こんにちは!
今回はアメリカ陸軍の比較的新しい迷彩服を紹介します。
精強を誇るアメリカ陸軍が、何故この迷彩を採用したのでしょうか?
私には全くわかりません。
大国の考えていることは、本当にわかりませんね。これで良かったのでしょうか?
目次
- 1 アメリカ陸軍迷彩ジャケット(ACU)とは?
- 2 アメリカ陸軍迷彩ジャケット(ACU)の全体及び細部写真
- 3 アメリカ陸軍迷彩ジャケット(ACU)の特徴とは?
- 4 アメリカ陸軍迷彩ジャケット(ACU)の製造とサイズのデータ
- 5 アメリカ陸軍迷彩ジャケット(ACU)まとめ
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1 アメリカ陸軍迷彩ジャケット(ACU)とは?
アメリカ陸軍がウッドランド迷彩の後継として採用したのが、今回の通称ACUと呼ばれる迷彩服です。
驚くことに当初は、この迷彩一本で行く!という方針だったとか。
本気でそう考えていたのでしょうか?
渡米した陸上自衛隊の隊員が、アメリカの演習場でアメリカ陸軍と合同演習している写真をみると、迷彩が明らかに目立っているように思うのは私だけでしょうか?
迷彩服の色調はともかく、デザインは流石に最先端のようです。
独特の工夫もありますよ。
どんなジャケットなのでしょうか?
早速、確認していきましょう!
2 アメリカ陸軍迷彩ジャケット(ACU)の全体及び細部写真
前面
全体にグレイのイメージですね。
背面
前面裏側
背面裏側
迷彩は、裏面にも透けていますね。
前合わせはジッパー とマジックテープ
サイズタグ
データタグ
2005年度契約品です。
胸ポケット
ジッパーは上下から開けられるダブルジッパーです。
ジッパーの写真はありませんが、「YKK」です。
襟はチンストラップでスタンドカラーになりますよ。
防寒対策というより、各種のベスト(ボディアーマーとか)対策なのかもしれません。
ポケットは急な角度がついています。
中央の四角いマジックテープは、階級章用です。フランス軍みたいですね。
袖はマジックテープで調整
袖ポケット(左右にあり) マジックテープで開閉
袖ポケットのフラップには、IR(赤外線)反射チップが標準装備
背中にはアクションプリーツが。
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3 アメリカ陸軍迷彩ジャケット(ACU)の特徴とは?
迷彩は、タン(メーカーによってはライトグレイ)に濃淡2色のグレイの小さなダットを用いて、細かいリーフ又は雲形パターンを描いています。
特筆すべきは、両袖のポケットフラップにIRチップを装備している事です。
夜間の味方識別用で、弱い赤外線にも一際白く輝きます。
(第1世代の赤外線暗視装置でも確認できました。)
デザインでは、アメリカ陸軍もジャケットの腰ポケットを廃止していますよ。現代風ですね。
今回のモデルは、、各ポケットがパッチポケットですが、胸と袖ではデザインが違っていますね。
生地のざらっとした感じは、あるいは難燃ナイロンが混じっている証拠ですね。
4 アメリカ陸軍迷彩ジャケット(ACU)の製造とサイズのデータ
・製造年又は契約年度 2005年
・製造場所 アメリカ
・契約会社 アメリカ
・製造会社 〃
・材質 コットン
ナイロン
・表記サイズ S–R
・各部のサイズ(平置)
着丈 約73センチ
肩幅 約44センチ
身幅 約56センチ
袖丈 約62センチ
・状態 中古極上品
・官民区分 官給品
・入手方法 ヤフオク
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5 アメリカ陸軍迷彩ジャケット(ACU)まとめ
かつてアメリカ空軍は戦闘機の迷彩色選定において、あらゆる場所をコンピューターで解析、その最大公約色を割り出して、決定導入した事例がありました。
結果的に濃淡のブルーグレイでした。
アメリカ陸軍もそれと同じような計算をして、迷彩服にも導入したのではないでしょうか?
上手く各風景に溶け込めれば良いのですが…。
逆に全ての風景で目立ってしまう恐れもあるのでは?…なんて思ってしまいますね。
あるいは、アメリカ陸軍であることを敵対する勢力に誇示する迷彩なのかもしれません。
マルチカムが配備された現在、必要性に疑問を感じざるを得ないですね。
とはいえ、見た目だけではわからない、何か特殊な機能があるのかもしれません。
このアイテムに関しては、まだ豊富に出回っているので、入手は容易ですよ。
購入する場合はよく色調を確認しましょう。
この迷彩服も、これまでのアメリカ製迷彩服同様、上下で色調がかなり変わっている場合もあります。
同じメーカーでもそうですので、安心せず必ず確認しましょうね。
参考:アメリカ陸軍ACU迷彩トラウザースの記事はこちらです。⬇︎
今回は、アメリカ軍の「本当にそれでいいのか?」的な迷彩服を紹介しました。
次回は、陸上自衛隊の迷彩服を紹介します。
お楽しみに!
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参考:世界のデジタル迷彩の装備に関する記事はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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