こんにちは!
今回は、いよいよG–1の登場です。
一時期、猫も杓子もG–1…という時代がありましたが、今は落ち着いていますね。
でも相変わらず人気のジャケットですよ。
目次
- 1 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品)とは?
- 2 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品)の全体及び細部写真
- 3 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品)の特徴とは?
- 4 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品)の製造とサイズのデータ
- 5 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品)まとめ
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1 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品)とは?
アメリカ海軍がそれまで採用していた3桁ナンバーのフライトジャケットに代わり、G–1を採用したのは、1940年代末でした。
アメリカ陸軍航空隊(のちにアメリカ空軍として独立)が装備したA–2が、いわゆるライトゾーンでの活動を主体としたのに対し、G–1は、インターミディエイトゾーンに対応しています。
風が吹きさらしの空母甲板では、確かにA–2は寒いかもしれませんね。
過去のA–2の記事はこちらです。⬇︎
では、Gー1とはどんなジャケットでしょうか?
早速確認していきましょう!
2 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品)の全体及び細部写真
前面
襟ボアが特徴です。当初は天然ムートンでしたが、現在は化繊になっています。
背面
アクションプリーツがあります。
裁断がA–2より複雑ですね。
前面裏側 ナイロンのライニングで、ウールシャツでも脱着がめちゃスムースですよ。
背面裏側 裏側にもプリーツが!
襟はチンストラップでスタンドカラーになります。
バイカーの皆さんに人気なのもうなづけますね。
ジッパーは「スコービル」のブラスでゴツイタイプです。
脇の通気口 3個です。
アクションプリーツは腕の動きを妨げない仕組み。
腰ポケット ボタンで開閉 ここは賛否両論です。左ポケットのみペン差しがあります。
袖ニット 二段織で筒状です。リッチですね。
G–1の特徴は、内ポケットがある事 パイロットのみならず、バイカーにも使い勝手が良さそうですね。
ライニングのプリーツ
タグ 民生品です。でも造りは本格的です。
官給品にはない装備
ポケットの横にハンドウォーマーがあります。
グローブの履けないところでは重宝しますね。
ここもバイカーに人気です。
今回のモデルは、前面裾ニットが一部修理しています。
アメリカ軍フライトジャケットは、ニットが弱いのがネックですね。
でも、元どおりに交換してくれるSHOPがあるので安心ですよ。
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3 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品)の特徴とは?
まず目につくのが、襟ボアです。
見るからに暖かそうですね。
これはG–1の前身のジャケットから継承されています。
当初は羊さんのムートンでしたが、現在は化繊に変更されていますよ。
天然ムートンは時間とともに変色してくるのが魅力ですね。
(官給品G–1で時々襟の色が違うのが天然ムートン襟です。)
ポケットはA–2と同じ2ポケットですが、A–2がダットファスナーで開閉を制御していたのに対し、G–1はボタンになっていますよ。
G–1は、他に内ポケットもあります。
レザーは今回のモデルはゴートスキン(山羊皮)ですが、カウハイド(牛皮)もあったようです。
メーカーのラルフエドワーズ・スポーツウェアは、堅実なG–1を造ることで有名です。
シルエットもカッコ良いですね。
4 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品)の製造とサイズのデータ
・製造・契約年度 1980年代
・製造場所 アメリカ
・契約会社 アメリカ
・製造会社 〃
・材質 山羊皮
ナイロン
ウール
・表記サイズ 44
・各部のサイズ(平置)
着丈 約64センチ
肩幅 約47センチ
身幅 約59センチ
袖丈 約65センチ
・状態 中古良品
・官民区分 民生品
・入手場所 ヤフオク
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5 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品)まとめ
G–1は大好きなジャケットで、数着保有していますが、このG–1が一番シルエットが綺麗ですね。
ハンドウォーマーがついているにもかかわらずこのシルエットの良さは、メーカーがG–1を知り尽くしているからなんでしょうね。
実際に冬着用すると、風は通さなないしポケットは多いので、本当に使い勝手が良いです。
サイズ44は私には少し大きいですが、バイクは概ね腕を伸ばして乗るので、いい感じでフィットしています。
実は、殆どのG–1は、A–2に比べると、同じ表記サイズでも何故か小さい感じがするモデルが多いですね。
個人の体型にもよりますが、一つ大きいサイズを選ぶのがコツかもしれません。
(アメリカ海軍では、胸にぴったりのサイズを着用するそうです。そのうち革が馴染んできて、手放せない一品になるんだとか!本当でしょうか?)
ただし、女性はキツキツが良いかもしれません。
あまり知られていませんが、映画「シン・ゴジラ」で、女優の石川さとみさんが、ブカブカのG–1を着てましたね。
もう少し、タイトな方が、より似合っていたような気がしますが如何でしょうか?
(現在は、新品、中古品でも各種サイズが入手可能ですよ!)
もう一つ、G–1といえば映画「トップガン」のトム・クルーズですね。
アビレックス製の衣装だったらしいのですが、G–1のみならずフライトジャケットブームのきっかけになりました。
その時に感じたのは、G–1って戦闘機やバイク(特にロードスポーツ)に合うなあ…という事です。
そうですよね、会長!
この冬は、ぜひ頑張ってG–1を入手し、みんなでバイク乗りましょう!
(本当は戦闘機に乗りたいです。)
今回は、アメリカ海軍の伝統的なレザーフライトジャケットを分析しました。
次回は、中東にある親日国の新しい迷彩服を分析します。
お楽しみに!
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参考:官給品G–1はこちらです。⬇︎
今回と同じく、G–1官給品製造メーカーによるモデル品はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
読んでいただき、ありがとうございました。
追記(20190804)
トムクルーズ主演で「トップガン2」が近日放映されるそうです!
またG–1の人気に火がつくかもしれませんね!
ただ個人的には…戦闘機はF–14の方が好きですね。
そうですよね? GTさん。
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