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【オランダの軍服】陸軍戦車兵用カバーオール(タンカーススーツ)とは? 0367 🇳🇱 ミリタリー

こんにちは!

今回は、オランダ軍の戦車兵用カバーオールを分析します。

第二次大戦中にイギリス軍が装備した戦車兵用カバーオールが原型のようです。

凝りに凝った驚きのデザイン驚きました。

このアイテムもデッドストックですよ!

   目次

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1  オランダ陸軍戦車兵用カバーオール(タンカーススーツ)とは?

パイロットなどの空中勤務員と同様、戦車などのAFV(装甲戦闘車両)乗組員の装備も独特ですね。

以前、おそらく対戦車ロケット弾の直撃を受けたと思われる、シリア軍のT–72が燃え上がる動画を観たことがあります。

一瞬で車内は火災となり砲口ややハッチ(乗員の出入口)から炎が吹き出していましたね。

戦車の中には砲弾や機銃弾、そして燃料もあるので火災になったら大変ですよね。

戦闘機なら、射出座席で脱出できますが、戦車兵はそうはいきませんね。

ある意味パイロットより特殊な装備が必要かもしれませんね。

今回のモデルは、そんな戦車兵のためにオランダが開発した専用のカバーオール(つなぎ)になります。

元のデザインは、先にも記したとおり、イギリス軍のものですが、そっくりそのままコピーされた訳ではなさそうですよ。

さてさて、どんなカバーオールなのでしょうか?

戦車兵装備マニアのみならず、実用的な作業着を探していたあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  オランダ陸軍戦車兵用カバーオール(タンカーススーツ)の全体及び細部写真

全体前面

ウエストにはゴムが内蔵されていて、見た目がスッキリしていますね。

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前面上半身

上半身や袖のポケットは左右非対称です。
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前面下半身
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全体背面

背面にはいつものスリットが。
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背面上半身

両肩のレスキューハンドル(その1)が特徴的ですね。

でも、車内の機器に引っ掛からないのでしょうか?
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背面下半身
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全体前面裏側

白っぽいテープは、レスキューハンドルにつながるハーネスです。

立体機動装置のようですね。

右胸の黒っぽい生地は、ホルスター(拳銃嚢)も兼ねています。

前身頃のボタンはライナー用(ライナーなし)

腰ポケット生地のジッパーに注意
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全体背面裏側

ハーネスは膝までカバーしています。
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タグ
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肩のレスキューハンドルはしっかり縫われていますね。

その下にはネームタグ用マジックテープと右胸ポケット
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右ポケットはダットファスナーで開閉
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右腰スラッシュポケット

ジッパーで開閉
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股間のいわゆる「社会の窓」

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膝ポケット

水平のジッパーで開閉
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ふくらはぎポケット

こちらも水平ジッパーで開閉
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裾にはゴムを内蔵

見えていませんが、足首にもジッパーがあります。
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左ふくらはぎポケットには、小さなパッチポケットが。

ダットファスナーで開閉

ポケットフラップに余裕があるので、ファーストエイドドレッシング(救急包帯)入れか?
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左胸ポケット

こちらは垂直のジッパーで開閉
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左袖

肘の楕円形の補強生地とちいさなパッチポケット

袖口にはジッパーがあってゴムを内蔵しています。
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ジッパーは前身頃から足裾まで左右に2本あります。

これは、イギリス系戦車兵用カバーオール共通のデザインですね。

最上端はマジックテープで開閉
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こんなふうに袖を除き、大きく開くことができます。

これなら火が着いても、迅速に脱ぎ捨てることができますね。
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腰プラッシュポケット内の生地には、もう一つジッパー付きのスリットがあります。

これで中に着ている衣類のポケットを使用することができますね。
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裏側の前面ジッパーの状況
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ジッパーはいずれもプラスティックです。
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左胸ポケット内のホルスター

