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徹底解明! 旧 東ドイツ 陸軍 迷彩 スモック 0039

こんにちは!

ニュースです!

とうとう社屋にコシアカツバメさんが来ました!

バンザーイ!(三唱)🎊

昨日の連休明けと同時に確認しました。

可愛いですね❤️

家族全員が元気に過ごせる様に、微力ながら協力させていただきます。

(私が巣の下の清掃係です。)

今年こそ、友達になれるかな?

 

さて今回は、既に存在しない国の希少な迷彩服を紹介します。

勿論、絶滅危惧種ですよ!

 

   目次

 

1  旧 東ドイツ 陸軍 迷彩スモック

東ドイツ軍といえば、レインドロップ迷彩が有名ですね。

今回のモデルは、その前に採用されていたパターンの迷彩服になります。

形状から、制服の上に着用するスモックだと思います。

このパターンの装備品は、数がとても少ない希少なものなので、見つけたら必ず保護してあげましょう。

海外では「鋸のようなギザギザの葉」パターンと呼ばれています。(和訳下手くそです。)

色調は異なりますが、以前紹介したハンガリーの迷彩スモックにパターンが似ていますね。

大戦中のドイツ軍迷彩服は、諸外国の30〜40年先を進んでいました。

しかし今回のモデルのパターンはその頃の迷彩と繋がりが無いように感じます。

過去のイメージを払拭させたかったのでしょうか?(大国のIBLでしょうか?)

旧西ドイツとは全く別のコンセプトで造られています。

 

2  全体及び細部写真

前面  鎖骨、背中、袖上部に偽装用ループがあります。(迷彩でよく見えません。)

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背面
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前面裏側
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背面裏側
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前合わせはボタンのみ。一部はストームフラップ越しにボタンを留めます。
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ボタンは縫い付けではなく、旧ドイツ軍制服のように、ボタンを金属のリングで留めるタイプです。

フード以外の殆どのボタンがこの固定法です。
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前合わせ一番上のボタンと一番下のボタンが被服表面に露出します。
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袖はボタンで開閉二段階調整  ボタンはプラスティック製で反射留め加工がなされています。
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袖の補強用パッチ
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そでのスラッシュポケット  袖にスラッシュポケットは珍しいです。
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二個のボタンで開閉
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ポケットの中には、肌色の布
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袖口裏側にも肌色の布    補強とボタンの引っ掛かり、脱落防止を兼ねます。
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ウエストのドローコード(テープ)は左脇で調整するタイプ 斬新です。
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ウエストのドローコードも肌色の布中に。
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布にスタンプが。生地の種類でしょうか?
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偽装用ループの力布
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袖のポケット用布
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肘の補強用パッチ裏側  ちょっと形は違いますが、「羊たちの沈黙」を思い出しました。
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裾はベルトに繋がったゴムが内蔵されていて、バックルで調整両側にあり。
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内ポケットの布
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官給品スタンプ  「1/60」は、1960年1月納入でしょうか?
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ボタンは、一番上と一番下それに真ん中がストームフラップ越しに留めます。
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フード頂部裏側には小ポケットが!何か入ってるのか?
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何も入っていませんでした。おそらく偽装用のフェイスベールが格納されていたのでは?
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背面裏側  フードの付け根に迷彩布のバンドが!  用途は?
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背面表側  フード付け根に小さなボタンが!用途は?
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おそらく、バンドとボタンでフードを使用しない時に固定しておくためのものではないでしょうか?
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3  特徴

迷彩生地は、ライトグレイにブラウン、グリーン、ディープブルーグリーンで葉っぱのようなパターンを描いています。

各色の交わっている箇所はわずかで、デニソンスモックやフランスのリザードのような効果は狙っっていないようです。

撮影のために生地を触っていると、手に違和感が。ロウソクを触ってるような感じです。

防水のための処置が施されているのかもしれませんね。

デザインでは、ポケットが少ないです。両袖と内ポケットしかありません。

…ということは、地面に伏せた状態でも使える様になっているということですね。

フードにフェイスベールを備えるとするなら、或いはスナイパー用スモックなのかもしれませんね。

ドラグノフ(の東ドイツ版?)にこの迷彩!素敵なペアですね。

 

4  諸元

   ・製造又は契約年度          1960年代

   ・製造場所                         旧東ドイツ

   ・契約会社                         旧東ドイツ

   ・製造会社                                〃

   ・材質                                コットン

   ・表記サイズ                      不明

   ・各部のサイズ(平置)    

                                   着丈  約73センチ

                                   肩幅  約49センチ

                                   身幅  約66センチ

                                   袖丈  約68センチ

   ・状態                     中古並品

   ・官民区分              官給品

   ・入手方法              大阪専門店で購入

 

5  まとめ

以前沖縄の国際通りにある専門店で、ちょっとデザインの違うスモックが10万円で販売されていました。

購入しようか、どうしようか…と悩んでいるうちに売れてしまいました。

全くもって「後悔、後を絶たず!」の状態です。

迷彩パターンは日本のフィールドでも充分に効果を発揮すると思います。

でも、入手したら使用せずに、大事に保管しておくのが良いかもしれません。

また、ヨーロッパではモデル品も発売されていると聞いています。

ゲームや普段使いは、そちらを使用しましょう!(じつは、モデル品も入手困難です!)

 

今回は、旧東ドイツの希少な迷彩服を紹介しました。

 

次回は、フランスの珍しいジャケットを紹介します。お楽しみに!

 

読んでいただき、ありがとうございました。