いつだってミリタリアン!

軍装品コレクション歴45年以上の元自衛官がお届けするミリタリーブログです。初心者コレクターの疑問点を解消します!

【アメリカの軍服】海軍レザーフライトジャケットG–1(7823B・1962)とは? 0385 🇺🇸ミリタリー

今回は、1960年代のアメリカ海軍のレザーフライトジャケットを分析します。

いつものG–1なんですが、今回はバラエティー番組よろしく、ちょっとだけ比べてみました。

パッチ(ワッペン)の付いていないプレーンなモデルですが、逆によくわかるかもしれませんね!

使用感もありますが、時代を考えると程度は良い方ですよ!

   目次

スポンサーリンク 

 

スポンサーリンク

1 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(7823B・1962)とは?

大戦中のM–422系ジャケットが、G–1になったのは、諸説ありますが1940年代末だと言われています。

 

しかし、実際に支給され始めたのは1950年代になってからのようですね。

 

面白いのは、基本的なデザインは、大きく変わっていないということです。

(もはやここまで変わらないと伝統と呼べますね。)

 

そんな歴史あるG–1ですが、今回のモデルは1960年代初めにマイナーチェンジされたサブタイプ(モデル番号末尾のアルファベット)「B」になります。

 

ちょうどアメリカ軍が本格的にベトナムに介入し始めた頃のモデルですね。

 

さてさて、これまで分析してきたG–1と何が違うのでしょうか?

 

今回は、フライトジャケットまたはレザージャケットマニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(7823B・1962)の全体及び細部写真

前面

f:id:akmuzifal6489:20200424064511j:image

 

背面
f:id:akmuzifal6489:20200424064621j:image

 

前面裏側
f:id:akmuzifal6489:20200424064549j:image

 

背面裏側
f:id:akmuzifal6489:20200424064428j:image

 

タグ

1962年度契約品でサブタイプは「B」です。

メーカーは「ラルフエドワーズスポーツウェア社」
f:id:akmuzifal6489:20200424064448j:image

 

ストームフラップの「USNlパンチング(穴あけ)は縦表記です。

(穴が小さいので見辛いですね。)
f:id:akmuzifal6489:20200424064609j:image

 

位置ポケット

ダットファスナーで開閉

今回のモデルは、ポケット内の生地がカーキのコットンツイルです。

G–1としては珍しいですね。
f:id:akmuzifal6489:20200424064531j:image
f:id:akmuzifal6489:20200424064626j:image

 

襟は天然のムートンです。

当初は化繊のようにブラックに近いブラウンですが、時間とともに褪色してくるのが特徴です。
f:id:akmuzifal6489:20200424064553j:image

 

襟は襟裏にあるチンストラップで立てることができます。

ですが、今回のモデルはかなりタイトですね。

f:id:akmuzifal6489:20200424150531j:image

 

ジッパーは「CONMAR」
f:id:akmuzifal6489:20200424064444j:image

 

脇の通気孔は、金属製で3個です。
f:id:akmuzifal6489:20200424064540j:image

 

右腰ポケット

ボタンで開閉

向かって左側にはペンポケットがあります。
f:id:akmuzifal6489:20200424064636j:image
f:id:akmuzifal6489:20200424064437j:image

 

袖ニット

二段織です。

両袖に白いペンキ跡が😞
f:id:akmuzifal6489:20200424064644j:image

 

腰ニット

こちらも二段織です。
f:id:akmuzifal6489:20200424064515j:image

 

左袖ニットの損傷と袖のコーティング剥がれ
f:id:akmuzifal6489:20200424064500j:image

 

前身頃下部のコーティング剥がれ

G–1はここが傷みますね。
f:id:akmuzifal6489:20200424064456j:image

 

肘も剥がれがありました。
f:id:akmuzifal6489:20200424064632j:image

 

肩も剥がれが。

左肩が顕著ですね。
f:id:akmuzifal6489:20200424064441j:image

 

 

ちょっとだけ比べてみました。

前回分析したG–1との比較

襟のムートンのカラーが全く違っていますね。
f:id:akmuzifal6489:20200424064605j:image

 

レザーのカラー、腰のニット比較

左:今回のモデル

右:前回のモデル

レザーのカラーは今回のモデルが濃い色調なのに対し、前回のモデルはやや明るく赤味が勝っています。

逆にニットは今回のモデルが明るい色調ですね。

織り方もかなり違います。

面白いですね。
f:id:akmuzifal6489:20200424064557j:image

 

