こんにちは!
今回は、ニュージーランド軍の迷彩服を分析します。
DPM系ですが、何故か懐かしい感じがしましたよ。
目次
- 1 ニュージーランド陸軍迷彩服とは?
- 2 ニュージーランド陸軍迷彩服の全体及び細部写真
- 3 ニュージーランド陸軍迷彩服の特徴とは?
- 4 ニュージーランド陸軍迷彩服の製造とサイズのデータ
- 5 ニュージーランド陸軍迷彩服まとめ
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1 ニュージーランド陸軍迷彩服とは?
イギリス連邦の一員であるニュージーランド。
やはり軍装は、イギリス系を採用していますね。
今回のモデルも、しっかりDPMを採用しています。
ただし、デザインは一部ニュージーランドオリジナルになっていますね。
どんな迷彩服でしょうか?
さっそく確認していきましょう!
2 ニュージーランド陸軍迷彩服の全体及び細部写真
シャツ
前面
イギリス軍初期DPMに近い色調ですね。
背面
前面裏側
濃い色は裏側までかなり透けています。
背面裏側
タグ
エポレット
胸ポケット
ボタンで開閉
袖口
ボタンで開閉
トラウザース
前面
背面
よく見ると、左右で使用されている迷彩布地が違っています。
面白いですね。
(グリーンの色調に注意)
前面裏側 シャツと生地が違いますね。
背面裏側
前合わせはジッパー
ボタンで開閉できるベルトループに注意 イギリス的です。
タグ
ランドリーデータタグ
側面 ウエスト調整タブ(ボタンで調整)とスラッシュポケット
膝のパッチポケット ボタンで開閉
ポケットに縫い付けられているタグ 現代風です。
右臀部のパッチポケット ボタンで開閉
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3 ニュージーランド陸軍迷彩服の特徴とは?
迷彩はDPMですが、マニアの間で人気の「初期DPM」に似ています。
これは、ダークイエローまたはタンがカーキ(というかオレンジイエロー)に、グリーンがエメラルドグリーンのタイプで、一般的なDPMと一部色調が異なるものになります。
イギリス軍最初期のDPMスモックはこちらです。⬇︎
今回は、特にシャツがその「初期DPM」に近いですね。
(今回のモデルでは、上下で三種類のDPM生地が使用されています。海外物には多い処置ですよね。)
生地は、ザラザラしています。
表記はありませんが、感触がノーメックス混紡のアメリカ陸軍ACUに似ています。
デザインは、シャツはオーソドックスな2ポケットタイプのエポレット付き。
トラウザースは、標準的なイギリス軍タイプで、5ポケット。
ベルトループがボタンで開放できるタイプです。
(イギリス軍のトロピカルトラウザースとよく似ていますね。)
これは、ピストルベルト(弾帯)を装着できるようにしているんですね。
特筆すべきは使用されているボタンで、シャツは2ホールの市販品のようなボタン。
トラウザースは、アメリカ軍のような両面使用できるタイプが使われています。
上下で製造時期や工場が違うのでしょうか?
または、シャツだけモデル品(PX品) なのかもしれません。
もっとサンプルが欲しいですね。
4 ニュージーランド陸軍迷彩服の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2008年
・製造場所 ニュージーランド
・契約会社 ニュージーランド
・製造会社 〃
・材質 コットン
ポリエステル
・表記サイズ シャツ(38)
トラウザース(4)
・各部のサイズ(平置) シャツ
着丈 約78センチ
肩幅 約45センチ
身幅 約56センチ
袖丈 約60センチ
トラウザース
ウエスト 約41センチ
着丈 約106センチ
股下 約79センチ
股上 約32センチ
裾幅 約21センチ
・状態 デッドストック
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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5 ニュージーランド陸軍迷彩服まとめ
新婚旅行でニュージーランドに行く妹夫婦に、「ニュージーランド軍の迷彩服買ってきて!」とリクエストしましたが、華麗にスルーされました。
平成初期の話です。
あれから約30年、やっと入手することができました。
しかもデッドストックです。
次はスモックを入手したいですね。
(存在しているのでしょうか?)
今回のモデルは、生地も薄く夏用のイメージがあります。
でも、わざわざ今の季節に着用するより、保存しておいた方が良さそうです。
(圧倒的に出回っている数が少ないです。)
イギリスは、迷彩をDPMからMTPに変更しました。
ニュージーランドは今後どうするのか楽しみですね。
イギリス軍MTP迷彩スモックの生地はこちらです。⬇︎
今回は、珍しいニュージーランドの迷彩服を分析しました。
次回は、ベトナム戦争で有名になった迷彩服を分析します。
お楽しみに!
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参考:その他のイギリス軍DPMはこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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