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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

【イギリスの軍服 】陸軍迷彩スモック(P68)その1 とは? 0028 🇬🇧ミリタリー

こんにちは!

今回は、イギリスの誇る有名な迷彩服を分析します。

1960年代から1980年代で使用されました。

とてもリッチな造りが魅力ですね。

今回は中古品ですが、程度は極上ですよ!

目次

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1  イギリス陸軍迷彩スモック(P68)その1とは?

第二次大戦で、ドイツ軍の各種個人用迷彩服を目のあたりにしたイギリス軍ですが、保守的な国民性が災いしてか、戦後も単色の戦闘服を支給していました。

 

ただし、より特殊な任務が課せられる空挺部隊(一部狙撃兵も含む)には専用の迷彩スモックが支給していましたよ。

(これが有名なデニソンスモックですね。)

 

しかし東西冷戦の煽りを受けて、流石のイギリス軍も1960年代頃から空挺以外の部隊にも迷彩スモックの支給を開始しました。

 

それが新しいDPMのスモックになります。

 

今回分析するのは、その中でもP68(1968パターン)と呼ばれるスモックですね。

 

使用されている迷彩生地には、同じDPMながら色調の違うものが数種類あります。

 

今回のモデルは、その中でも後期に分類されるDPMになります。

(最終的にDPMは、その後も改良型のスモックに使用され、新たに新型迷彩(MTP)が採用される2000年以降まで使用されました。)

 

デザインは非常に凝った作りで、「戦闘服のロールスロイス」と呼ばれていますよ。

 

さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?

 

今回は、イギリス軍装備マニアのみならず、日本でも効果的な迷彩服をお探しのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  イギリス陸軍迷彩スモック(P68)その1の全体及び細部写真

前面

迷彩効果でポケットがよくわからないですね。

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背面  

P68後期のDPMはブラウンが濃くなって、よりメリハリが効いています。
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前面裏側  

全面にわたってライニングが準備されています。

いわゆる「フルライン」ですね。

ウエストのドローコードは正面で調整するタイプです。

内ポケットも角度付き。

よく見ると袖とその他では生地の色調が違いますね。
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背面裏側  

中央下の迷彩布は、テイルピースです。  デニソンスモックみたいですね。

ライニングの色調が、パーツでバラバラです。
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前合わせはジッパーとボタン。ジッパーは一方向のみ。
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タグ

後のP85に近い表記方法ですね。
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胸ポケット

デニソンスモックのように角度がついています。

ボタンで開閉
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腰ポケット  

角度はついていません。

ボタンで開閉  

両ポケット下端はスクエアタイプ
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ジッパー挿入口と金具  

ジッパーは一方向のみ。

ボタンは官給品のディープグリーンタイプ
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ジッパースライダー  

「NZ」の刻印
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襟はスタンドカラーにもなります。

(襟にボタンとボタンホールあり。)

鎖骨付近から胸にかけて斜めの縫い目がP−68の特徴
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左袖ポケット  本来なら二つのコンパートメントに分かれていますが、前のオーナーが縫い糸を外して一つにしています。
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袖口はボタンで調整、開閉  

少々マチが邪魔です。

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ウエストはドローコードで絞られています。
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背中裾には大きなポケットが準備されています。
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一般兵科用ながら、デニソンスモックのようにテイルピース付き
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テイルピースは、裾に織り込まれて縫われています。
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テイルピース固定用ボタンは大ポケット開閉も制御
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デニソンではダットファスナーでしたが、これはボタンでサイズ調整
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3  イギリス陸軍迷彩スモック(P68)その1の特徴とは?

後期の迷彩パターンは、それまでのDPMに比べて、タンの面積が少なくグリーンが鮮やかでブラウンが濃いダークブラウンとなっています。

 

イメージ的には、後のP85に近いですね。

 

生地は、コットンのサテンに似た防風織で、柔らかく肌触りも良い高級な物ですね。

 

特筆すべきは、そのデザインです。

 

基本的には、空挺のデニソンスモックを元に改良したと考えられますが、他国の装備も参考にした気配(?)があります。

 

前合わせ、アタッチメントフード、ライニング等に米軍のM43〜M51フィールドジャケットの面影が見え隠れするのは気のせいでしょうか?

 

構成は、エポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2、袖ポケット、内ポケット、背面裾裏側ポケット×3です。

 

面白いのは、空挺スモックのようにテイルピースが装備されているところです。

(でも切り取られている個体も多いですね。使用しない場合が多かったのかも。)

 

ほぼ全面にODのライニングが設けられていて、保温と防風に貢献していますね。

 

全体的な縫製は、とても丁寧で上質な仕立てと言えます。

4  イギリス陸軍迷彩スモック(P68)その1の製造とサイズのデータ

   ・製造又は契約年度       1970年代

   ・製造場所                     イギリス

   ・契約会社                     イギリス

   ・製造会社                          〃

   ・材質                            コットン

   ・表記サイズ                 5

   ・各部のサイズ(平置)    

                               着丈  約79センチ

                               肩幅  約53センチ

                               身幅  約59センチ

                               袖丈  約60センチ

   ・状態                 中古極上品

   ・官民区分          官給品

   ・入手方法          愛知県の専門店

5  イギリス陸軍迷彩スモック(P68)その1まとめ

この迷彩服を見ると、私はフォークランド戦争を思い出します。

 

懐かしいですね。

 

着用してみると、身体にフィットして暖かいです。

 

逆に日本の夏は少々暑いかも。

 

DPMですし、後期のタイプなので迷彩効果は非常に高いですね。

 

日本のフィールドでも充分に使えそうですよ。

 

サバイバルゲーム、野鳥観察、狩猟、野鳥観察、フォークランド戦争のヒストリカルゲーム等々、使い途たくさんです。

 

美しい迷彩なので、シティユースでも問題ありません。

 

秋から冬にかけては、このスモックを着て歩くのが楽しみです。

 

今回のモデルは、2021年現在、少なくとも20年前より多く出回っていますね。

 

しかも安価になって、お求めやすくなっています。

 

購入する場合は、欠品や破損に注意して、必ず試着するようにしましょう。

同じサイズでも、実際の寸法は違っている場合があります。

(サイズには誤差があるようです。)

 

今回は、英国の有名な迷彩服を分析しました。

次回は、パンとワインの美味しいヨーロッパの国の迷彩服を分析します。

お楽しみに!

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参考:イギリス軍デニソンスモックの記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

同じP–68スモックですが、色調が違うモデルの記事はこちらです。⬇︎

 P–68の後継モデルに関する記事はこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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                ✳︎                  ✳︎                  ✳︎ 

読んでいただき、ありがとうございました。

おまけ

まるでトロピカルDPMのような色調の生地で製造されたP−68を発見しました。

(上記映画撮影用の衣装でしょうか?それにしてはよくできています。)

後日分析しますね。

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