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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

アメリカの軍服 陸軍M43フィールドジャケットとは?  0248 🇺🇸 ミリタリー

こんにちは!

今回は、アメリカ軍のフィールドジャケットを分析します。

前回は残念ながらモデル品の紹介でしたが、今回は官給品になります。

しかも着用感のほとんど無い極上品ですよ!

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   目次

1  アメリカの軍服 陸軍M43フィールドジャケットとは?

第二次大戦まで多くの国は、通常の制服(サービスドレス)で戦闘をしていました。

これは、部隊の威厳や兵士の士気を上げるには効果がありましたが、目立つ記章などは狙撃兵の格好の的になりました。

また、制服が汚れるのも「品位を保つ義務」がある将兵にとっては大問題でしたね。

(塹壕戦で、制服が汚れるのを嫌った将兵が、制服の上に着用したのが、いわゆるトレンチ(塹壕)コートでしたね。)

でも、多くの国は、ほぼそのままの装備で第二次大戦に突入しました。

それが当時の常識だったからです。

ところがアメリカ軍は違っていました。

制服とは別に、戦闘専門服(戦闘服)を開発、支給したのです。

…悔しいですが、発想がとても柔軟ですね。

そうして支給されたのが、画期的なM38、M41ジャケットでした。

しかし欠点も多く、直ぐに改良版の戦闘服が開発されました。

それが今回のモデルです。

言わば、アメリカ系近代戦闘服の基礎ともいえるモデルです。

さて、どんなジャケットなのでしょうか?

早速、確認していきましょう!

2  M43フィールドジャケットの全体及び細部写真

前面

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背面
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前面裏側
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背面裏側
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前合わせはボタンのみです。

ストームフラップが欲しかったですね。
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サイズタグ

サイズは珍しい「40S」
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タグの代わりにプリントです。
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エポレットはテーパーなしで細長いクサビタイプ
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胸ポケット
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腰ポケット

身体のやや側面に設けられています。
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右腰ポケット内のタグ

とても脆くて、一回の洗濯で読めなくなるほど。

タグの状態で、ジャケットの使用状態が判ります。

これはほぼ完全に残っている状態です。
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前身頃のボタンホールにはライトカーキの補強生地が。
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袖はボタンで開閉・調整。先端が開放されたマチ付きです。
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チンストラップでスタンドカラーにする行程
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ウエストのドローコード
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赤い生地で内部が補強されています。

内部の革はありませんでした。

こんなモデルもあるのですね。
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専用フード

左面
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右面
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みぎめん裏側
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左面裏側
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サイズスタンプ

(ジャケットの適正サイズが示されています。)
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タグ①

取り扱い説明
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タグ②

サイズ、納入等のデータ
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左右非対称のデザイン
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フードを取り付ける行程

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フード取り付けは、エポレットのボタンも利用します。
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シェルのカラーの違い

左:M65フィールドジャケット(OG最終型)

右:今回のM43フィールドジャケット

オリーブグリーン(OG)とオリーブドラブ(OD)は、かなり違いますね。
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3  その特徴とは?

生地はOD厚手のコットンサテンで、高級な生地です。

未使用品では、微妙に艶があるのが特徴です。

デザインは、M65フィールドジャケットにまで通じるエポレット付き4ポケットですが、前合わせや袖はボタン留めです。

内側にライナーを取り付けるボタン等はありません。

これは単体で着用できる、ウール製の分厚い専用ライナーがあるためです。

そのライナー着用を前提にサイズが作られているので、現代のサイズより2サイズ大きい造りになっていますよ。

ライニングは、ちゃんと裾まで縫われていて、M65のように開放されていません。

ジッパーはありませんが、重量感のあるジャケットですね。

4  製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1944年

 ・製造場所                   アメリカ

 ・契約会社                   アメリカ

 ・製造会社                        〃

 ・材質                          コットン

 ・表記サイズ                40S

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約77センチ

                                    肩幅  約50センチ

                                    身幅  約61センチ

                                    袖丈  約62センチ                                          

 ・状態                        中古極上品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 ヤフオク

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5  まとめ

今回のモデルは、さる業者がオークションに出品していたものを運良く落札できたものです。

面白いことに、商品名が「M41フィールドジャケット」として出品されていました。

あきらかに誤りだったのですが、おかげでマニアの検索に掛からなかったようです。

そのため、こんな状態の良いものが、とても安価に落札できました。

(モデル品の半値以下でした!)

こんなこともあるのですね。

(…だからオークションはやめられません。)

それはともかく、表記サイズは本来私の適正サイズなのですが、実際に着用してみると、かなり大きくてブカブカでした。

現代のサイズでは、42Rくらいでしょうか?

アメリカサイズの「L」くらいあります。

やはり、ライナー着用前提サイズなのですね。

(購入時には注意です。要試着です。)

でも、下に沢山着込むことができるので、これからの季節も使えそうです。

ただ、今回のモデルでも製造後75年以上経っています。

さすがに最近は程度の良いものが減ってきていますね。

購入したら実用も良いですが、将来のために大切に保管しておくのが良いかもしれません。

(将来必ず助けてくれますよ。)

実用目的で、どうしてもM43ジャケットが着たい方は、精密なモデル品がおすすめです。

一見官給品の未使用品と見間違うほど忠実に再現しているモデルもありますよ。

全くの新品ですし、サイズも各種あっていつでも誰でも着用できそうですね。

 

今回は、やっと官給品のM43フィールドジャケットを分析することができました。

次回は、スロバキアの迷彩服を分析します。

(チェコスロバキアではありませんよ!)

お楽しみに!

参考:以前分析したモデル品のM43フィールドジャケットはこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com 

アメリカ軍の歴代フィールドジャケットはこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

 M43フィールドジャケットの影響を受けたジャケットはこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com 

www.military-spec-an.com 

   ✳︎               ✳︎               ✳︎

読んでいただき、ありがとうございました。

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