いつだってミリタリアン!

このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

フランスの軍服 陸軍戦闘服M64ジャケットとは? 0197 🇫🇷 ミリタリー

こんにちは!

今回は、フランス軍の戦闘服を分析します。

1960年代に採用され、その後のフランス軍戦闘服の基礎になった歴史的なモデルですよ。

驚くことに、当時のデッドストックです!

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   目次

1 フランスの軍服 M64ジャケットとは?

第二次大戦後フランス軍は、アメリカ軍のM43ジャケットを参考にして開発した、M47ジャケットを支給していました。

1950年代には、空挺部隊に独特のデザインを用いた空挺専用スモックを支給していましたね。

この空挺スモックは、OD生地とリザード迷彩生地で製造されたものがありました。

フランスは、戦後早くも個人用迷彩被服の重要性に気付いていたのですね。

しかし、虎の子の空挺部隊がクーデター騒ぎを起こした事から、迷彩服=悪・暴力と決めつけ、せっかく開発した迷彩服もお蔵入りにしてしまいました。

そしてフランス政府は、新しいフランス軍を目指して、装備の一新に乗り出します。

そうして開発されたのが、今回のジャケットになります。

配備された当時は、最先端のデザインであり、各国の注目を集めました。

さて、どんな戦闘服なのでしょうか?

早速、確認していきましょう! 

2 M64ジャケットの全体及び細部写真

前面

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背面
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前面裏側
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背面裏側
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エポレットはテーパー付きでラウンド型です。
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胸ポケット

垂直のジッパーで開閉

胸にはマジックテープでネームタグが。

(ホワイトなのが懐かしいですね。)
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ポケット内部は、カーキの別生地で作られています。
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腰ポケット

2個の隠しボタンで開閉

ポケットフラップ裏側は別生地です。
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前身頃のボタンも隠しボタンで、ボタンホール部分は別生地です。
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裾にはドローコードが。
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袖も先端は二重袖になっていますよ。

カーキの生地で先端にゴムを内蔵

内側の袖は、ダットファスナーで。

外側の袖は、2個のボタンで開閉・調整
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タグ① 

デッドストックなのですが、何か消されています。
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タグ②とスタンプ

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内側には三角フラップが。

このモデルから採用されています。
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ウエストのドローコード
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3 その特徴とは?

生地は上質なODのコットンサテンで、初めて見たときはアメリカ軍のM43ジャケットを連想しました。

(M43よりは、やや薄い生地ですが、色はよく似ていますよ。)

後のフランス軍装備のように、あきらかにグレイ系ODではないですね。

デザインは、エポレット付きで垂直ジッパーで開閉する二つの胸ポケット、ポケットフラップ付きパッチポケットが腰に二つあります。

このモデルから、内側には首元をカバーする三角形のフラップがあります。

また、ウエストと裾にドローコードが装備されています。

(後のモデルでは廃止)

特筆すべきは袖で、二重になっていますよ。

防寒対策でしょうか?

(生地の厚さも、防寒目的かもしれませんね。)

非常に手の込んだ造りです。

全体的には、仕立ても丁寧で、高級感のある戦闘服と言えます。

4 製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1967年

 ・製造場所                   フランス

 ・契約会社                   フランス

 ・製造会社                        〃

 ・材質                          コットン

 ・表記サイズ                92C

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約81センチ

                                    肩幅  約46センチ

                                    身幅  約58センチ

                                    袖丈  約60センチ                                          

 ・状態                        デッドストック

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 愛知県の専門店

5 まとめ 

諸先輩方の話によると、公開された当時は、他国と全く違うデザインに「未来の戦闘服」という印象を持ったそうですよ

確かに、今ではイギリスやフィンランドなのでも、そのデザインを採用していますね。

優れたデザインだったようです。

実際にこのジャケットを着用してみると、見た目と同様に高級な感じを受けました。

生地は意外にも防風性能が高いです。

この戦闘服の下にセーターを着込めば、少しの寒さなら凌げるのではないでしょうか?

さすがに冷たい風をモロに受ける、冬のバイク用としてはキツいものがあります。

でもこの上にレザージャケット(フランス空軍の?)でも羽織れば必要十分ですね。

逆に夏は生地の通気性の問題で少々暑いです。

このジャケットも秋から春用なのかもしれませんね。

デザインはファッショナブルですし、カラーも落ち着いたODなので、ジーンズなどにも合わせやすいですね。

また後のモデルにはない、遥かに手の込んだ高級な造りは、着ていてなんか嬉しいです。

コレクションよりも普段着で使いたいアイテムですね。

驚くことに、今でもデッドストックが入手可能ですよ。

しかも、とても安価で販売されています。

(10年前の半額くらいになっていますよ!)

購入する場合は、裾が改造されている場合もあります。

よく確認して、お好みのものを入手しましょう。

あと、このモデルも生地はフランス製のコットンなので、カビが生えやすいです。

着用したら、洗濯や乾燥に心がけましょう!

 

今回は、1960年代の小粋な、でも高級なフランス軍戦闘服を分析しました。

次回は、ソ連からロシアへの過渡期に支給された迷彩服を分析します。

お楽しみに!

 

 参考:フランス軍が参考にしたアメリカ軍のM43ジャケットの記事ははこちらです。⬇︎

 

フランス軍が大戦後すぐに開発したジャケットの記事はこちらです。⬇︎

 

1950年代にフランス空挺部隊が使用したスモックの記事はこちらです。⬇︎

 

その後のフランス軍各種戦闘服の記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

読んでいただき、ありがとうございました。

 

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