こんにちは!
今回は、ドイツ軍の砂漠用迷彩服を分析します。
現用の迷彩服で、海外のニュースでもよく目にしますね。
予想通りの迷彩パターンでしたよ!
目次
- 1 ドイツ陸軍砂漠用迷彩ユニフォーム(デザートフレック迷彩)とは?
- 2 ドイツ陸軍砂漠用迷彩ユニフォーム(デザートフレック迷彩)の全体及び細部写真
- 3 ドイツ陸軍砂漠用迷彩ユニフォーム(デザートフレック迷彩)の特徴とは?
- 4 ドイツ陸軍砂漠用迷彩ユニフォーム(デザートフレック迷彩)の製造とサイズのデータ
- 5 ドイツ陸軍砂漠用迷彩ユニフォーム(デザートフレック迷彩)まとめ
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1 ドイツ陸軍砂漠用迷彩ユニフォーム(デザートフレック迷彩)とは?
第二次大戦中から、先進的な迷彩服を多く開発・支給していたドイツ軍。
しかし戦後の1950年代後半からは、一変して迷彩服を採用しませんでしたね。
気持ちはわかります。
それでも世界の趨勢に合わせて、1970年代末からは、全く新しい迷彩服が採用されました。
その迷彩はなんとフレック(斑点)迷彩と呼ばれるものでした。
大戦中の武装親衛隊の迷彩服を彷彿させたその迷彩に、ドイツ軍マニアが狂喜乱舞したのは記憶に新しい所です。
(…私にとっては…ですが。)
今回のモデルは、その砂漠用バージョンともいえるもので、1998年頃から支給されているようです。
他国の砂漠用迷彩は、森林用などの一般的な迷彩の色違いが多いですね。
今回のモデルも、標準的なフレック迷彩が基になっているようですよ。
さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?
今回は、ドイツ軍マニアのみならず、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 ドイツ陸軍砂漠用迷彩ユニフォーム(デザートフレック迷彩)の全体及び細部写真
ジャケット
前面
前合わせは ダットファスナーのみです。
背面
迷彩は、写真よりややブラウンが強い感じです。
前面裏側
背面裏側
迷彩はわずかに透けていますね。
タグ①
表裏
タグ②
2002年契約品です。
エポレット
テーパーなしのラウンドタイプです。
マジックテープで開閉
右胸ポケット
ダットファスナーで開閉
左胸ポケット内には、ペンポケットがあります。
左胸ポケットの上にはネイムタグ用のマジックテープが。
国籍パッチと左袖ポケット
ダットファスナーで開閉
袖
テーパー付きで袖口はマジックテープで開閉・調整
脇には大きなスロットが。
トラウザーズ
前面
背面
前面裏側
背面裏側
タグ
前合わせはジッパーとボタンです。
ウエスト向かって左側にあるボタンに注意
ウエスト背面
臀部のポケットは右側のみ
臀部のポケットはボタンで開閉
右側面
ベルトループ付近に付いているボタンは、サスペンダー用です。
膝のカーゴポケット
ダットファスナーで開閉
裾はドローテープを内蔵しています。
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3 ドイツ陸軍砂漠用迷彩ユニフォーム(デザートフレック迷彩)の特徴とは?
迷彩は、デザートピンク(もしくはライトブラウン)の生地に、ブラウンとグリーンで斑点を描いています。
ただし、グリーンとブラウンの明度差は少なく、遠目には2色迷彩のように見えますね。
ドイツ軍といえば斑点迷彩ですが、このモデルも一般的な黒森峰…もとい、黒い森用の迷彩の色違い省略版のような気がしますね。
生地は一般的な薄いツイルで、コットンとポリエステルの混紡です。
軽量で肌触りが良いですよ。
デザインは、通常の迷彩服と同じですが、前合わせのジッパーは省略されています。
構成は、ジャケットがエポレット付き、胸ポケット×2、袖ポケットのシャツタイプ。
トラウザーズは腰スラントポケット、右臀部ポケット、膝ポケット×2で必要最小限といった感じです。
全体的な縫製は正確で丁寧ですが、ドイツ製でないような気がしました。
(私見)
因みに、よく似た砂漠用迷彩生地の戦闘服を、なんとフィンランドが採用していますよ。
4 ドイツ陸軍砂漠用迷彩ユニフォーム(デザートフレック迷彩)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2002年
・製造場所 ドイツ(?)
・契約会社 ドイツ
・製造会社 〃 (?)
・材質 コットン
ポリエステル
・表記サイズ 3
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
ジャケット
着丈 約70センチ
肩幅 約46センチ
身幅 約60センチ
袖丈 約60センチ
トラウザーズ
ウエスト 約40センチ
着丈 約98センチ
股上 約27センチ
股下 約71センチ
裾幅 約20センチ
・状態 中古上品
・官民区分 官給品
・入手場所 ヤフオク
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5 ドイツ陸軍砂漠用迷彩ユニフォーム(デザートフレック迷彩)まとめ
今回のモデルで判明しましたが、迷彩のベースとなるライトブラウンの生地は、各国のデザートパターンよりやや赤みが強く、暗い色調ですね。
第二次大戦中に北アフリカでアメリカ軍の「B24爆撃機が行方不明後の発見」事件以来、「効果的な砂漠用迷彩はピンク」というミリタリー界隈の常識に沿った色調と言えるでしょう。
やや、グリーンとブラウンのコントラストが強い気がしますが、砂漠では優秀な迷彩服ではないでしょうか?
ただ、現在の日本では、使用できるフィールドや季節が限定されそうですね。
思い切ってファッションに特化して着用するのも手かもしれません。
ドイツ本国では、新型のデザート迷彩服が支給され始めたとか?
これと連動しているのかどうかは不明ですが、今回のモデルは現在でも入手可能です。
迷彩先進国のドイツが支給した効果的な迷彩服です。
あなたも、なくなる前に入手しておいた方が良いかもしれませんよ。
私は、デッドストックとフィールドジャケットそして新型の入手を狙ってみます!
今回は、珍しいドイツ軍の砂漠用迷彩服を分析しました。
次回は、フランス軍の特殊な衣類を分析します。
お楽しみに!
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参考:他の近年ドイツ軍装備はこちらです。⬇︎
他国の砂漠用装備はこちらです。⬇︎
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脱走していたサーバルキャットが無事捕獲されたそうです。
良かったよかった。😍
Web静新: 逃げたサーバルキャット捕獲 静岡・葵区 https://t.co/d0kd7iC2XX #静岡新聞
— 静岡新聞 (@shizushin) 2020年7月13日
餌となる動物が少なかったのか、痩せていたとか。
今夜は懐かしい部屋で、程々に食べて、ゆっくり眠って欲しいですね。
読んでいただき、ありがとうございました。
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