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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

【旧ソ連の装備品】Mig25フォックスバット戦闘機用照準器(K10)とは? 0506 USSR 🇷🇺 ミリタリー

こんにちは!

今回は、大きく趣向を変えて、ある航空機(戦闘機)の照準器を分析します。

(今後の試験的な意味もあります。)

残念ながら今回は照準器単体のみの分析になります。

(本当は1セット欲しいところですね。)

でも、小さくて可愛い照準器ですよ。

   目次

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1  旧ソ連空軍Mig25フォックスバット戦闘機用照準器(K10)とは?

折しも今から44年前の1976年の今日(9月6日)、日本の防空識別圏を突破、領空侵犯してソ連の「Mig25」という戦闘機が、北海道函館空港に強行着陸しました。

有名な、いわゆる「ベレンコ注意亡命事件」です。

 

当時の函館空港の様子

(後日に日本政府や自衛隊関係者が調査中の写真)

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希典のひとりごとブログより引用

Mig25(NATOコードネーム「フォックスバット」)は、当時のソ連軍が誇るマッハ3級の高々度迎撃戦闘機で、謎のベールに包まれたまさに「激レア」戦闘機でした。

 

高々度を主たる戦闘空域とする戦闘機が、超低空で地上レーダーをかい潜り一国の防空網を突破してしまった…。

これは当時の自衛隊のみならず、世界に衝撃を与えたことは言うまでもありません。

 

当時中学生だった私も、とてもショックを受けましたね。

何故なら他の攻撃機や爆撃機も低空で侵入してきたら、日本は何の前触れもなくいきなり攻撃(奇襲)されると思ったからです。

 

一説には、千歳空港を目指していたけど燃料消費が予想以上に酷くて(そりゃそうでしょう!)、仕方なく函館に降りたらしいのですが…。

 

ともかく、「Mig25」の名前は、当時の小学生でも知っていた唯一のソ連の戦闘機でした。

 

今回のモデルは、そのMig25が装備した、光学照準器です。

 

Mig25は、アメリカ軍のXB−70バルキリー(💕)と言う高々度高速爆撃機を迎撃する目的で開発された戦闘機で、固定武装(機関砲とか)はなく、数発のミサイルを運用していました。

 

ミサイルは普通、レーダーで捉えた敵機に、マーク(ロックオン)して、それらしい方向に発射すれば、ミサイルが何らかの方法で敵機に向かっていくものですよね。

 

でもMig25h、何故かウインドシールド(風防)の中央上部にこの照準器が取り付けられていますよ。

何故でしょうね。

 

そもそも、それはそんな照準器なのでしょうか?

今回は、軍用機マニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  旧ソ連空軍Mig25フォックスバット戦闘機用照準器(K10)の全体及び細部写真

左斜前方

通常の戦闘機用光学照準器は、反射グラスなどが上を向くのが普通なのですが、この照準器は倒立で使用します。

また、この照準器は外から光源を供給するのも特徴ですね。

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右斜後方
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上面
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背面

向かって左側の黒い出っ張りは、サングラス用のレバーです。
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右側面
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サングラスを使用しない時は、ストッパー付きのレバーで前方へ倒しておくことができます。

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左側面
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前面
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下面

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底面の刻印
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光源取り込み口にはレティクル(照準環)が見えますね。
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LEDランプで光源取れ込み口を照らすと、反射グラスにしっかりとレティクルが浮かび上がりました。

(キレイです。)

レティクルが二重に見える場合は、反射グラスが普通のガラスに変更されている可能性があります。

(サングラス使用中です。白い棒状の光は部屋の蛍光灯)
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でも反射グラスを前方から見ると何も映っていません。

(ずっとランプで照らしています。)

これは反射グラスが偏光ガラス製だからですね。

パイロットの方向したレティクルは見えません。
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実際の装備例(Mig25コクピット)

白く光る楕円形のものが

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 ブログ蛇の目伍長の「エアフォースの英国面に来い!」Mk.2より引用 

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3  旧ソ連空軍Mig25フォックスバット戦闘機用照準器(K10)の特徴とは?

光学照準器は、通常の小銃などに付いている金属製の固定サイトと違い、電気的に発生させたレティクル(照準環)をガラス板に投影反射させて照準するものです。

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光学照準器光の流れ

照星(フロントサイト)と照門(リアサイト)を合わせる必要がなく、かつ照準眼鏡(スコープ)のように覗き込む必要がありません。

また周囲が見渡せることから、戦闘機用照準器として第二次大戦前に実用化されました。

(第二次大戦では、初期のごく一部を除き、ほぼ全機が採用していましたね。)

 

今回のモデルも、まさに古い光学照準器そのままの構造ですね。

 

通常は、光源が照準器内にあり、かつ反射グラスが上にあるのですが、今回のモデルは、照準器外に光源があり、倒立で使用するようですね。

 

また多くの光学照準器は、レティクルよりも明るい光源(例えば太陽とか)が前方にあった場合、レティクルが見えなくなるので、専用のサングラス(スモークガラス)を装備しています。

 

今回のモデルも、反射グラスと概ね同サイズのサングラスを装備していますよ。

 

本来なら、立派な箱に入っていて、予備の各種グラスや清掃用具なんかも一緒に格納されているのですが、今回は入手できませんでした。

4  旧ソ連空軍Mig25フォックスバット戦闘機用照準器(K10)の製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1970年代

 ・製造場所                   旧ソ連

 ・契約会社                   旧ソ連

 ・製造会社                      〃

 ・各部のサイズ       縦  約14センチ

                                    横  約9センチ

                                    幅  約8センチ

 ・状態                        中古良品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 ヤフオク

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5  旧ソ連空軍Mig25フォックスバット戦闘機用照準器(K10)まとめ

上述したとおり、Mig25の武装はミサイルのみでした。

基本、ミサイルしか持っていないなら、目視による照準よりレーダーでの照準を優先させるはずですよね。

 

では何故こんな小さい(しかも古臭い)光学照準器が 装備されているのでしょうか?

 

これは私の想像ですが、当時のMig25が装備していたミサイルは、本当に敵機近くにミサイルを発射する必要があったのではないでしょうか?

 

理由としては、ミサイルの持ってるレーダーの性能が今ひとつだったとか、ミサイルの射程距離が意外に短かったとか…。

 

現時点では真相不明ですが、いつか判明する日が来るのかもしれませんね。

 

さて、今回のモデルですが、ひと頃多くがネットオークションに出品されていましたね。

でも最近見かけなくなりました。

 

もしあなたが購入する場合は、各グラスやレンズにヒビや欠け、酷い汚れや破損の無いものを選びましょう。

(欠点があっても、それなりの値段がします。)

 

私は箱入りデッドストックを探してみようと思います。

 

…ところで皆さん、レティクルの写真をよーくみていると、向こう側にXB−70が見えてきませんでしたか?😎

(そんなバカな…って本当だ!)

 

今回は、旧ソ連軍の珍しい戦闘機用照準器を分析しました。

次回は、通常路線に戻って台湾の迷彩服を分析します。

お楽しみに!

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参考:旧ソ連のパイロット装備はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

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詳しい方法はこちらです。

ウインチとかない場合に有効なテクニックですね。

 

ロープや長い棒が必要ですし、人力では限界があるかもしれませんが、倒れた瓦礫の移動などにも使えるかも。 

 

覚えておいて損はないですね。

読んでいただき、ありがとうございました。

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