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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

アメリカの軍服 陸軍防寒ウールシャツ(初期型)とは? 0210 🇺🇸 ミリタリー

あたたかいこんにちは!

今回は、アメリカ軍の防寒シャツを分析します。

その毛布のような生地から、兵士は「ブランケット(毛布)・シャツ」と呼んでいました。

現在は、おそらく廃番になっているようですよ。

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   目次

1  アメリカの軍服 陸軍防寒ウールジャケット(初期型)とは?

1950年から始まった朝鮮戦争ですが、国連軍(主にアメリカ軍)を悩ませたものに、朝鮮半島の寒気があります。

アメリカ軍は、第二次大戦のヨーロッパにおけるドイツ軍との闘いで、ベルギーやドイツの寒さは経験していました。

しかし、そんな彼らでも朝鮮半島の寒さは度を超えていたようです。

それまで保有していた防寒装備は、質、量とも満足のいくものではなく、前線から寄せられるのはクレームと要望の嵐でした。

そんな状況を鑑みて、開発されたのが一蓮のM51シリーズです。

勿論それおだけで万全ではなく、それを補う装備も開発されましたよ。

その一つが今回のジャケットです。

無骨な外観に似合わず、暖かい装備となっています。

さて、どんなシャツでしょうか?

早速、確認していきましょう!

2  防寒シャツの全体及び細部写真

前面

毛布みたいな生地…ではなく、毛布ですね。

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背面

2本のタックが入っています。

これでウエスト付近もスッキリ!

背中上部で生地がX型に交差しています。

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前面裏側
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背面裏側
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型の補強生地
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右胸ポケット

ボタンで開閉
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左胸ポケット
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こちらはポケットフラップにスリットがあって、ペンが差せます。

(2本くらい差せそうです。)
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ポケットの中にはペンポケットが。
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袖口

マチなしでボタンで開閉

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プリントされたタグ

一部消失していますが、辛うじて読めますね。

1953年度契約品です。

モデルによっては、赤文字もありますよ。(暗視装置対策?)
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3  その特徴とは?

生地は、OG(オリーブグリーン)ウール製の厚い生地でできています。

デザインは、当時のアメリカ軍のユーティリティジャケットとよく似ていますね。

エポレットなしの、胸に2ポケットです。

裾はストレートタイプ。

肩の補強生地の裁断が変わっていて、肩をすっぽりと覆うとともに、背中で交差させて縫製されています。

これが一大特徴的ですね。

また、前から見ると首辺りから腕の付け根にかけて、斜めのラインが入っているのも特徴です。お

4  製造とサイズのデータ

 ・製造又は契約年度    1953年

 ・製造場所                   アメリカ

 ・契約会社                   アメリカ

 ・製造会社                        〃

 ・材質                          ウール

                                      ナイロン

 ・表記サイズ                M

                                   (日本人のL)

 ・各部のサイズ(平置)  

                                    着丈  約69センチ

                                    肩幅  約47センチ

                                    身幅  約57センチ

                                    袖丈  約61センチ                                          

 ・状態                        中古極上品

 ・官民区分                 官給品

 ・入手場所                 愛知県の専門店

5  まとめ

後にアメリカ軍は、各部の寸法とボタンを変更するとともに、裁断も簡素化された後期型を採用します。

でもこの後期型を最後に、支給は停止されたようです。

理由は不明ですが、各種セーター類が充実してきたこと、化学繊維の防寒素材(アクリルやポリエステルのフリースなど)が台頭してきたからでしょうか?

(実際にこのシャツを見ればわかりますが、とても重厚かつ贅沢な造りで、製造は手間が掛かりそうですよ。)

さて、実際にこのシャツを着用してみると、肌触りが良くて暖かいですね。

トレーナーなどの上に羽織ると、さらに暖かいです。

何よりコットンのように冷やっとしないのが良いですね。

また、フィールドジャケットをこのシャツの上に着用すると、真冬でもなんとかなりそうですよ。

サバイバルゲーム、野鳥観測では迷彩服の下に、バイカーの皆さんはA–2やG–1の下に着用してみてはいかがでしょうか?

(勿論、次第に寒くなる今の季節は、単体でもおすすめです。)

今回取り上げた初期型に関しては、最近数がめっきり減ってきました。

それでもまだ、デッドストックが販売されていたりしていますよ。

(購入する場合、初期型はステンシル消失の度合いを参考にしてくださいね。)

ところで、このシャツは朝鮮戦争中に現地を慰問したマリリン・モンローが着用していたことで有名です。

彼女はこのシャツについて、どんな印象を持ったのか、いつか聞いてみたいですね。(いつ?) 

 

今回は、アメリカ軍の防寒ウールシャツを分析しました。

次回は、旧ソ連軍の迷彩服を分析します。

お楽しみに!

 

参考1:朝鮮戦争中に現地へ慰問に行ったマリリン・モンロー

今回のモデルと同じウールシャツ(の女性版)を着ています。

(特徴ある肩のステッチで判別できますね。)

ネームタグを外した跡があるので中古品でしょうか?

パンツも官給品の女性用ウールトラウザースです。

大戦中に採用された、レギンス一体型のサービスシューズを履いていますよ。

素敵ですね💕

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(ELLE Japanより引用)

参考2:この時代のアメリカ軍フィールドジャケット関連記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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読んでいいただき、ありがとうございました。

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