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このブログでは、私がコレクションした軍装品の細部を公開、特徴を分析、解説します。狩猟、サバイバルゲーム、ヒストリカルゲーム(コスプレ)、野鳥観察、映画、アニメ、マンガ、イラスト、オークション、ファッションの参考になります。

アメリカの軍服 陸軍ヘリクルージャケット(寒候期用)とは? 0030 🇺🇸

こんにちは!

今回は、米国の誇るフライトジャケットを紹介します。

よく似た形の、地上用ジャケットの陰に隠れて、最近めっきり見かけなくなったジャケットですよ。

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   目次

1  アメリカの軍服  陸軍ヘリクルージャケット(寒候期用)とは?

それ以前から噂がありましたが、このジャケットが初めて日本メディア(?)に紹介されたのは、1980年代の「PXマガジン」内でした。

一見ノーメックスのMA−1風なのですが、カラーや細部は大きく違っているこのジャケットに、マニアは騒ついたものです。

実際に店舗で見たのは、それから程なくしてでしたが、ここで混乱が起きました。

通称「CVCジャケット」と呼ばれる、戦闘車両乗務員用のジャケットが、このジャケットと同時に入荷してきたからです。

CVCジャケットと今回のモデルは、見た目、重量がそっくりだったので、業者も混同して輸入したようです。

(あるいは、バージョン違いと軽く考えていたのかもしれません。)

確かにそっくりで、違いは背中のスリットのみでしたので無理もありません。

以来、現在まで混乱が続いており、ネットオークションでも誤解されたまま取引されています。

そしてフライトジャケットの方は、年々少なくなっていきました。

さて、どんなジャケットでしょうか?

早速、確認していきましょう!

2  ジャケット全体及び細部写真

前面  

フルパッチです。記章から元オーナーがパイロットというのがわかりますね。

この状態で、タグの殆どが見えるのが、CVCジャケットとの相違点です。

(CVCジャケットは、この状態でタグがこんなに見えません。)

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背面  

CVCジャケットにある背面上部のスリットがありませんね。
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前面裏側

寒候期用なので中綿とストームフラップがあります。
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背面裏側  

ニットも全て不燃性ナイロンです。素晴らしいですね。
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ジッパーの生地はブラウンです。
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前合わせは、ジッパーのみ。 ポケットフラップはマジックテープで開閉 
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ジッパーのスライダー 「G」の刻印
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ポケット容量は、MA−1等より小さいです。
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袖のシガレットポケット   スライダーには「 GENERAL 」の刻印!
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タグ  最上段の品名に注意

1978年度契約品です。
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タグ2
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襟はチンストラップでスタンドカラーに。
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背中の詰めは、MA−1とよく似ています。
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3  気になる特徴とは?

まず生地の色調ですが、OD(オリーブドラブ)で、海、空軍の同種ジャケット等とは一線を画しています。

生地は、つや消しの不燃性ナイロンのノーメックス製で落ち着いていますよ。

袖と腰には、ニット装備ですが、襟はシェルと同じ生地で通常のデザインですね。

ライニングも、中綿も、同じノーメックスでできたもので、分厚いですが比較的軽量で暖かいです。

航空機でも車両でも、作戦中に火災で大火傷を負うことがあるのですが、これを着てれば安心ですね。

ただし、難燃効果は時間とともに無くなるという説もあります。

それでも、ナイロンジャケットのように、メラメラと燃え上がって溶けることはないようです。

4  製造とサイズのデータ

   ・製造又は契約年度       1970年代

   ・製造場所                     アメリカ

   ・契約会社                     アメリカ

   ・製造会社                          〃

   ・材質                         ノーメックス

                              (難燃性ナイロン)

   ・表記サイズ                      MR

   ・各部のサイズ(平置)    

                                     着丈  約65センチ

                                     肩幅  約47センチ

                                     身幅  約56センチ

                                     袖丈  約59センチ

   ・状態                       中古極上品

   ・官民区分                官給品

   ・入手方法                ヤフオク

5  まとめ

実際にこのジャケットを着用してみると、軽量で身体にフィットしますよ。

そして暖かいです。

着用する兵士の事を、よく考えて作られている印象がありますね。

CVCジャケットと違い、背中のスリットが無い分、防寒能力はこちらのモデルが高そうです。

 

あとノーメックスを使用しているジャケットに共通する問題点として、生地の退色(変色)があります。

(このジャケットやCVCジャケットは、ブラウン系に退色(変色)してきますよ。)

紫外線に当たると退色が始まりますので、直射日光や蛍光灯に当てないようにしなければなりません。

全体が退色するのではなく、紫外線が当たった所だけ退色するので厄介ですね。

これが管理上問題点です。

もし、不注意で退色してしまった場合は…遠慮なく全面退色させましょう!

別の色になるので、これはこれで美しいかもです。

(無責任!)

ジャケット自体は、単色で、ODも綺麗なので、シティユースにはもってこいですよ。

ただ、圧倒的に入荷数が少ないですね。

入手困難ですよ。

(CVCジャケットとの区別が付くマニアは、見つけたら真っ先に購入しているでしょうね!)

探している方は、ねっとのオークションやフリマ出品物に注意しましょう。

中には、多数出回っているCVCジャケットと勘違いして、とても安価で出品している場合がありますよ。


今回は、あまり知られていない米国のフライトジャケットを紹介しました。

次回は、再度ポルトガルの迷彩服を紹介します。お楽しみに!

参考:アメリカ軍CVCジャケット(デザートカラー)の記事はこちらです。

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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