こんにちは!
今回は、旧東ドイツ軍の特殊な戦車兵用の迷彩服を分析します。
確か沢山出回っていたはずですが…最近極端に品薄です。
もしかしたら「しくじり先生」になってしまったかもしれませんね。
今回のモデルも極上品ですよ!
目次
- 1 旧東ドイツ陸軍戦車兵用迷彩ジャケット(レインドロップパターン)とは?
- 2 旧東ドイツ陸軍戦車兵用迷彩ジャケット(レインドロップパターン)の全体及び細部写真
- 3 旧東ドイツ陸軍戦車兵用迷彩ジャケット(レインドロップパターン)の特徴とは?
- 4 旧東ドイツ陸軍戦車兵用迷彩ジャケット(レインドロップパターン)の製造とサイズのデータ
- 5 旧東ドイツ陸軍戦車兵用迷彩ジャケット(レインドロップパターン)まとめ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
1 旧東ドイツ陸軍戦車兵用迷彩ジャケット(レインドロップパターン)とは?
近代的な戦車が初めて実戦に投入されたのは、1916年のヨーロッパでした。
ちょうど第一次大戦の真っ最中でしたね。
イギリス軍のマーク1戦車が最初とされています。
この戦車は、乗組員が8名、数門の戦車砲や機関銃を装備して、時速4km/hで走るものでした。
大きくて遅くて、標的以外の何者でもないような気がしますが、一定の成果を収めたようですね。
(敵だったドイツ軍に与えた衝撃は大きかったようですよ。)
なんと、この頃から戦車兵には、特殊な装備が支給されていました。
戦車砲の発射ガスや排気ガスを吸わないためのガスマスク、飛び込んで来る銃弾を防ぐボディアーマー…原始的なものでしたが、なくてはならないものでしたね。
以降、戦車の発達に伴い、戦車兵の衣類も近代的でより専用ものが開発されていきました。
今回のモデルは、東西冷戦華やかりし頃に旧東ドイツ軍で開発された戦車兵用迷彩服です。
(今回の迷彩の他に、ブラック一色のモデルもあったようです。)
本来は専用のオーバーオールとペアで使用するものなのですが、今回は諸事情でジャケットのみになります。
当時、いわゆる東側だった旧東ドイツですが、今回のジャケットはソ連系でも、旧ドイツ軍系でもない、東ドイツオリジナルのデザインになっていますよ。
さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?
今回は、迷彩服コレクターのみならず、将来の事を考えてらっしゃるあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 旧東ドイツ陸軍戦車兵用迷彩ジャケット(レインドロップパターン)の全体及び細部写真
前面
背面
前面裏側
背面裏側
前合わせはボタンのみ
このストラップは、専用オーバーオールに連結させる一種のレスキューハーネスのようです。
タグ
うなじにあります。
その上はループと襟ボア用のボタン
戦車部隊を示すパッチ
(砲身の形状から、T62でしょうか?)
襟周りレイアウト
右胸ポケット
2個のボタンで開閉
ポケットフラップ裏側はナイロン生地で補強?
前合わせは隠しボタンになっていますが、その内側には隠しポケットあります。
裏側を見ると、ホルスター(拳銃入れ)でした。
ホスルターはストラップでジャケット本体に繋がっています。
左袖の謎のループ
ボタンで開閉します。
用途はなんでしょう?
袖
テーパー付きで袖口がボタンとループで開閉・調整
袖口裏側は、ナイロンの生地で補強されています。
裾はボタンとループでサイズを調整できます。
裏側背中にあるループ
左右にあります。
オーバーオールと関係しているのでしょうか?
生地裏側のスタンプ
よく使用されている官給品ボタン
スポンサーリンク
スポンサーリンク
3 旧東ドイツ陸軍戦車兵用迷彩ジャケット(レインドロップパターン)の特徴とは?
迷彩は、オリーブグレイ(またはカーキーグレイ)をベースに、ブラウンで長さ数センチの破線を描いています。
いつみても面白いパターンです。
生地はコットンとポリエステルの混紡で、一般的なツイルです。
柔らかくて肌触りが良いです。
デザインは、胸ポケット×2、隠しポケットで、着丈が短いジャケットです。
バックルが付いたナイロンのテープがあって、テープの一部は内側から襟の裏に出ています。
おそらく、バックルでオーバーオールに連結し、一種のレスキューハーネスのような使い方をするのでは?
アメリカ、フランス、カナダなどの戦車兵用スーツにもハーネスがありましたね。
全体的な縫製は、東ドイツらしい正確なものです。
4 旧東ドイツ陸軍戦車兵用迷彩ジャケット(レインドロップパターン)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1979年
・製造場所 東ドイツ
・契約会社 東ドイツ
・製造会社 〃
・材質 コットン
ポリエステル
・表記サイズ sg 52
(日本人のL〜XL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約69センチ
肩幅 約49センチ
身幅 約60センチ
袖丈 約67センチ
・状態 中古極上品
・官民区分 官給品
・入手場所 東京の専門店
スポンサーリンク
スポンサーリンク
5 旧東ドイツ陸軍戦車兵用迷彩ジャケット(レインドロップパターン)まとめ
かつての東側と呼ばれる国の装備には、隠しホルスターが付いていて「ドキ!」とすることがありますね。
そこに入るのはマカロフなのか、信号銃なのかは不明ですが…。
一見何も持っていないように見えるのが怖いですね。
さて今回のモデルは、実用目的というより、純粋にコレクションとしておくべきものでしょう。
何故なら、東ドイツはもう存在しないからです。
それどころか、あれだけ溢れていた旧東ドイツ軍装備は、驚くことに次第に無くなりつつあります。
(フライトスーツはもうどこにもありません!)
これは予想以上に早いですね。
(だから結構買い逃している…。しくじり先生たる所以です。)
今のうちにパイロット、戦車兵、空挺用の装備、ナイフ、バヨネット等は、見つけたら購入しておいた方が良さそうです。
今ならまだ、間に合うかもしれません。
(また迷彩服コレクターのあなたは、とりあえず歩兵用のユニフォーム上下を購入しておきましょう。)
私は引き続き、今回のモデルと同じサイズのオーバーオールを探してみます。
今回は、亡国旧東ドイツ軍の戦車兵用ジャケットを分析しました。
次回は、ドイツつながりで、大戦中のドイツ武装親衛隊迷彩服を分析します。
お楽しみに!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
参考:他の東ドイツ軍装備はこちらです。⬇︎
各国の戦車兵用装備はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
昨日ブク君(仮名)の写真を載せたら、今朝のウォーキングでブク君に会えましたよ💕
久しぶりだったので、ブク君アタックが強かったです。😍
(地面が濡れていたので歩き方が変でした!気持ち悪いのかも…。)
(=・ω・=)エネルギー、充填120パーセントです!
ありがとうブク君!
でもブク君が先に出てきたので、気配を察したうーちゃんは姿を見せませんでした。😞
明日もまた探してみます。😃
読んでいただき、ありがとうございました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク