約64センチ

   ・状態                      中古良品

   ・官民区分               官給品

   ・入手方法               ヤフオク

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5  まとめ

国産の高級モデル品は、その殆どが一番上等な部位を使って、丁寧に造られています。

普段着には最高でしょう。でもやはりモデル品なんですね。

実物(当時の官給品)に比べたら、迫力で三歩劣るような気がします。このジャケットを入手して感じました。

私は貧乏な小心者なので、このジャケットは普段着用していませんが、何かのイベントに参加する機会があったら着てみたい一着です。

おそらく、実物を知らない方は、その革の薄さに驚くと思いますよ。

タグは紛失していますが、これからも大切にしたいですね。

モデル品は、ピンからキリまであるので、普段使いには、モデル品を着用しましょう!

 

今回は、アメリカの有名なフライトジャケットを紹介しました。

次回は、再びイギリスの空挺DPMスモックを紹介します。

モデル品ですが以前紹介したモデルより、よくできていますよ。お楽しみに!

                ✳︎                  ✳︎                  ✳︎

ところで「頭上の敵機」という映画、観たことありますか?

主演グレゴリーペック。

第二次大戦中のイギリスに駐屯するアメリカ軍の爆撃機部隊を、立て直す指揮官を描いた素晴らしい映画でした。(副官が素敵でしたね。)

この映画が封切られたのが1950年代だったので、大戦中の機材が多く残っていたのか、B–17も実機を胴体着陸させてましたね。

俳優さんの衣装も、その殆どが当時の官給品でした。

残念ながら、主役のペックが着ていたジャケットは衣装でしたが…。

その映画で、指揮官に横柄な態度を取る飛行隊長が着ていたA–2ジャケットが、めちゃカッコ良かったのを覚えています。

ぜひご覧ください。

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読んでいただき、ありがとうございました。