ソ連系の戦車兵用スーツみたいですね。
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うなじ内側にはまじっくてーぷで開閉するスリットが。
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中にはフードが内蔵されていました。

シェルと同じ生地のしっかりとしたフードです。
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背中のスリットの中には、当然…
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膝から続くはーねすの一部がハンドルになってました。

両肩のハンドルに加えての装備です。
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脇の通気孔

2個の金属製ハトメ。
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  ダットファスナー表面の、反射防止加工
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ジッパースライダーは、メインを除き無刻印の黒染め
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メインジッパースライダーはダークアースで刻印は「riri」
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ボタンは、ドイツ軍タイプです。

…ということは、ジッパーといい、ボタンといいい、もしかしてドイツ製か?
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ちいさな紙タグもありました。
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粗末な布タグには、NATOサイズが表記されていました。

したの「3」も上記の小さな紙タグと符合
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オランダ国籍マーク

たまにフランスだと思い込んでる業者がいますが、そんなところからは購入しないようにしましょう!
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3  オランダ陸軍戦車兵用カバーオール(タンカーススーツ)の特徴とは?

生地は明るいODの難燃繊維ツイルで、肌触りがとても良いです。

寒候期用でしっかり織られていますよ。

デザインは、左右非対称で、細かく見るとポケットなどが違っている部分があります。

特筆すべきは、前身頃の2本のジッパーで、脚の裾まで続いていますね。

これを開放することにより、カバーオールを迅速に脱ぐことができますよ。

また、左内ポケットはホルスター(拳銃嚢)と兼務になっています。

昨今の戦車兵装備に共通する、カバーオール内側のハーネスが準備されていますが、これとは別に両肩にも救助用のハンドルがあります。

これはオランダ軍独特ですね。

難燃繊維でできてはいますが、ジッパーの歯は全てプラスティックでした。

でもこの重厚なデザインは、なかなかカッコいいですね。

4  オランダ陸軍戦車兵用カバーオール(タンカーススーツ)の製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1990年

 ・製造場所                   不明

 ・契約会社                   オランダ

 ・製造会社                   不明

 ・材質                          コットン

                                      ナイロン

 ・表記サイズ               6080/9000

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約153センチ

                                    肩幅  約49センチ

                                    身幅  約57センチ

                                    袖丈  約61センチ

                            ウエスト  約43センチ

                                    股下  約73センチ

                                    裾幅  約15センチ

 ・状態                        デッドストック

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 ヤフオク

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5  オランダ陸軍戦車兵用カバーオール(タンカーススーツ)まとめ

これまで、このブログでも何点か戦車兵の装備を分析してきましたが、ここまで凝った戦車兵用オーバーオールは、見たことがありませんね。

(本家イギリス軍より凝っていますよ。)

カバーオールの装備もさることながら、製造のコストも時間もかかりそうですね。

これはとりも直さず、数少ない戦車兵に対するオランダの回答なのでしょう。

オランダの戦車兵は、国に愛されていますね。

しかし、だからと言ってこのカバーオールが、本当に使える装備なのかは別の問題のようですね。

(全体的に少々オーバースペックのような気がします。)

とは言え、日本で入手できる我々には別の使い道があるようです。

普段の野鳥観測やキャンプに使用してみては如何でしょうか?

生地がやや厚く寒候期ようなので、着て走り廻るサバイバルゲームや狩猟には向いていないかもしれませんが、じっくり待ったり、火気のある場所での使用には問題なさそうですね。

幸いに、現在日本にもデッドストックが多数が輸入されていますので、入手は容易のようです。

(もしかしたら本国では用途廃止になったかもしれませんね。)

購入するのは「今」かもしれませんね。

 

今回は、オランダ軍の比較的新しい戦車兵用のカバーオールを分析しました。

次回は、ドイツ軍の防寒パーカーを分析します。

お楽しみに!

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参考:他国の戦車兵装備はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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