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徹底解説!イギリス 陸軍 迷彩スモック(P−68)その1 おまけ付き 0028

こんにちは!

ここのところ、天気が悪くて、ウォーキングができていません。

2日歩かなかったら、なんか身体の調子悪いですね。気のせいでしょうか?

ところで、全国的に寒気の影響で、すっきりしない天気が続いています。

予報では、GW後半はまずまずの天気らしいのですが、私はとても心配していることがあります。

それはエルニーニョが続いている事です。

気象庁が平成31年4月10日に発表したエルニーニョ監視速報(No.319)によると、今夏までエルニーニョが続く見通しだとか!

もし見通し通りだったら、夏は天候不順や冷夏になるかもしれませんね。

農作物などに被害が出るかもしれません。警戒する必要がありそうです。

恐れず、侮らず、考えていきましょう。

 

さて今回は、英国の誇るロールスロイスと並び称される有名な迷彩服を紹介します。

 

目次

 

1  英国  陸軍迷彩スモック(P−68)

戦後英軍は、単色の戦闘服やスモックを装備していました。

一方、迷彩スモックは引き続き空挺部隊のみ支給していました。デニソンスモックですね。

しかし東西冷戦の煽りを受けて、流石の英軍も1960年代頃から空挺以外の部隊にも迷彩スモックを支給し始めたのでした。それが新しいDPMのスモックです。

今回紹介するのは、その中でもP−68(1968パターン)と呼ばれるスモックです。

使用されている迷彩生地には、同じDPMながら色調の違うものが数種類あります。

今回のモデルは、その中でも後期に分類されるDPMになります。

最終的にDPMは、その後も改良型のスモックに使用され、新たに新型迷彩服が採用される2000年以降まで使用されました。

デザインは、非常に凝った作りで、これも「戦闘服のロールスロイス」と呼ばれています。

 

2  全体及び細部写真

前面  迷彩効果でポケットがよくわからないですね。

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背面  P−68後期のDPMはブラウンが濃くなってよりメリハリが効いています。
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前面裏側  全面にわたってライニングが準備されています。いわゆる「フルライン」です。ウエストのドローコードは正面で調整するタイプです。内ポケットも角度付き。
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背面裏側  中央下の迷彩布は、テイルピースです。
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前合わせはジッパーとボタン。ジッパーは一方向のみ。
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タグ
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胸ポケットデニソンスモックのように角度がついています。ボタンで開閉
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腰ポケット  角度はついていません。ボタンで開閉  両ポケットはスクエアタイプ
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ジッパー挿入口と金具  ジッパーは一方向のみ。 ボタンは官給品のディープグリーンタイプ
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ジッパースライダー  「NZ」の刻印
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襟はスタンドカラーにもなります。(襟にボタンとボタンホールあり。)鎖骨付近から胸にかけて斜めの縫い目がP−68の特徴
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左袖ポケット  本来なら二つのコンパートメントに分かれていますが、前のオーナーが縫い糸を外して一つにしています。
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袖口はボタンで調整、開閉  少々マチが邪魔です。

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背中は最初から絞られています。
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背中裾には大きなポケットが準備されています。
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一般兵科用ながら、デニソンスモックのようにテイルピース付き
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テイルピースは、裾に織り込まれて縫われています。
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テイルピース固定用ボタンは大ポケット開閉も制御
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デニソンではダットファスナーでしたが、これはボタンでサイズ調整
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3  特徴

後期の迷彩パターンは、それまでのDPMに比べて、タンの面積が少なくグリーンが鮮やかでブラウンが濃いダークブラウンとなっています。

イメージ的には、後のP−85に近いです。

特筆すべきは、そのデザインです。

基本的には、それまでのデニソンスモックを元に改良したと考えられますが、他国の装備も参考にした気配(?)があります。

前合わせ、アタッチメントフード、ライニング等に米軍のM43〜M51フィールドジャケットの面影が見え隠れするのは気のせいでしょうか?

 

4  諸元

   ・製造年又は契約年度       1970年代

   ・製造場所                         イギリス

   ・契約会社                         イギリス

   ・製造会社                                〃

   ・材質                                コットン

   ・表記サイズ                      5

   ・各部のサイズ(平置)    

                                    着丈  約79センチ

                                    肩幅  約53センチ

                                    身幅  約59センチ

                                    袖丈  約60センチ

   ・状態                      中古極上品

   ・官民区分               官給品

   ・入手方法               愛知県の専門店

 

5  まとめ

この迷彩服を見ると、私はフォークランド◯争を思い出します。懐かしいですね。

着用してみると、身体にフィットして暖かいです。逆に日本の夏は暑いかも。

DPMですし、後期のタイプなので迷彩効果は非常に高いです。日本のフィールドでも充分に使えそうですね。

美しい迷彩なので、シティユースでも問題ありません。

秋から冬にかけては、このスモックを着て歩くのが楽しみです。

 

今回は、英国の有名な迷彩服を紹介しました。

 

次回は、パンとワインの美味しいヨーロッパの国の迷彩服を紹介します。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

 

おまけ

まるでトロピカルDPMのような色調でできたP−68を発見しました。ライニングは無いです。後日紹介します。

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