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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

陸上自衛隊装備品 リバーシブル防寒外被とは?  0261 🇯🇵 ミリタリー

こんにちは!

今回は、陸上自衛隊の防寒外被を分析します。

リバーシブルで、大戦中のアメリカ軍被服の影響を受けているようですよ。

これも懐かしい装備ですね、先輩!

(でも、もう用途廃止になってるようですよ。)

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   目次

1  陸上自衛隊装備品 リバーシブル防寒外被とは?

自衛隊と保安隊の前身である警察予備隊が発足した当時は、一部を除いて殆どの個人装備はアメリカ軍から供与されたものを使用しました。

防寒装備も同様で、当初はアメリカ軍の山岳兵が用いたマウンテンパーカーやスキーパーカー(いずれもリバーシブル)を使用していましたね。

しかし1960年代になると、使用にともなう損耗を補うために、そしてより使い易さを求めて新しい装備が開発されました。

それが今回のリバーシブル防寒外被です。

本来はラクダ色…もとい、キャメルカラーのライナーがあるのですが、一身上の都合により行方不明(…そもそも、単体で着用可能なので、シェルとは別に仕舞った?)なので、見つけ次第アップします。

ライナーはありませんが、どんな被服なのでしょうか?

早速、確認していきましょう!

2  リバーシブル防寒外被の全体及び細部写真

 OD側前面

所々油汚れがあります。

(クリーニング済)

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OD側背面

フードの ダットファスナーに注意
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ホワイト側前面

ホワイト面は、使用に伴って裾や袖が汚れてきますね。
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ホワイト側背面
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胸ポケット

ダットファスナーで開閉
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腰ポケット

こちらも  ダットファスナーで開閉
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ウエストのドローコード
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袖口

ゴムが内蔵されています。
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フード前面のダットファスナー
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フード後面にはOD側、ホワイト側共に複数のダットファスナーがあって、使用しない時にはロールアップできます。
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ジッパーは「YKK」のブラスです。
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ウエストのドローコードは、ホールで両側に出すことができます。
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  ダットファスナーのOD面(濃緑色です。海軍色ぽいですよ。)
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OD側袖口
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タグ

外観の使用感に比べて、キレイに残っています。

タグは、ホワイト側の左胸ポケット内にあります。
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3  その特徴とは?

生地は、イギリス軍の極地用スモックのように細い糸で緻密に織られたギャバジンとよく似ています。

ただし、コットンとレーヨンの混紡になります。

シェルのカラーで、ODはOGに近いものと、よりブラウンの強いODの2種類があります。

これは紫外線による褪色 などではなく、最初から違っているようです。

厳正な品質管理で有名な自衛隊衣料ですが、こんな誤差は珍しいですね。

デザインは、OD側が右腰にポケット×1、ホワイト側には左右の胸ポケット、右腰ポケットのコートタイプです。

ホワイト側にポケットが多く、雪上での使用がメインの衣類ですね。

OD側、ホワイト側とも、他色での迷彩はありません。

フードには、前面にダットファスナー×3で首元を締めることができます。

袖にはゴムが内蔵されています。

防寒着とセットで、手首をスッポリ覆うミトンが配布されるので、通常の袖よりこちらの方が使い勝手がよいですね。

今回のモデルはサイズが3号ですが、実寸は1号くらいあります。

戦闘服の上にライナーを着用し、その上に防寒外被を着るので表記サイズよりとても大きく造ってありますよ。

4  製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1979年

 ・製造場所                   日本

 ・契約会社                   日本

 ・製造会社                     〃

 ・材質                          コットン

                                      レーヨン

 ・表記サイズ                3号

                             (日本人のL〜XL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約75センチ

                                    肩幅  約52センチ

                                    身幅  約60センチ

                                    袖丈  約58センチ                                                                        

 ・状態                        中古並品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 北海道の専門店

 

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5  まとめ

今回の防寒外被は、セーター、ライナー、外被セットで運用するため、このシェルのみでは、防寒性能は低いです。

しかし、積雪地においては、ある程度の迷彩効果がありそうですね。

とは言え、わざわざ探して購入するほどのものでもなさそうです。

探してらっしゃる方は、関東方面の老舗か、ネットオークションを狙ってみましょう。

さて、1980年当時この防寒外被は個人貸与ではなくて、部隊装備でした。

そのため、冬季演習の度に配布されるので、毎年違う外被を使用する場合もありましたよ。

昨年は新品だったけど、今年は廃品間近のボロボロだった…なんて事もありましたね。

ライナーや、ミトン、オーバーパンツも同様でした。

みんなボロボロで、使っていた当時は「…こりゃあ次も負けるわ!」なんて雪まみれの上富良野演習場で思っていました。

現在では立派な装備が支給されていますね。本当に羨ましいです。

(でもちょっと寂しくもあります。)

じつは、今回オーバーパンツも分析する予定でしたが、あまりにも汚れているため断念しました。

いつか、もっとキレイなものを入手して、分析したいですね。

  

今回は、古の陸上自衛隊防寒外被を分析しました。

次回は、宿敵ロシア軍の迷彩服を分析します。

お楽しみに!

参考:同じ時期の陸上自衛隊装備品はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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