今回は、2000年代のアメリカ空軍迷彩ユニフォームを分析します。
大雑把に言えば、有名なタイガーストライプの仲間と言える迷彩ですね。
まさかアメリカ空軍がこの迷彩を採用するとは思わなかったです。
今回は中古品ですが、程度は極上ですよ!
目次
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1 アメリカ空軍迷彩ユニフォーム(デジタルタイガーストライプ )とは?
2000年代でしたでしょうか?
あるミリタリー雑誌に衝撃的な写真が掲載されました。
それは、アメリカ空軍が、目にも鮮やかなブルータイガーストライプ迷彩の作業服を採用するというニュースでした。
タイガーストライプとはベトナム戦争中に旧南ベトナム軍で採用され、当時のアメリカ軍内で流行していた、虎縞の迷彩です。
それとよく似たパターンを、なんとブルーで再現していましたよ。
「アメリカ空軍よ、何処へゆく?」…おそらく多くのミリタリーマニアはそう思ったはずです。(…よね?)
結局、蓋を開けてみれば、ブルーはブルーグレイに変更されていました。
現代風(?)のオーソドックスなカラーに変更されていて、胸をなでおろすとともに少々がっかりした覚えがあります。
(でも、なかなかの迷彩でしたよ!)
今回のモデルは、そのグレイで構成されたアメリカ空軍の迷彩ユニフォームになります。
さてさて、それはどんな迷彩ユニフォームなのでしょうか?
今回は、アメリカ空軍マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
ジャケット
前面
なんて素敵な迷彩でしょう!
アメリカ陸軍のデジタル迷彩より素敵なのは、タイガーストライプだからでしょうか?
背面
前面裏側
背面裏側
前合わせはボタンのみ。
サイズタグ
データタグ
タグの下にスタンプのナンバリングが!
生地の番号でしょうか?
認識番号でしょうか?
胸ポケット
ボタンで開閉
腰ポケット
こちらもボタンで開閉
左袖
袖口に近い所にペンポケットが!
これ使いやすいかも?
袖口はボタンで開閉、調整
左袖裏側 ペンポケットの縫い目が見えます。
2本用。
ボタンはジャーマングレイ(パンツァーグラウ)
トラウザーズ
前面
背面
前面裏側
背面裏側
タグ①
タグ②
今回のモデルは、ヒップポケット内側の生地に色調が違うものが使用されていました。
前合わせはボタンのみです。
ボタンはジャケットと同じです。
側面レイアウト
ウエスト左右にはゴムを内蔵
腰スラントポケット
ヒップポケット
2個のボタンで開閉
膝カーゴポケット
こちらも2個のボタンで開閉。
ポケットフラップ前縁は縫い付けられています。
左カーゴポケット下の小ポケット
ボタンで開閉
右カーゴポケット下の小ポケット
ポケット表面にペンポケットが縫い付けられていますね。
ヒップおよびスラントポケットを除く他のポケットは、背面側にマチがあります。
飼ってたハムスターに齧られた跡💕
部屋で遊ばせていたら、いつの間にか被害に。
(ポケットフラップ内に入ろうとしたようです。😃)
油断してはいけませんね。
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3 その特徴とは?
迷彩は、タンの生地にに濃淡3色のブルーグレイでタンを塗り残すように虎縞の様なパターンを描いています。
パターンは四角いダットで構成されていて、各色の境目はギザギザになっていますね。
そのパターンから「デジタルタイガー」と呼ばれていますね。
生地はナイロンとコットンの混紡ツイルで、少々厚いです。
デザインは、それまでのウッドランドBDU等と概ね同じです。
構成は、ジャケットがエポレットなし、胸ポケット×2、腰ポケット×2、袖ペンポケットで、左袖ペンポケットは袖口近くにあるのが特徴ですね。
チンストラップ等の防風、防寒装備はありません。
トラウザーズは、腰スラントポケット×2、ヒップポケット×、膝カーゴポケット×2、小ポケット×3(一部はペンポケット)、ウエスト左右にはゴムを内蔵。
各ペンポケットは使い易かったですね。
でも航空機整備員などでは、FOD対策が必要なのではないでしょうか?
全体的な縫製は、少々雑ですが強度は問題のない「アメリカ軍スタンダード」です。
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 2007年
製造場所 アメリカ
契約会社 アメリカ
製造会社 〃
材 質 コットン
ナイロン
表記サイズ 40R
(日本人のL)
各部のサイズ(平置)
ジャケット
着丈 約71cm
肩幅 約47cm
身幅 約58cm
袖丈 約62cm
トラウザーズ
ウエスト 約40cm
着丈 約108cm
股上 約31cm
股下 約80cm
裾幅 約13cm
状 態 中古極上品
官民区分 官給品
入手場所 ヤフオク
入手難易度 1(容易)
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5 まとめ
ベトナム戦争当時のタイガーストライプと比べると、勿論色調は大きく違いますが、これもなかなかの迷彩ですね。
パターンでは各色の境がギザギザなので、若干のボカシ効果があるように思います。
アメリカ陸軍よりも濃淡がついた色調で、かつ全体が横に流れている迷彩なので、停止間のみならず移動間も迷彩効果が高いかもしれませんね。
この迷彩も、日本のフィールドでどんな見え方をするのか確認したいものです。
ところで、最新のアメリカ空軍は、なんとマルチカムを使用してるようです。
もしかしたら、今回のモデルは、既に廃盤なのかもしれませんね?🤔
とするなら、入手は急いだ方が良いかもしれません。😃
それはともかく、かつてのウッドランドのように典型的な迷彩ではないので、シティユースも問題なさそうです。
その場合は、原色のアイテムと組み合わせると、街中でも映えるかもしれません。
アメリカ軍衣料に共通する事項ですが、同じメーカーでも上下で若干の色調差が出ている場合があります。
上下セットで揃えたいあなたは、色調をよく確認して購入しましょう。
私はジャケットと色調の合うトラウザーズやブーニーハットを探してみたいと思います。
今回は、アメリカ空軍の迷彩服を分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それでは、また次回をお楽しみに。
(20231219更新)
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参考:近年のアメリカ軍デジタル迷彩服に関する記事はこちらです。⬇︎
他国のデジタル迷彩服はこちらです。⬇︎
www.military-spec-an.com ✳︎ ✳︎ ✳︎
読んでいただき、ありがとうございました。
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