今回は、1970年代のザイール(現コンゴ共和国)軍迷彩シャツを分析します。
大阪のご婦人(オバチャン)にも気に入っていただけるような迷彩です。
日本でも意外と効果があるかもしれませんね。
残念ポイントもありますが、貴重な迷彩服ですよ!
目次
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1 ザイール陸軍迷彩シャツ(パンサーパターン)とは?
ザイールは1971年から1991年まで用いられた国名で、現在はコンゴ共和国に改名されていますね。
公用語はフランス語だそうです。
当然、当時のザイールにも軍隊があって、中でも陸軍の採用した迷彩パターンは特に有名でした。
通常、迷彩と言えば、植物や地物にヒントを得たパターンが多いですね。
でもザイール軍は、なんと動物をモチーフにした迷彩パターンを採用していましたよ。
東南アジアの国でも、動物を形取った迷彩パターン(鳥とか鹿とか)がありましたが、旧ザイール軍はまた違った表現方法で再現していますね。
さてさて、それはどんな迷彩なのでしょうか?
今回は、迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
前面
遠目で見ると、斑点迷彩に見えますが…
背面
でも近づいてみると、紛れもなく「豹柄」です。
前面裏側
背面裏側
前合わせはボタンのみです。
うなじのタグ
印字消失…😞
データタグ
こちらも殆ど印字消失です。😞
エポレット
テーパーなしのクサビ型です。
左胸ポケット
ボタンで開閉
右エポレットとボタンは欠損
ザイール軍のパッチ(ワッペン)
右側の絶妙な空白に注意
FAZは、フランス語で「ザイール陸軍」の意
袖
テーパーが付いています。
袖口
ボタンで開閉
迷彩パターン
色調は違いますが、まさに「豹柄」です。
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3 その特徴とは?
迷彩はライトグリーンの生地に、レッドブラウンとブラックグリーンで、いわゆる「豹柄」を描いています。
色調はともかく、パターンはかなり忠実に再現しているように見えますね。
(なんか可愛く見えてきました💕←ネコ科マニア!)
生地は一般的なコットンツイルです。
意外に肌触りが良いので驚きました。
デザインは、エポレット付き、胸ポケット×2のシャツタイプですが、左右の袖口には同じパーツが使用されていました。
そのためボタンを留めると左袖に違和感が残ります。
生産性を上げるための措置だったのでしょうか?
今回のモデルは、右肩のエポレットとそのボタンが欠損していました。
とても残念です。
全体的な縫製は粗く、雑で強度も足りないようです。
もし家庭で洗濯するならネットとかに入れたほうが良いかもしれませんね。
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 1970年代
製造場所 不明
契約会社 旧ザイール
製造会社 不明
材 質 コットン
表記サイズ 不明
(日本人のL)
各部のサイズ(平置)
着丈 約76cm
肩幅 約48cm
身幅 約58cm
袖丈 約62cm
状 態 中古上品
官民区分 官給品
入手場所 ヤフオク
入手難易度 4(極めて困難)
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5 まとめ
他に類を見ない素敵な迷彩服ですね。
この迷彩服を一国の軍隊が採用したというのが凄いです。
(おそらく日本ではまずないでしょう!)
なんでも、迷彩効果もさることながら、ヒョウ(パンサー)に対する畏怖の念を表現しているのだとか?
(わかります、わかります。ヒョウさん可愛いですよね💕…えっ…そんな意味ではない???)
しかも、ただ単に豹柄にしただけではなくちゃんとオーソドックスな色調にまとめているのもセンス良いですよね。
残念ながら、この迷彩服も極端に数が少なく入手困難です。
(絶滅危惧種でも上位に位置していますよ。)
初心者のあなたにとって入手はかなり難しいかもしれません。
でも、世界でも唯一と言って良いほどの珍しい迷彩です。
心の片隅に覚えておいて、入手のチャンスが来るのを待ちましょう!
(きっといつか手に入りますよ!)
私は、欠品のない完全な上下と、存在は不明ですがフィールドジャケットを探してみようと思います。
今回は、ザイール軍の世にも珍しい豹柄迷彩シャツを分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それでは、また次回をお楽しみに!
(20231219更新)
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参考:他のアフリカ諸国の迷彩服に関する記事はこちらです。⬇︎
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読んでいただき、ありがとうございました。
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