こんにちは!
今回は、アメリカ軍の迷エアクルージャケットを分析します。
(品名はコートですが、ジャケットですね。)
ベトナム戦争当時に開発された上下セパレートのヘリクルージャケットを祖にもつジャケットですね。
迷彩は最新のマルチカムが導入されていますよ!
目次
- 1 アメリカ陸軍迷彩エアクルージャケット(マルチカムパターン)とは?
- 2 アメリカ陸軍迷彩エアクルージャケット(マルチカムパターン)の全体及び細部写真
- 3 アメリカ陸軍迷彩エアクルージャケット(マルチカムパターン)の特徴とは?
- 4 アメリカ陸軍迷彩エアクルージャケット(マルチカムパターン)の製造とサイズのデータ
- 5 アメリカ陸軍迷彩エアクルージャケット(マルチカムパターン)まとめ
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1 アメリカ陸軍迷彩エアクルージャケット(マルチカムパターン)とは?
以前、同じくアメリカ陸軍の一般兵科(歩兵など)用のジャケットを分析しました。
今回は、エアクルーつまりパイロットを含めた空中勤務員の装備になります。
デザイン的には殆ど変わりませんが、やはりパイロットスーツの特徴がありますね。
また、謎のデザインもありましたよ!
さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?
今回は、アメリカ軍マニアのみならず、迷彩服コレクター初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 アメリカ陸軍迷彩エアクルージャケット(マルチカムパターン)の全体及び細部写真
前面
背面
前面裏側
生地が薄いので、迷彩はかなり裏側へ助けています。
背面裏側
タグ
2009年度契約品です。
残念ながら右ポケット裏側生地にあるサイズタグは欠損でした。
襟周りレイアウト
前合わせはジッパーとマジックテープです。
胸ポケット
角度が付いていてジッパーで開閉
パイロットスーツにも似た角度ですね。
右胸ポケット下にある謎のスリット
中はマジックテープで蓋があります。
何かを通すためのものでしょうか?
…だとするなら、それは何でしょう?
襟はチンストラップで立てることができます。
袖立体裁断ですね。
袖ポケット
マジックテープで開閉
両袖にあります。
例の赤外線マーカーは、取り外した様な跡が…。
ほぼポケットいっぱいに大面積のマジックテープに注意。
参考:一般兵科用の赤外線マーカー
そのポケットの下に、ジッパーで開閉する隠しポケットがあります。
そして手首には専用のペンポケットがあります。
マジックテープで開閉
両袖にありますよ。
袖口はマジックテープで開閉・調整
背中にはアクションプリーツが!
ウエストのサイズ調整タブ
マジックテープで開閉
ジッパーは信頼の「YKK」正解ですね!
黒染めされたブラス製
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3 アメリカ陸軍迷彩エアクルージャケット(マルチカムパターン)の特徴とは?
迷彩は、マルチカムと呼ばれているもので、ライトカーキをベースに、濃淡3色のブラウン、グリーン、アイボリーを用いて、雲型や斑点を描いています。
中でも中間色のブラウンは、大面積でしかも半分以上はエアブラシ(スプレー)で吹き付けた様に自然なボカシが入っています。
全体的には夏用というよりは、秋用迷彩というイメージです。
生地はアラミド(難燃繊維…ナイロン系?)で薄く通気性が抜群です。
ただ、アラミドの特徴としてガサガサしていますね。
デザインは、一見一般兵科用のジャケットに似ていますね。
構成は、エポレットなし、胸ポケット×2、袖ポケット×4ですが、胸ポケットはマジックテープではなく、ジッパーに変更されています。
また、一般兵科用では袖ポケットに装備されていた赤外線識別マーカーが取り外されていますね。
そもそも、ヘリなどに搭乗している時点で秘匿性はなくなるとの考えなのでしょうか?
それとも、払い下げられる前の処理として手順化されたのでしょうか?
面白いですね。
個人的には、前合わせのマジックテープが少々面倒くさい気がしました。
でも、メインはジッパーで開閉するので、とても着易いコートですね。
4 アメリカ陸軍迷彩エアクルージャケット(マルチカムパターン)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2009年
・製造場所 アメリカ
・契約会社 アメリカ
・製造会社 〃
・材質 難燃アラミド繊維
・表記サイズ 不明(推定S–L)
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約79センチ
肩幅 約45センチ
身幅 約55センチ
袖丈 約63センチ
・状態 中古極上品
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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5 アメリカ陸軍迷彩エアクルージャケット(マルチカムパターン)まとめ
最近日本にいるアメリカ空軍の偉い方が、何とマルチカムの戦闘服を着て記者会見していましたね。
とうとう空軍まで…もしかしたら、ウッドランド以来の4軍共通迷彩服になるのでしょうか?
それはともかく、実際に今回のモデルを着用してみると、狭い機内での使用を考慮したエアクルーコートは、意外に使い勝手が良いですね。
胸ポケットの開閉がジッパーなのも便利です。
ただ、パッチポケットではなくスラッシュポケットなので、硬いもの、重いものを入れるとやや不快です。
袖のペンポケットは、とても便利ですよ。
蓋がついているのも、ナイスアイデアといえるでしょう。
マルチカムの衣料品は、これからも多く製造されそうですね。
そのため今回のモデルは数が少ないながら入手は辛うじて可能な様です。
購入する際は、品名をよく確かめましょう。
私は、エアクルー用のトラウザースを探してみたいと思います。
今回は、アメリカ軍の新しいエアクルージャケットを分析しました。
次回は、ロシア軍のちょっと前の迷彩服を分析します。
お楽しみに!
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参考:他のアメリカ陸軍マルチカム装備はこちらです。⬇︎
アメリカ軍マルチカムとよく似たイギリス軍MTPの装備はこちらです。⬇︎
近年のアメリカ軍迷彩服はこちらです。
✳︎ ✳︎ ✳︎
今日は「世界ネコの日」ということで、早起きしてウォーキングしようと思ったら…
しっかり雨が降っていました。☔️
でも、もしかしてブク君に会えるかも…と思って頑張って歩きましたが…気配すら感じませんでしたよ!
(そう言えば、ブク君は水が大嫌いでした…😞)
仕方ないので、Twitterで見つけた可愛いニャンコを貼っておきます。
でかすぎて最高な猫🍀🐱🐾 pic.twitter.com/P9vyFryBZ6
— ハク☆ラガマフィン (@WeUADL1Ws02osvw) 2020年7月29日
大きいですね。可愛いですね。😍
モッフモフです💕
世界中のすべてのニャンコが幸せに暮らせますように!
読んでいただき、ありがとうございました。
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