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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、オークション、ファッションの参考になります。

旧南ベトナムの軍服 陸軍迷彩シャツ(タイガーストライプ) とは? 0123 South Vietnam

こんにちは!

今回は、ベトナム戦争中の旧南ベトナム軍で採用され、アメリカ軍でも使用された迷彩服を分析します。

残念ながらモデル品ですが、雰囲気は再現されていますよ。

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   目次

1  旧南ベトナムの軍服 陸軍迷彩シャツ(タイガーストライプ)とは?

ベトナム戦争中、アメリカ兵の主に特殊部隊で、大流行した迷彩服がありました。

それは旧南ベトナム軍が使用していた、グリーンを基調にして、ブラックとブラウンを刷毛塗ったようなパターンを描き、明るいグリーン又はタンでブラックやブラウンの縁を細い線で描いたものでした。

一説には、インドシナ戦争で使用した、フランス軍のリザード迷彩が原型とされています。

インドシナ戦争当時のフランス軍リザード迷彩服の記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

その迷彩は、いつしかアメリカ兵の間で、タイガーストライプと呼ばれるようになりました。

中でも、当時返還されていなかった沖縄で製造された一部のタイガーストライプは、染料の関係からグリーン(というか薄いオリーブ)とブラウンが日射で退色してカーキに近付き、ブラックはバイオレットに変わっていって、独特の色調になったのでした。

これは特に「ゴールド(ゴールデン)タイガー」と呼ばれています。

今回のモデルは、その「ゴールドタイガー」を再現した国産のモデル品になります。

どんな迷彩服でしょうか?

早速確認していきましょう!

2  シャツの全体及び細部写真

前面  

前オーナーがモデル品を新品で購入後、洗濯と日射による感想を繰り返して退色を再現しています。
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背面  独特の迷彩ですね。
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前面裏側
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背面裏側
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前合わせはボタンのみです。
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サイズ表記  アジア人(当時のベトナム人)のXLサイズという意 
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前オーナーがよくできたパッチ(ワッペン)を付けています。

当時の一部隊を再現しているんですね。今すぐコスプレに使えそうです。
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胸ポケット  2個のボタンで開閉  マチが付いています
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右肩のパッチ
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左胸のパッチ  ローカル(現地生産)パッチがアクセントになっています。
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左肩のパッチと袖ポケット
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同じモデル品の新品と今回のモデルとの迷彩比較

キレイに退色させています。

左:新品     右:退色後(今回のモデル)

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3  その特徴とは?

迷彩はゴールドタイガーモデルなので、当初の配色はオリーブ、ブラウン、ブルーブラック、タンですが、退色してくると、オリーブはカーキに、ブラウンはライトブラウンに、ブルーブラックはバイオレットグレイに変色していきます。

でも、現代の染料なので今ひとつ退色の度合いが少ない気がします。

生地は、日本産で多かった厚手のコットンをよく再現しています。

でも、ベトナムでこの生地では、かなり暑そうです。

(因みに、日本製のタイガーストライプは、その品質の良さから、アメリカ兵に大人気でした。)

デザインも当時の標準的なシャツタイプをよく再現しています。

ただボタンはこれで良かったのか、少し疑問ですね。

アメリカ軍のODボタンがしっくりくるような気がするのは、私だけでしょうか?

4  製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度     1980年代

 ・製造場所                   日本

 ・契約会社                   日本

 ・製造会社                     〃

 ・材質                          コットン

 ・表記サイズ                AS–XL

 ・各部のサイズ(平置) 

                                   着丈  約69センチ

                                   肩幅  約50センチ

                                   身幅  約55センチ

                                   袖丈  約57センチ                             

 ・状態                       中古良品

 ・官民区分                民生品

 ・入手場所                ヤフオク

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5  まとめ

アメリカ兵に人気だったタイガーストライプですが、着用したい兵士は工夫が必要でした。

この迷彩服は、アメリカ軍正式採用品ではなかったため、まず調達が困難でした。

また、せっかく入手しても、当時のベトナム人用だったことから、サイズはアメリカのS〜XSが主体で、すぐに着用できることは稀でした。

複数入手し現地のテーラーに注文して一着仕立てるとか、入手したらそれをサンプルに、アジアの国に発注するとかして、やっと着用できたのです。

(マメですねえ。)

しかし、後々これが、タイガーストライプ研究に混乱をきたします。

今なお、この魅力的な迷彩服を、正しく系統的に説明できる学者先生(?)は皆無です。

(洋書で専門誌が出ておりますので、詳しくはそちらをご参考ください。)

じつは、2000年くらいまで、沖縄には当時の生地を使用した小物(ハット、短パン等)がまだ販売されていました、今でもあるのでしょうか?

確認したいですね。

さて人気のタイガーストライプですが、モデル品も洋の東西で沢山作られてきました。

今回のモデルに限らず、国産のモデル品は比較的安価でよくできていますよ。

モデル品なので、ガンガン使用できるところが良いですね。

タイガーストライプは、その昔日本でも制作されていました。

考え方を変えると、国産のモデル品は、当時の子孫と言えるかもしれませんね。

 

今回は、モデル品ながらベトナム戦争中の伝説の迷彩服を分析しました。

次回は、ぐっと寒い地方の迷彩服を分析します。お楽しみに!

           ✳︎              ✳︎              ✳︎

ネプチューンの名倉さんが、病気療養のために2ヶ月休養するとのニュースを観ました。

心配ですね。

休養期間を考えると、症状は軽いのでは?なんて思ってしまいます。

でもこの病気の怖いところは、誰でも罹る恐れがあるのと、再発の恐れがあるという事です。

また症状や本人を取り巻く環境によっては、さらに悪化する場合もあり、注意が必要ですね。

家族、職場、友人の支援が欠かせません。

名倉さんは、これを機会にしっかり休んで、また活躍して欲しいですね。

皆さんも、特に夏休み明けの微妙な心情、体調変化に十分注意しましょう。

早めの受診と周囲との情報共有が、対処の第一歩です。

気をつけましょう!

 

読んでいただき、ありがとうございました。