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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、オークション、ファッションの参考になります。

陸上自衛隊装備品 迷彩作業外被とは? 0070 🇯🇵

こんにちは!

今回は、通称熊笹迷彩を使用していた隊員待望の迷彩服を紹介します。

熊笹時代にこれがあったら、もっと快適に訓練ができたたかもしれませんね。

   目次

1  陸上自衛隊装備品 迷彩作業外被とは?

迷彩服1型全盛期の作業外被は、ODしかありませんでした。

でも、演習時には迷彩被服しか着用できなかったことから、寒候期は隊員の悩みの種でした。

ちょっと肌寒い時は、迷彩服の下に着込むか、我慢するかでしたから。

(健康問題に直結してました。)

あろう事か、官給品防寒外被もODとホワイトのリバーシブルしか無かったからです。

つまり、演習のドレスコードと装備被服に乖離があったのですね。

その状態を見かねた官給品被服製造メーカー等が、ご丁寧にOD作業外被を迷彩生地でそっくりコピーし、PXで販売しました。

しかし、隊員の足元を見た価格設定であった(めちゃ高かった!)のとプロモーション失敗のために全く売れず、結局そのまま時間は流れたのでした。

(いまでもオークションで出品されてますよ!)

今回のモデルは、その穴を埋めるべき開発された、遅かりし装備品です。

それでは早速見ていきましょう!

(因みに、今回のモデルは、シェルがツルっとした初期型です。)

2  外被の全体及び細部写真

前面  典型的な4ポケットのコートタイプです。

(アメリカ軍M51フィールドジャケットが原型です。)

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背面  迷彩は暖候期用ですね。
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前面裏側  袖の一部まで裏地(ビニロン?ナイロン?)が付いています。珍しいデザインですね。
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背面裏側  結構裏側に迷彩が透けていますよ。
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前合わせはジッパーのみ
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胸ポケット  ダットファスナーで開閉  防寒外被とは違って隠しファスナーとなっています。
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腰スラッシュポケット  フラップはありますが、開閉を制御するものはありません。

ポケット口に補強あり。
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内側はナイロン(?)生地
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うなじのサイズタグ(3Bは大きいですね。)
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内側にあるはずのデータタグとネームタグはキレイに剥がされていました。(そんな!)
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ジッパーは勿論「YKK」
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脇の空気孔
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袖は何故かボタンです。タックがたくさん。
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二段階に調整可能
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ウエストのドローコード  

ドローコードとしては、ベストの位置なのですが、弾帯の上になる場合が多いですね。
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裏地はありますが、完全防水ではありません。雨の侵入を遅らせるのが目的?
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裏側の空気孔
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襟の裏には何もありません。  

フード装備のジャケットが多いですけど使用しない場合が殆どですよね。
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3  気になる特徴は?

この迷彩作業外被は、その前のモデルであるOD作業外被が原型です。

その作業外被も、元を正せばアメリカ軍のM51を参考にしてデザインし、かなりの省略と材質の変更を行った、言わば「簡易版M51フィールドジャケット」なんですね。

今回のモデルも、その簡易版をしっかり継承しています。

特筆すべきは腰ポケットで、フラップ付きスラッシュポケットながら、フラップを締めておくべきボタンやダットファスナーがありません。

簡易的で使い勝手が良いですね。

でも、そうするなら内ポケットが欲しいような気がします。

うろ覚えですが、OD作業外被であった襟から展開するフードは省略されています。

4  製造、サイズのデータ

 ・製造年又は契約年度     2000年代

                                         (推定)

 ・製造場所                       日本

 ・契約会社                       国内会社

 ・製造会社                       国内会社

 ・材質                              コットン

                                          ビニロン

 ・表記サイズ                   3A

 ・各部のサイズ(平置)  

                                     着丈  約82センチ

                                     肩幅  約49センチ

                                     身幅  約65センチ

                                     袖丈  約58センチ                                             

 ・状態                         中古良品

 ・官民区分                  官給品

 ・入手方法                  ヤフオク

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5  まとめ

迷彩は暖候期用ですが、これで秋や春の無雪地帯でも若干の防寒性能を有した装備を入手することができました。

良かったですね。

若干の防水性能もありますので、少々の悪天でも対応できて便利ですね。

M51の簡易版ですが、例えばM51を屋外で使用するというのは、ライナーを外していたとしてもオーバースペックのような気がします。

日本にはそれの省略版くらいがちょうど良い装備かもしれませんね。

勿論迷彩の効果は定評がありますので、あらゆるシーンに使用可能でしょう。

シティユースでも、なかなかオシャレですよ。

現行のモデルは、シェルの材質が変わり、迷彩パターンは変わりませんが、ツヤがなくより防水性能の高い物に変更されています。

(欲しいです!)

…ということは、今回のモデルは今後減ってゆくのかもしれませんね。

見かけたら、保護してあげましょう!

 

今回は、陸上自衛隊のやっと開発された迷彩服を紹介しました。

次回は、第二次大戦中のイギリス軍迷彩服を紹介します。

何故かイギリス以外で主に使用された面白い迷彩服ですよ。お楽しみに!

                ✳︎                  ✳︎                  ✳︎

今朝ウォーキング中にイタチさんと遭遇しました。

イメージは明るい赤茶のフェレットです。

可愛いですね。

目の前の道路を、ダッシュで横断していきました。

場所は閑静な住宅街だったのですが…。

また会えると信じて、明日も歩きます!

 

読んでいただき、ありがとうございました。