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シルエットはまるで当時物!【アメリカの軍服】旧陸軍航空隊レザーフライトジャケットB–3とは? 0298 🇺🇸 ミリタリー

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今回は、第二次大戦中のアメリカ軍レザーフライトジャケットを分析します。

日本では、A–2やG–1と同じく、とても有名なジャケットですね。

シープスキン(羊革)ジャケットとも言われていますよ。

勿論、モデル品です!

(当時の官給品が欲しいです!) 

中古品ですが、程度は良好ですよ!

   目次

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1  アメリカ旧陸軍航空隊レザーフライトジャケットB–3とは?

航空機が初めて開発されたのは、現在のところ1903年とされています。

(諸説あり。)

 

その頃の航空機は、現代の自動車より遅く、山より低い高度しか飛べませんでした。

 

ところが、1914年から始まった第一次大戦で、初めて航空機が戦争に投入されるやいなや、あっ…という間に性能が向上。

 

第二次大戦前までには、時速500km/h以上、高度は1万メートル以上を飛べるようになりました。

 

そうなってくると、問題パイロットです。

 

標準的な大気は、1000m上昇する毎に約6.5℃下り、風速が1m/sで体感温度は約1℃下るそうです。

 

強い冷風が吹き荒ぶ中で操縦し、作戦を遂行しなければなりませんでした。

 

また、当時の航空機は暖房設備が不十分で、中には密閉されていないコクピットもありましたね!

(旧日本海軍九六式艦上戦闘機など。)

 

これでは、とても寒くて作戦どころではありません!

 

そんな寒さに対抗するため、各国はパイロットの防寒装備の開発に勤しみます。

 

その時に注目されたのは、動物の皮革でした。

(当時は、現在のように先進的な科学素材がまだ開発されてなかったのですね。)

 

勿論、航空機の開発国とされているアメリカでも状況は同じでした。

 

当時のアメリカ陸海軍(空軍はありませんでした。)では、当初レザーのコートタイプ、のちにカバーオールの航空服が主流を占めていました。

 

でも防寒性能やサイズの問題で、最終的には上下セパレートのモデルに移行していきます。

 

そして1934年、前作B–2の後継として採用されたのがB–3と呼ばれるモデルです。

 

今回のモデルは、そのB–3の中でも、第二次大戦中に製造されたモデルを再現していますよ。

 

さてさて、それはどんなフライトジャケットなのでしょうか?

 

今回はアメリカ軍マニアのみならず、暖かい防寒着をお探しのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  全体及び細部写真です!

前面

今回のモデルは、いわゆるツートーン(またはでデュオトーン)タイプと呼ばれています。

使用している皮革の色調が大きく2色にわかれているのが特徴ですね。

このジャケットは、ヘビーゾーン(–10℃から–30℃)をカバーするジャケットですね。

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背面

大きく3枚の革で縫い合わされています。

初期のモデルは左右二枚でした。
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裏側

モフモフです💕

(頑丈で、ひっくり返すことはできませんでした。)
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うなじのループとタグ
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タグの拡大

メーカー名があります。

良心的ですね。しかし、タグを外されると…悪用厳禁!
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ジッパーは「TALON」の復刻です。
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陸軍航空隊のマークも再現
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裾左右には、サイズ調整ストラップがあります。
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防寒性能を上げるため、ポケットは前身頃右側に一個だけです。

パッチポケットです。
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大きな襟の裏側には2本のストラップがあります。

よく見るとストラップ裏側には検査スタンプが。

細部までよく再現されていますね。
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反対側にはストラップを取り付けるバックルが。
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両肩には、階級章を取り付けるタブが設けられています。
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襟は風でバタつかないよう、ダットファスナーで留めることができます。
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B–3の一大特徴である肘の補強革

羊革ではなく、他の皮革になっています。

これで強度アップですね。
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襟はストラップで立てることができます。
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ジッパー差込口付近の補強革
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3  その特徴とは?

メインとなる羊革は、羊毛を比較的長めに刈り残し、裏返しにしてボアが内側になるように使用されています。

 

そして外側になる部分には、塗料でコーティングしてありますよ。

 

これにより内側の保温力と外側の耐候性能を向上させていますね。

 

加えて、主要部分には別の強度のある皮革で補強してあります。

(羊革だけでは、脆弱なんですね。)

 

とても頑丈な造りです。

 

また保温力を向上させるため、ポケットは1個のパッチポケットのみになっていますよ。

 

襟や裾にはストラップがあって、スタンドカラーにしたり、サイズを調整(冷気を遮断)することができます。

 

抜群の防寒性能と、強度を兼ね備えたフライトジャケットと言えそうですね。

4  製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1990年代

・製造場所     イギリス

・契約会社     イギリス

・製造会社      〃

・材  質     シープスキン

・表記サイズ    40

         (日本人のL)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約64センチ

          肩幅 約49センチ

          身幅 約58センチ

          袖丈 約61センチ

・状  態     中古上品

・官民区分     官給品

・入手場所     ヤフオク

・入手難易度    2(やや困難)

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5  まとめ

軍が採用したフライトジャケットなのですが、なんか可愛いですね。

(実生活では、なかなか羊さんと触れ合うことができませんよね!)

 

実際に着用してみると、風を通さず保温力もあってとても暖かいジャケットです。

(インナーを薄着できるくらいです!)

 

少々重量がありますが、着用すると重さは感じなくなりますよ。

 

これは私見ですが、国内の有名復刻メーカー製より、着た時のシルエットが大戦当時のB–3に近い気もしますね。

(アレンジせず、当時の裁断のままなのでしょうか?)

 

ただ、現時点ではまだ革が馴染んでおらず、少々硬い感じで、腕を動かしづらいですね。

 

あと、ポケットが少ないのも少々不便です。

 

しかし、なかなかの高品質なジャケットですね。

 

さて、実際のB–3は、第二次大戦中に製造が中止になりました。

 

生産性が悪く、デザインもやや旧式だったためです。

 

でも、後に日本で復刻されると、バブル期の好景気も重なり大人気になりましたね。

 

ただ、現在ではそれも下火になっています。

 

どうやら、ここまでの防寒性能は過剰品質のようですね。

 

実際、現在のような暖冬では、なかなか出番がありませんでした。

 

また以前から、このB–3の改良して、ポケットを増やしたり、襟を小さくしたモデルが販売されています。

 

実用には、そちらが適しているようですね。

 

でも、私は冬のツーリングでガンガンこのジャケットを使用するつもりです。

 

だって羊さんと一緒にバイク乗られるなんて、日本ではまずできないですからね❤️

 

嬉しいことに、この暖かいジャケットは、現在でも入手可能です。

 

大阪のショップが一種の代理店のように仕入れてくれていますね。

(ただしお高いです!)

 

あなたもモフモフジャケットを入手してみませんか?

 

今回は、モデル品ながら大戦中の暖かいアメリカ軍フライトジャケットを分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それでは、また次回をお楽しみに!

(20211212更新)

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参考:大戦中のイギリス軍シープスキンフライトジャケットに関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

大戦中のアメリカ軍官給品A–2レザーフライトジャケットに関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

他のレザージャケットに関する記事はこちらです。⬇︎

レザージャケット(Leather jackets) カテゴリーの記事一覧

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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