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古のジャケット!【アメリカの軍服】陸軍ブルーデニムジャケットとは? 0109 🇺🇸ミリタリー

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今回は、1940年代のアメリカ陸軍ブルーデニムジャケットを分析します。

さて突然ですが、ここでクイズです。

これから分析するジャケットは、当時の官給品でしょうか?それとも現代のモデル品でしょうか?

正解は…最後の写真をご覧ください!

中古品ですが、程度は良好ですよ!

   目次

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1  アメリカ陸軍ブルーデニムジャケットとは?

ところで皆さんは、いわゆる「Gパン」をお持ちですよね。

 

私も何本か持っています。

 

「Gパン」は他にもデニムとかジーンズとか呼ばれています。

 

デニムはフランスの生地が語源ですし、ジーンズはデニムが作られた土地の名前の英語読みという説がありますね。

 

では何故「Gパン」て呼ばれいるかご存知ですか?

 

諸説ありますが、じつはGパンの「G」は「ガバメント(政府)」のGらしいのです。

 

つまりGパン=軍の払い下げパンツ(ズボン)のことを指しているのですね。

 

第二次大戦中のアメリカ陸軍で使用された作業服の一部は、ブルーデニムの生地でできていました。

(海軍は現在もトラウザーズとして使用していますよね。)

 

しかし作業服とはいえ戦場での使用も考慮されることから、目立つブルーデニムは次第に縮小、カーキやOD装備に変更されていきましたよ。

 

余ったブルーデニム装備は、一部が後方部隊や航空部隊の地上勤務員が使用した他は、殆ど民間に払い下げられましたようですね。

 

太平洋戦争終了後、物資不足の日本にも余剰となったそれらの作業服が大量に払い下げられたのは言うまでもありません。

 

日本では、そのおよそ軍装品らしくない色調からまず当時の若者が挙って着用、徐々に日本中に拡がっていったとされていますね。

(アメリカ映画でも主人公が着用していたのも流行した要因…という説もありますね。)

 

今回のモデルは、そんなブルーデニム装備の中でもオーソドックスなジャケットタイプになります。

 

さてさて、それはどんなジャケットなのでしょうか?

 

今回は、アメリカ軍装備品マニアのみならず、ファッションリーダーのあなたと一緒に、確認していきましょう! 

2  全体及び細部写真です!

前面  

とてもシンプルですね。

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背面
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前面裏側
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背面裏側
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前合わせはボタンのみ
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タグ
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腰ポケット  

ボタンで開閉
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金属製の陸軍用ボタン
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袖もシンプルです。
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3  その特徴とは?

使用されているブルーのデニム生地は、例えばリーバイス等の一般的なジーンズ生地よりやや薄いですね。

 

デザインは、エポレットなし、2ポケットでとてもシンプルです。

 

当時のワークジャケットにあったチンストラップや複数の胸ポケット、袖口のマチやボタンは一切省略されていますよ。

 

量産のための処置でしょうか?

 

むしろ新鮮ですね。

 

今回のモデルは、ジャケットタイプですが、この他にプルオーバーのジャケットも存在していました。

 

全体的な縫製は、アメリカ軍らしからぬ丁寧さですよ。

4  製造とサイズのデータ

・製造年又は契約年度 ????年代

・製造場所      ????

・契約会社      ????

・製造会社       〃

・材  質      コットン

・表記サイズ     38

・各部のサイズ(平置)

           着丈 約72センチ

           肩幅 約48センチ

           身幅 約56センチ

           袖丈 約59センチ

・状  態      中古極上品

・官民区分      ???

・入手方法      愛知県の古着屋

・入手難易度     2(やや困難)

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5  まとめ

シンプルなジャケットで、とても着やすいですね。

 

必要最小限な装備ながら、これで十分な感じです。

   

生地が薄く、防風性能は期待できませんが、逆にTシャツにそのまま羽織れば、夏でも使えるかもしれません。

 

冬は重ね着で対処ですね。

(真冬はB-3を上に羽織る…でロードショーいえいえ、どうでしょう?)

 

さて、冒頭のクイズの解答ですが、下の写真をご覧ください。

 

もう一つのタグ

(左腰ポケット内にあります。)

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正解は、日本の有名なT社製(BRブランド)の精密モデル品でした!

 

正解された方、いらっしゃいますか?

 

同社のブルーデニムシリーズ(?)は傑作揃いでしたね。

(着古してタグを外せば、当時の官給品と区別がつかなくなるくらいです。)

 

当時の官給品は、程度が悪くても高価で、なかなか入手できないのが現状です。

 

でも国産モデル品なら再現度も高く、普段使いにはもってこいですね。

(サイズが各種あるのも嬉しいですね。)

 

前合わせは男性用しかありませんが、女性にもおすすめのジャケットですよ!

 

今回も、モデル品ながらよくできた古のアメリカ軍ジャケットを分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それでは、また次回をお楽しみに!

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参考:他のアメリカ軍デニム装備に関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

他国のデニム装備に関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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     ✳︎     ✳︎     ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

(この記事は2019年7月に掲載したものをリライトしました。)

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