ポケット

左:今回のモデル

右:前回のモデル

驚くことに、ポケットのボタンもレザーの色調に合致したものが使用されていますね。

モデル(サブタイプ)で分かれているのでしょうか?
f:id:akmuzifal6489:20200424064602j:image

 

襟3種

上:最も褪色しているタイプ(後日分析予定)

中:今回のモデル

下:前回のモデル

あなたのお好みはどのカラーですか?
f:id:akmuzifal6489:20200424064452j:image

 

海軍のパイロットスーツとのコーディネート

これはこれで意外と渋いですね。
f:id:akmuzifal6489:20200424064535j:image

 

着用例

(ベトナム戦争初期のA–1スカイレーダーパイロット)

https://66.media.tumblr.com/dad541f777c136e0763b3dd40105e8d6/tumblr_nfq1pkGBTj1tozk3mo1_500.jpg

Pinterestより引用

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

3 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(7823B・1962)の特徴とは?

レザーは濃いブラウンでおそらくカウハイド(牛革)のようです。

 

今回のモデルは襟が天然ムートンで、やや褪色していますね。

 

でも、立体感が強調されてカッコイイです!

(…と思うのですが…。)

 

ポケットは腰に2個ですが、左ポケットにはペンポケットもあります。

 

ポケットはボタンで開閉するのがG–1特徴ですね。

 

FOD(外部からの異物吸入に伴うジェットエンジンの破損)防止と、より取り扱いやすさを優先したアメリカ空軍のA–2はダットファスナーでしたね。

 

ここは好みの分かれるところです。

 

前身頃にはストームフラップ、背中にはアクションプリーツがあるのは他のG–1と変わりません。

 

ライニングはナイロンですが、今回のモデルは内ポケットの生地がカーキのコットン製でした。

 

珍しいですね。

 

今回は、以前分析したモデルや、まだ分析していないモデルを準備して一部を比べてみました。

 

同じG–1と言えど、メーカーやタイプで微妙に違う箇所があることを、お判り頂けたでしょうか?

4 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(7823B・1962)の製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1962年

・製造場所     アメリカ

・契約会社     アメリカ

・製造会社      〃

・材  質     カウハイド

          ナイロン

・表記サイズ    40

         (日本人のL)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約64センチ

          肩幅 約44センチ

          身幅 約55センチ

          袖丈 約64センチ

・状  態     中古上品

・官民区分     官給品

・入手場所     ヤフオク

・入手難易度    3(困難)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

5 アメリカ海軍レザーフライトジャケットG–1(7823B・1962)まとめ

今回のモデルは、長い時間着用されずにいたのか、レザーの硬化が見られました。

 

メーカーのラルフエドワーズスポーツウェア社は、作りが丁寧で、やや厚い皮革を使用することで有名ですね。

 

フライトジャケットマニアのみならず、本家アメリカ海軍パイロットの間でも、人気のあるメーカーと聞いています。

 

確かに、カッコイイG–1です!

(破損や汚れがありますが…それがまた迫力を醸し出していますよ。)

 

実際に着用してみると、サイズ42より胸回りはキツイですが、着丈がちょうど良かったです。

 

バイクで使用しましたが、風は通しませんね。

 

真冬はともかく、まだ寒い今の季節(春先)なら、無問題で使用できますよ。

 

以前にも記事にしましたが、中古プレーンのG–1は、未使用品やフルパッチのモデルに比べて、かなり安価に入手できます。

 

平均的に実店舗よりネットが安いように感じます。

 

購入する場合は、サイズに関わらず必ず試着、そして各部の損傷や欠品の有無を確認しましょう。

(できれば裏返して確認もしましょう。)

 

今回は、アメリカ海軍の伝統的なレザーフライトジャケットを分析しました。

次回は、久しぶりに国籍不明シリーズ(?)の迷彩服を分析します。

(ご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください!)

お楽しみに!

(20210505更新)

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

参考:他の各種G–1フライトジャケットはこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

 空軍(大戦中の陸軍航空隊を含む)のA–2はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

www.military-spec-an.com

    ✳︎     ✳︎     ✳︎

 

読んでいただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク


NA04 ミリタリーワッペン アメリカ軍パッチ レザーネームタグ MAVERICK, TOPGUN [並行輸入品]

 


限定1000本!復刻!24時間表示!スイス製GLYCINE【グリシン】Airman36 No1【エアマン・ナンバーワン】自動巻き腕時計/ミリタリーウォッチ/腕時計/アメリカ空軍パイロット/グライシン

スポンサーリンク

remember

remember

  • Uru
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
糸

  • Uru
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
楓

  • Uru
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes