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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

イギリスの軍服 陸軍ウールシャツとは? 0213 🇬🇧 ミリタリー

こんにちは!

今回は、イギリス軍のウールシャツを分析します。

イギリス軍では、伝統的かつオーソドックスなシャツになりますよ。

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   目次

1  イギリスの軍服 陸軍ウールシャツとは?

現在のように、ヒー◯テックをはじめとする、科学的な発熱素材が開発される以前は、ウールが万能防寒素材として君臨していました。

ウールには、

 ・保温力がある

 ・水に濡れても保温力が落ちない

 ・火に触れてもすぐに炭化して、燃え上がることが少ない

 ・量産が比較的容易である、 

などの特性があり、まさに軍用衣料品には必要不可欠なものでした。

イギリス軍は大戦中から各種ウールシャツを採用していましたが、戦後はデザインを統一して現在も採用していますよ。

今回のモデルは、生地の色調が、カーキからオリーブに替わったタイプになります。

地味な装備ですが、どんなシャツなのでしょうか?

早速、確認していきましょう!

2  シャツの全体及び細部写真

前面

日本で流通している一般的なシャツより着丈がかなり長いですね。

前合わせは、ボタンのみです。

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背面

今回のモデルは、前オーナーが身幅を背中で調整していたものを元に戻しました。

そのため、斜めに折り目があります。

(オリジナルにこの折り目はありません。)
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前面裏側

内ポケットはありません。
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背面裏側
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タグ

しっかりとデータが記入されていますが、印字は消失しつつあります。
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胸ポケット

小さいボタンで開閉
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エポレット

僅かなテーパーが付いたクサビ型
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袖はボタンで開閉

マチはなく、大きく開くことができます。
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3  その特徴とは?

生地は、オリーブの軽量なウールです。

この生地は、日射や洗濯で、次第にカーキに近くなってきますよ。

デザインは、日本のエポレット付きYシャツに近いです。

でも、着丈が長く(防寒目的?)、袖は1/3ほど開きます。

(瞬時に腕まくりが可能です。)

全体的には、落ち着いた雰囲気のシャツですね。

4  製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1980年代

 ・製造場所                   イギリス

 ・契約会社                   イギリス

 ・製造会社                        〃

 ・材質                          ウール

 ・表記サイズ                2

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約80センチ

                                    肩幅  約44センチ

                                    身幅  約56センチ

                                    袖丈  約60センチ                                          

 ・状態                        中古上品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 愛知県の専門店

5  まとめ

実際にこのシャツを着て、登山をしてみました。

(何故登山?)

場所は、北アルプスの槍ヶ岳。

行程は、上高地から槍ヶ岳へ登り、帰りは新穂高温泉方面に向かう単独行でした。

山小屋は利用せず、テント泊で都合二泊三日という、中年メタボ対応楽々登山です。

めちゃくちゃ楽しかったですが、やはり朝は寒かったですね。

ご存知のとおり標準的な大気なら、気温は1000m上昇する毎に約6.5℃下がります。

槍ヶ岳が約3000mなので、頂上付近の気温は、地上より約20℃近く低い計算になります。

夏だったので、地上の気温が30℃だとすると、テント場付近は10℃前後になるんですね。

登ってる最中は暑いのですが、頂上付近、特に夜は気温がぐっと下がってきます。

(真夏でも疲労凍死する場合があるので、要注意です。)

そんな時でも、Tシャツに今回のウールシャツ、コマンドセーター、局地用DPMスモックで対処できましたよ。

帰りは早朝でまだ暗く、気温の低い時間帯に出発しましたが、Tシャツにウールシャツで十分でした。

(流石に新穂高温泉近くの樹林帯にはいると、ウールシャツは脱ぎましたが。)

使えるシャツだと思いました。

また、例えば市販の登山用ウールシャツは、何故かチェック柄が多く高価ですが、シックで安価な今回のシャツは、個性発揮にも一役かってくれそうですよ。

(今回のモデルは、未使用でも店舗やサイトによっては、市販ウール登山シャツの約1/3の値段で販売されていることが多いですね。)

使用上の注意点は、ボタンがとても小さく、ボタンホールと合っていないのか、すぐにボタンが外れて開いてしまいます。

(戦闘用なので、腹部を負傷した場合、迅速に開放できるようにとの配慮からでしょうか?)

こまめなチェックが必要ですね。

あと、必ずドライクリーニングしてください。

ポリエステル製フリースが防寒着の全盛期ですが、敢えてレトロなウールシャツを積極的に使用して、ウールの利点を再認識してみませんか?

勿論、DPMスモックとコマンドセーターもお忘れなく!

(冬の定番ですね!…私だけの…。)

 

今回は、イギリス軍定番のウールシャツを分析しました。

次回は、南アフリカにあった小国の迷彩服を分析します。

お楽しみに!

参考:他軍のウールシャツに関する記事はこちらです。⬇︎

 各国軍等のセーター関連記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.co

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読んでいただき、ありがとうございました。

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