こんにちは!
今回は、アメリカ海軍のフライトジャケットを分析します。
アメリカ海軍といえば、来年「トップガン2」が公開予定ですね!
楽しみです!
(日本での公開日はまだ未定ですけど…)
目次
- 1 アメリカ海軍G–1レザーフライトジャケット(モデル品その2)とは?
- 2 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品その2)の全体及び細部写真
- 3 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品その2)その特徴とは?
- 4 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品その2)の製造とサイズのデータ
- 5 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品その2)まとめ
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1 アメリカ海軍G–1レザーフライトジャケット(モデル品その2)とは?
1903年にライト兄弟の「ライトフライヤー」が初飛行して以降、パイロット用のフライトジャケットは各種皮革で製造されることが多かったですね。
皮革は、防風、防寒、そして万が一の事故からもパイロットを守ってくれる便利な天然素材だったので当然ですよね。
(当時は、現在のように難燃素材、浸透素材、衝撃吸収素材などの皆無でした。)
航空先進国のアメリカでも、陸軍と海軍航空隊のために、各種皮革製のフライトジャケットを製造・支給していましたよ。
しかし航空兵力の増強、ナイロンをはじめとする新素材の開発により、生産効率の悪い皮革製装備は開発、支給が中止されていきました。
ところがアメリカ海軍は、一時支給を中止していた時期もありましたが、概ねパイロットを中心にレザーフライトジャケットを支給し続けていましたね。
それが有名な「G–1」です。
じつは、このブログでも過去にG–1を記事にしました。
今回は、別のメーカーのモデル品になります。
しかし、アメ横なんかで販売されているものと少し違うようですよ。
また、前のオーナーがカスタム化していました。
トップガンのマーベリックほどではないですが、普通にカッコいいです!
さてさて、それはどんなG–1なのでしょうか?
今回は、アメリカ海軍マニアのみならず、レザージャケットコレクターのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品その2)の全体及び細部写真
前面
各部に艶が出てきて、良い感じに仕上がっていますよ。
背面
当然、背中にはアクションプリーツがあります。
パッチはプリーツを避けて縫い付けられています。
前面裏側
背面裏側
前合わせはジッパーのみです。
タグ①とメーカーのパッチ
もう一つのタグ②
襟の ムートンは取り外しできません。
ムートンは化繊タイプです。
左腰ポケット
ボタンで開閉(ここが賛否両論、意見が分かれるところですね。)
左ポケットだけに、タイトなペンポケットがあります。
右袖のパッチ
実在する航空機部隊のパッチ付き。
左袖パッチ
背中のパッチ
ジッパーは「IDEAL」のゴツいタイプです。
襟はチンストラップでスタンドカラーにできます。
ですが、ボタンなので手袋をつけたままでは、難しいですね。
左胸には内ポケットが。
ダットファスナーで開閉
ストームフラップはジッパーの内側に付いています。
ライニングはナイロンで、内側のプリーツも再現
このメーカーの市販品は、ジッパーはブラスそのままのはずなのですが、ブルーイング(黒染め)されていました。
左胸にはネームタグを剥がした跡が。自分のネームタグを付けたいですね!
襟はチンストラップでスタンドカラーに。
めちゃ暖かいです。
右袖ニットの破損箇所(修理済み)
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3 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品その2)その特徴とは?
G–1で一番目につくのは、襟のボアですね。
朝鮮戦争からベトナム戦争くらいまでのモデルは、天然のムートンでした。
しかし、後期のモデルは化繊に変更されていますね。
(天然物は使用にともない、次第に明るいブラウンになっていきます。それが魅力だったりします。)
今回のモデルも勿論化繊です。
また、アメリカのフライトジャケットの特徴として、袖、腰(場合によっては襟も)ニットを使用してる場合が多いですね。
破損しやすいので、取り扱いは要注意です。
(今回のモデルもニットで、残念ながら袖が一部破損していました。)
レザーはゴートスキン(山羊皮)のようです。
デザインは、アクションプリーツ付き2ポケットで、他に内ポケットがあります。
(内ポケットって便利ですよね。)
同じサイズではA–2より着丈がやや長いように感じます。
4 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品その2)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1990年代
・製造場所 アメリカ
・契約会社 アメリカ
・製造会社 〃
・材質 ゴートスキン
ナイロン
・表記サイズ 40R
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約62センチ
肩幅 約47センチ
身幅 約56センチ
袖丈 約62センチ
・状態 中古上品
・官民区分 民生品
・入手場所 ヤフオク
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5 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(モデル品その2)まとめ
アメリカ海軍は、パイロットたちが所属していた部隊のパッチを、フライトジャケットに貼り付けることを認めています。
それも一種類ではなく、所属していた部隊全種類です。
そのため、フライトジャケットを見るだけで、パイロットの履歴がわかったりしますよ。
(空軍と全く違うのが面白いですね。)
今回のモデルも、実際に使用されているパッチを縫い付けて個性を出していますね。
(トップガンのトムクルーズが着ていたG–1も、ベタベタ貼っていましたね。あれはちょっと…😓)
さて、そんなG–1ですが、設定温度帯がMA−1などと同じなので、これからの季節には重宝すること請け合いです。
ファッション的にも、パッチ付きなら目立ちますよね。
(賛否両論ではありますが。)
サバイバルゲームではフィールドまでの移動間に、野鳥観測では、G–1の上に迷彩スモックを着用で如何でしょうか?
バイクにも、車にも似合うG–1ジャケットでこの冬を彩りましょう!
今回は、アメリカ海軍伝統のレザーフライトジャケットを分析しました。
次回は、スイス軍の作業服を分析します。
お楽しみに!
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参考:他のG–1はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
読んでいただき、ありがとうございました。
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