今回は、1990年代のイタリア空軍のコーヒカップ&ソーサーを分析します。
カプチーノ用でしょうか?
イタリアを代表する有名なメーカー製ですね。
普段使用している中古品ですが、程度は極上ですよ!
目次
スポンサーリンク
スポンサーリンク
1 イタリア空軍コーヒーカップ&ソーサー(トニャーナ社製)とは?
多くの場合、軍で使用するあらゆる官給品は、その目的に応じて専用に開発されたものが多いですね。
例えば、大きいものでは戦車、戦闘艦、戦闘機。
小さいものでは、衣類やバッグなど。
各国の技術や思想を反映させた独自デザインの装備は、とても機能的かつ効果的で、耐久性も高いものが多いですね。
反面開発や量産にかかるコストなどで、単価は市販品より桁違いに高くなる場合もあります。
各国はその単価を抑えるために、大量に発注するとともに、製品そのものを輸出したり余剰の製品を払い下げたりして、なんとか総合的な単価を抑えようとする場合が多いですね。
今回のモデルは、イタリア空軍が同国の有名窯元に発注した製品で、官給品になります。
でも理由は不明ですが、現在多くが未使用の状態で払い下げられていて、日本でも入手できるようになりましたね。
払い下げ品とはいえ、一国の官給品が(良心的なお店なら)安価に入手できるのは、とても嬉しいですね。
それも伝統的な空軍なら大歓迎です!
さてさて、それはどんなコーヒーカップ&ソーサーなのでしょうか?
今回は、イタリア空軍マニアのみならず、イタリア製食器コレクターのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 全体及び細部写真です!
全体
カップ
左側面
下部が小さくなっていて、重ねて保管することができます。
側面には空軍マークが!
右側面
ハンドルは指が一本入るサイズ
上面
底面
製造メーカープリント
主婦に人気のあるメーカーですね。
ソーサー
上面
ソーサーにも空軍マークあり!
底面
ソーサースタンプ
おまけ
今回のモデルと違うメーカーです。
こちらも有名ブランドですね!
同じようなデザインのカップですが、2社で僅かに仕様が違っていますよ。
(直径、底面の面積、高台の処理、ハンドルの太さなど)
イタリアらしいですね。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
3 その特徴とは?
材質は磁器で、型抜きで製造されています。
表面にはホワイトの釉薬が塗られていて、マーキングは濃いブルーですね。
カップ、ソーサーとも、ラインと空軍のマークがプリントされていますよ。
カップの下部に段差があり、同じカップなら重ねておくことも可能です。
ソーサーは一般的なものですね。
因みに英語では、各サイズのお皿を
大皿:プレート
小皿:ディッシュ
受皿:ソーサー
と言います。
(いわゆる「フライングソーサー」は、「空飛ぶ受け皿」だったのですね!)
また、イタリア語でソーサーを
「ピアッティーノ」
というらしいです。
話を戻して、カップの容量は、某メーカーのドル◯ェグスト一杯分がジャストですね。
(専用のカップなのでは?…と思ったくらいです。)
全体的な造りは、さすがイタリアの一流メーカー(?)整で、丁寧な仕事がなされていますが、個体によって少々バラツキがありますね。
また、このカップ&ソーサーは、当然ながら複数のメーカーが製造していますよ。
4 製造とサイズのデータです!
製造・契約年度 1990年代
製造場所 イタリア
契約会社 イタリア
製造会社 〃
材 質 磁器
各部のサイズ カップ
直径 約88mm
深さ 約58mm
ソーサー
直径 約160mm
深さ 約22mm
カップ容量 約200ml
状 態 中古極上品
官民区分 官給品
入手場所 神戸の専門店
入手難易度 1(容易)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
5 まとめ
一国が命運(?)をかけて開発した官給品には、とても優れた製品が多く、かつ市販品にはない独特の魅力がありますね。
そんな官給品が払い下げられる場合には、二束三文というのは信じられないことですよ。
(国もマニアもWIN WIN?)
マニアやコレクターは、そこに魅力を感じて「沼」に足を踏み入れることが多いようです。
勿論、払い下げられるもの全てが未使用ではありませんが、中古品は中古品の魅力があったりします。
でも、できるなら口にするものは、未使用品が欲しいところですよね。
そういう意味では、今回のコーヒーカップ&ソーサーは、コレクションにも実用にも最適なものといえます。
また、海軍(特にアメリカ)用のセットは多く見掛けますが、空軍ものは少ないですよね?
珍しい一品ともいえます。
ただ、イタリア(軍)の様式なので、使用には少々慣れが必要ですね。
(幅広で底が浅く、ハンドルの小さいタイプなので、通常のコーヒーカップとは少々使い勝手が違います。)
嬉しいことに、現在大手通販サイトでも取り扱っていて、いつでも誰でも入手可能ですよ!
この秋から冬にかけては、このカップ&ソーサーでコーヒーを楽しんでみませんか?
(ミリタリー好きな来客用にも!)
私は、同国軍のもっと容量の小さい(カプチーノ用?エスプレッソ用?)のカップ&ソーサーを購入…してもよろしいでしょうか?(←…って誰に許可を求めてるの?勿論…)
首尾よく入手できたら、後日記事にしたいですね。😃
今回は、小粋なイタリア空軍のコーヒーカップ&ソーサーを分析しました。
いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!
それでは、また次回をお楽しみに!
スポンサーリンク
スポンサーリンク
参考:他のイタリア空軍装備に関する記事はこちらです。⬇︎
✳︎ ✳︎ ✳︎
読んでいただき、ありがとうございました。
スポンサーリンク
デロンギ コンパクト全自動エスプレッソマシン ディナミカ ECAM35015BH
デロンギ 全自動コーヒーマシン エレッタ カプチーノ ECAM44660BH
スポンサーリンク