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代替品としても使用可能?【フランスの軍服】陸軍ウールシャツ(ODタイプ)とは?0999 🇫🇷 ミリタリー

今回は、1970年代のフランス軍ウールシャツを分析します。

制服や戦闘服などの下に着用するものですね。

フランス軍らしい上質な造りが魅力です。

中古品ですが、程度は極上ですよ!

   目次

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1  フランス軍ウールシャツ(ODタイプ)とは?

現在、日本の本州付近では梅雨入り前なのですが、日中はかなり暑く感じるようになりましたね。

 

しかし朝夕は意外に気温が下がって、昼の服装では寒く感じることが多々あります。

 

私は現在バイク通勤で片道約30分かかりますが、夜はもう一枚欲しい…と思う場合がありますね。

(でもMA-1を引っ張り出すほどではないのですが…🤔)

 

そんな時に重宝するのが今回のモデルです。

 

このウールシャツは、フランス軍が寒候期において制服や戦闘服の下に着用することを目的に開発されました。

 

ただし、アメリカ軍ウールシャツ(ブランケットシャツ)とは違って、生地が薄く重ね着をすることにより、広い温度帯で使用できるのが特徴ですね。

 

また、あるアイテムの代替品としても活躍しそうですよ!

 

さてさて、それはどんなウールシャツなのでしょうか?

 

今回は、フランス軍装備マニアのみならず、秋から初夏まで使用できる汎用性の高いシャツをお探しのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  全体及び細部写真です!

前面
カラーは画像では濃いカーキに見えますが、むしろブラウンに近いオリーブドラブです。f:id:akmuzifal6489:20220601082032j:image

 

背面
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前面裏側
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背面裏側
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襟周りレイアウト
カチッとした造りで、カッコ良いですね。
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襟の裏には形を整えるガイド(半透明のプラスティック製の板)が入っています。
(紛失注意!)

1970年代フランス陸軍ウールシャツ(OD)

 

 

タグ
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エポレット
テーパー付きのクサビ型です。
ボタンで開閉
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胸ポケット
プリーツ付きでボタンで開閉
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袖口には三本のタック付き。
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袖口はボタンで開閉
マチはなく、大きく開放することができます。
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裾は一般的なカッターシャツタイプ。
トラウザーズにインするタイプですね。
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生地の端末は、キレイに処理されています。
(赤線の部分)
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ボタン
小さいマホガニーブラウンのプラスティック製1970年代フランス陸軍ウールシャツ(OD)

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3  その特徴とは?

生地は赤みの強いOD(オリーブドラブ)に染められた薄く軽いウール製なのですが、肌触りが良く高級感がありますね。

これなら素肌に着用しても、ガサガサ感やチクチク感を感じにくいかもしれません。

 

デザインは、エポレット付き、胸ポケット×2でシンプルです。

 

裾は一般的なカッターシャツのような裁断ですね。

 

面白いところでは、襟に型崩れ防止のプラスティック板を入れるスペースがあるところです。

 

全体的な縫製はとても丁寧かつ正確で、強度も問題のない上質な仕立てです。

 

特に生地の端末をちゃんと処理してあって、安心感がありますよ。

(長く使用できそうですね。)

 

4  製造とサイズのデータです!

製造・契約年度 1970年代

製造場所    フランス

契約会社    フランス

製造会社     〃

材  質    ウール

表記サイズ   38PM

       (日本人のL)

各部のサイズ(平置)

       着丈 約81cm

       肩幅 約43cm

       身幅 約57cm

       袖丈 約57cm

状  態   中古極上品

官民区分   官給品

入手場所   東京の専門店

入手難易度  1(容易)

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5  まとめ

今回のモデルは、じつは私のお気に入りで、数枚コレクションして着回しています。

 

アメリカ軍物に比べて安価に入手できて、かつファッショナブルなので大好きですね。

 

また、そのカラーやデザインから、第二次大戦中のアメリカ陸軍航空隊士官用ウールシャツの代替品としても使用できそうです。

(厳密に言えば、生地のカラー、襟、袖のデザインが違いますが…😅)

 

実際今回のモデルにチノパン、 A-2レザーフライトジャケットの組み合わせは、大戦当時のアメリカ軍パイロットの雰囲気を醸し出しますね。

(ライトなコスプレにいい感じです!)

 

また材質がウールであることから、濡れてもコットンのように冷たく感じることもなく、僅かながら保温力もあるので夏山登山などに最適です。

(やはりシックな登山用ウールシャツってあまり見かけないですよね。)

 

エアコンが効きすぎる部屋にもおすすめです。

 

勿論、寒候期でも問題なく使用できますよ!

 

さて今回のモデルですが、こんな使えるシャツなのですが、全く人気がありません。

 

そのため数は少ないものの、大手通販サイトのみならずオークションや古着屋さんでも比較的見掛けるアイテムですね。

 

しかも安価となれば、これは入手するしかなさそうですよ。

 

ただし、平均的に通販サイトでは価格が少々高いようです。

 

安く入手したいあなたは、オークションに期待しましょう!

 

今回は、小粋で本当に使えるフランス陸軍ウールシャツを分析しました。

 

いやー軍装品って、本当に素晴らしいですね!

 

それではまた、次回をお楽しみに!
(20230508更新)

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参考:他国のウールシャツに関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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