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空挺用の特殊衣類です!【アメリカの軍服】陸軍荒地用空挺スーツ(ウッドランド迷彩)とは? 0537 🇺🇸 ミリタリー

今回は、アメリカ軍の空挺スーツを分析します。

なかなか凝った造りになっていますよ。

品名の「rough terrain」が示す通り、あまり平滑でない荒れた地域で使用するもののようです。

今回は中古品ですが、程度は極上ですよ!

   目次

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1  アメリカ陸軍荒地用空挺スーツ(ウッドランド迷彩)とは?

第二次対戦前に旧ソ連で初めて編成された空挺部隊。

 

少数精鋭で、航空機やパラシュート(一部グライダー)で敵地後方へ降り立つという命知らずの任務は、唄になるほど華やかなものでしたね。

 

でも当時のパラシュートはお世辞にも優れた性能とはいえず、開かなかったりすることも多かったとか。

 

「緑の悪魔」と勇名を馳せたドイツ空軍空挺部隊でも、空中操作が殆ど困難なパラシュートを使用していたりしましたね。

(旧日本軍も優秀なパラシュートを持っていたのに、後半ドイツ式の粗悪品に変更してしまいましたね。😞)

 

反面、アメリカ/イギリスは現代でも世界中で使用されているパラシュートに近いものを使用していたとか。

(この辺りにも、戦争勝利の要因があるような気がしますね。)

 

また、各国とも空挺専用の被服(衣類)を支給されていたのも特徴ですね。

 

今回のモデルは、そんな空挺部隊専用のスーツで、かなりのヘビーデューティー感満載のデザインが魅力です。

 

あくまで通常装備の上に着用するべきものと思われますよ。

 

さてさて、それはどんな空挺スーツなのでしょうか?

 

今回は、ミリタリーマニアのみならず、実際にパラグライダーを嗜むあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  全体及び細部写真です!

全体前面f:id:akmuzifal6489:20201007142649j:image

 

前面上半身
襟のデザインが独特ですね。
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前面下半身
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全体背面
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背面上半身
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背面下半身
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前面上半身裏側
迷彩生地の部分は、殆ど衝撃吸収用のパットが入っていますよ。
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前面下半身裏側
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背面上半身裏側
背中、臀部にも大面積のパットを装備
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背面下半身裏側
下半身背面にパットはありません。
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前合わせは2本のジッパーで、フルに開くことができます。
これなら着地してもすぐに脱ぐことができますね。
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タグ
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襟周りレイアウト
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おそらくハーネスを通すループだと思いますが、普段は専用のポケットに入れておきます。
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袖ポケット
マジックテープで開閉
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袖口はマジックテープで開閉・調整
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ウエストには丈夫なハーメスが縫い付けられています。
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ヒップポケット
左右にあります。
こちらもマジックテープで開閉
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股間から膝にも一本ハーネスが縫い付けられていて、バックルで長さを調整できます。
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ハーネスは体側から土踏まずを通して股間に伸びています。
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ところが、ハーネスは股間の途中までしかありません。
このスーツを着たまま歩いたり走ったりすることを想定してないのですね。
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股間には別部品でパットがあります。
これ大事かも?
股間はメッシュで通気性を確保
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型パット
パットは全て取り外すことができます。
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肘パット
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大腿パット
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膝パット
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脛パット
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袖内側にはゴムにつながったボタンループが。
用途はなんでしょう?
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脇下もメッシュで通気性を確保
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3  その特徴とは?

迷彩は、アメリカ軍が1980年代から導入した通称ウッドランドですね。

 

配色は、ライトライムグリーンの 生地にブラウン、グリーン、ブラックブルーで雲形や細い葉のようなパターンを描いてます。

 

これは、いわゆるERDL迷彩(ブラウンリーフパターン)のパターンをやや拡大して色調を変えたものになります。

 

今となっては、なかなか渋い迷彩ですね。

 

生地はコットンとナイロンの混紡で、一般的なツイルです。

(リップストップではありません。)

 

デザインは、他のアメリカ軍装備に例を見ない特殊なものですね。

 

構成は、丸いカラーのネック、フロントのツインジッパー、袖ポケット×2、ヒップポケット×2で、各部裏側に取り外し可能なウレタンのパットが入っています。

 

これなら、ゴツゴツした岩場でも身体への影響はある程度緩和されそうです。

(キャンプ用ロールマットのイメージでしょうか?)

 

面白いのは、身体側面から土踏まず、股間までハーネスが縫い付けられているところですね。

 

しかもバックルで長さが調整できます。

 

使用方法が知りたいですね。

 

全体的な縫製は、アメリカ軍スタンダードで、少々雑ですが強度は十二分にあります。

 

 少なくとも、数回の降下には耐えられそうですね。

4  製造とサイズのデータです!

・製造又は契約年度 1986年

・製造場所     アメリカ

・契約会社     アメリカ

・製造会社      〃

・材  質     コットン

・表記サイズ    S–R

         (日本人のL)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約165センチ

          肩幅 約49センチ

          身幅 約61センチ

          袖丈 約65センチ

        ウエスト 約54センチ

          股下 約78センチ

          裾幅 約26センチ

・状  態     中古極上品

・官民区分     官給品?

・入手場所     ヤフオク

・入手難易度    4(極めて困難)

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5  まとめ

最近ちょっと肌寒くなってきましたが、この季節では着用するとすぐ汗をかきそうなくらい保温力のあるスーツですね。

(前面主体に備わっているウレタンパットが保温力を高めているようです。)

 

下半身のハーネスは、日常生活に支障が出るくらい動きが制限されますね。

 

パラシュート降下しなければ、取り外してしまうのもアリかもしれません。

 

今回のスーツは、下半身のハーネスさせなんとかすれば、バイク、パラグライダー、スカイダイビング用として使用できそうですね。

(パットを外すと、通常の迷彩カバーオールとして使用できますよ。)

 

ただしウレタンパットがあるとはいえ、迷彩生地は通常の生地ですし、中綿もないので真冬の使用では寒気が侵入しそう。

 

なんらかの防寒対策(下に着込む、上に羽織る)が必要ですね。

 

さて今回のスーツですが、ご想像の通り品薄です。

 

通常のSHOPでは、まず見かけません。

(私は、たまたまオークションで見つけて、バイクに使用できるのでは?と思い入手しました。)

 

でも後にも先にも、その時が初めて見るアイテムでしたね。

 

アメリカ軍物が氾濫している沖縄の各専門店でも見たことがありませんでした。

(用途が特化されたアイテムなので当然かもしれませんね。)

 

もしあなたが探しているなら、やはりアメリカ軍物の多い、関東や沖縄のSHOPを廻るか、海外のオークションを除いてみましょう。

 

もしかしたら、販売や出品されているかもしれません。

 

諦めず探してみましょう。

 

…気長に待っていただけるなら、このスーツもオークションに出品予定ですよ。

 

今回は、アメリカ軍の特殊な空挺スーツを分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それでは、また次回をお楽しみに!

(20220919更新)

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参考:古今東西の空挺装備はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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家族で伊勢志摩へ行くことがあったら、この民宿に泊まりたいです💕

 (もれなくニャンコ付き😍 )

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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