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【自衛隊装備品】陸上自衛隊迷彩トレーナー(熊笹迷彩)とは? 0425 🇯🇵ミリタリー

こんにちは!

今回は、陸上自衛隊の迷彩トレーナーを分析します。

勿論、官給品ではありませんが、一種の防寒着として実際に使用していた隊員さんもいましたよ。

PXでは沢山販売されていましたが、現在では揃って「絶滅危惧種」になってしまいましたね。

   目次

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1  陸上自衛隊迷彩トレーナー(熊笹迷彩)とは?

現在でもそうだと思われますが、少なくとも迷彩服1型が全盛期(1980年代)の頃、陸上自衛隊の演習時(状況中)においては、迷彩服しか着用できませんでした。

これは一見当然なことのように思いますが、当時の陸上自衛隊に迷彩服は一種類(迷彩服1型)しかありませんでした。

演習が夏場なら、暑くてもその迷彩服を着ていれば良いのですが、冬場は大事(おおごと)でしたね。

ODとホワイトのリバーシブル防寒外衣はありましたが、無雪期や無雪地帯では使用できませんでした。

(そもそも比較的温暖な地域では、リバーシブル防寒外衣すら支給されなかったという説もありすね。)

そのため隊員は、PXで販売されていた防寒装備を自費で購入したり、創意工夫して凌いでいました。

PXでは、迷彩服の上に着用する各種ジャケットと、今回のモデルのようなインナーにも使用できる迷彩装備が販売されていましたよ。

(でも当時の安月給では、おいそれと購入できなかった価格でしたが…。)

 

さてさて、それはどんな迷彩トレーナーだったのでしょうか?

今回は、コアな陸上自衛隊「迷彩服1型」系コレクターのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  陸上自衛隊迷彩トレーナー(熊笹迷彩)の全体及び細部写真

前面

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背面
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前面裏側
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背面裏側
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襟周り
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左袖ポケット

ペンタゴンでオープンタイプです。
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迷彩は、トレーナー独特のパターンです。

ここは、官給品を再現して欲しかったような気がします。
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3  陸上自衛隊迷彩トレーナー(熊笹迷彩)の特徴とは?

迷彩はライトグリーングレイ(明灰緑色?)にグリーン、ブラウン、ブラックに近いマホガニーブラウンで、葉や雲型を描いています。

迷彩の色調は、官給品の迷彩服1型に似ています。

でもパターンは(似せてありますが)全くの別物ですね。

(世にPX品は溢れていますが、小物や一部の衣類は、迷彩パターンが違う場合が多いですね。)

 

生地はおそらくコットンとポリエステルの混紡で、裏側は起毛されています。

標準的なトレーナーですが、起毛の長さが少し長いような気がしますよ。

生地には僅かながら伸縮性があります。

 

デザインは、一見ただのトレーナーですが、左袖にオープンタイプのポケットがあります。

大きさは、タバコが一箱(一袋?)入るくらいですね。

(やはり昭和の装備ですね。)

 

日本製なので、縫製は丁寧かつ確実で、信頼できるものです。

 

本来は、パンツ(下衣)もセットで販売されていました。

4  陸上自衛隊迷彩トレーナー(熊笹迷彩)の製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度     1980年代

 ・製造場所                   日本

 ・契約会社                   日本

 ・製造会社                     〃

 ・材質                          コットン

                                      ポリエステル

 ・表記サイズ                なし

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約75センチ

                                    肩幅  約53センチ

                                    身幅  約64センチ

                                    袖丈  約62センチ

 ・状態                        中古上品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 ヤフオク

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5  陸上自衛隊迷彩トレーナー(熊笹迷彩)まとめ

今回のモデルは、一般的な衣料品としてみた場合、デザイン的にはただのトレーナーです。

でも当時の隊員さんにとっては、とても助かる装備でした。

(思えば、当時のPXは宝の山でしたね。)

 

あれから40年。

 

既に2型迷彩に変更された現在、このトレーナーは当然ながら公式的には使用できないものになっています。

(勿論、全く見かけなくなって久しいですが…。)

もはやコレクターズアイテムになっているようです。

 

ただ一定数製造されているので、何処かで生き残っている可能性はあると思います。

目にする機会は少ないですが、見つけたら万難を排して「保護」してあげましょう。

 

一般の方が探し求めるアイテムではありませんが、迷彩服1型をコレクションしている方は、ぜひ入手してください。

(コレクションがより充実するでしょう!)

また、将来を考えている方はぜひ上下未使用のデッドストック品入手を試みましょう。

 

私は、パンツ(下位)を探してみたいと思います。

 

今回は、かつて陸上自衛隊PXで販売されていた迷彩トレーナーを分析しました。

次回は、イギリス軍のちょっと残念な迷彩服を分析します。

お楽しみに!

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参考:陸上自衛隊迷彩服1型はこちらです。⬇︎ 

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com
www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

1980年代の陸上自衛隊PX品(防寒衣類)はこちらです。⬇︎ 

www.military-spec-an.com

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   ✳︎               ✳︎               ✳︎

休み二日目は、バイク整備(洗車、注油、タイヤ空気圧チェック、)から始まりました。

そろそろ、タイヤ、チェーン、スプロケット前後交換ですね。

(自分でやろうかなあ…)

とりあえず、明日は単身宿舎まで無問題で帰られそうです。😃

 

畑にキャタピー(アゲハの幼虫)は居ませんでした。😞

最近まで寒かったそうなので、まだ来ていないのかも。

(キャタピー、会いたいですね💕)

気長に待ってみましょう!

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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