こんにちは!
今回は、韓国軍の砂漠用迷彩フィールドジャケットを分析します。
ちょっと前の製品ですね。
実際にPKO(国連平和維持活動)などで使用されたものらしいですが、程度は良好ですよ。
目次
- 1 韓国陸軍砂漠用迷彩フィールドジャケット(デザートリーフパターン)とは?
- 2 韓国陸軍砂漠用迷彩フィールドジャケット(デザートリーフパターン)の全体及び細部写真
- 3 韓国陸軍砂漠用迷彩フィールドジャケット(デザートリーフパターン)の特徴とは?
- 4 韓国陸軍砂漠用迷彩フィールドジャケット(デザートリーフパターン)の製造とサイズのデータ
- 5 韓国陸軍砂漠用迷彩フィールドジャケット(デザートリーフパターン)まとめ
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1 韓国陸軍砂漠用迷彩フィールドジャケット(デザートリーフパターン)とは?
永くコレクションを続けていると、どうしても自分に合わないと思う迷彩服に出会すことがあります。
何ていうか、生理的に合わないというか、嫌悪感を催すというか、気持ち悪いというか…。
(その国や国民とは関係なく、配色や迷彩パターンとかの話です。)
どこか「変」なのです。
例えば、オランダ軍の特殊部隊用熱帯迷彩服とかクェートの迷彩服とか…種類は多くないですが…。
今回のモデルも、何か引っ掛かるところがありましたが、何故か購入してしまいました。
きっと珍しさが影響したのだろうと思います。
最近国連のPKO活動にも積極的に参加している韓国軍ですが、今回のモデルも乾燥地帯向けに造られたもののようです。
さてさて、それはどんな迷彩服なのでしょうか?
迷彩服コレクション初心者のあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 韓国陸軍砂漠用迷彩フィールドジャケット(デザートリーフパターン)の全体及び細部写真
前面
全体的なデザインは、アメリカ軍のM51フィールドジャケットですね。
い
背面
キャラメルブラウンが少々しつこい気がします。
何処を想定して作られたのでしょうね?
前面裏側
全面にライニングがあります。
ライナーは装着できないようです。
背面裏側
前合わせはジッパーと ダットファスナーです。
タグ
エポレットは僅かにテーパーの付いたクサビ型です。
右胸のネイムタグ
胸ポケット
ダットファスナーで開閉
腰ポケット
こちらも ダットファスナーで開閉
袖
袖口はマチ付きで ダットファスナーで開閉・調整
背中にはアクションプリーツが。
ジッパーはブラスで無刻印
襟付近は、開襟を考慮した独特のデザインです。
ウエストのドローコード
取り出し口は、ボタンホールタイプ
裾のドローコード
国籍マーク
迷彩パターン
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3 韓国陸軍砂漠用迷彩フィールドジャケット(デザートリーフパターン)の特徴とは?
迷彩はアイボリーをベースに、タン、キャラメルブラウン、ダークブラウンの4色で、細い雲型を描いています。
アメリカ軍のリーフパターンに似ていますが、どうやら韓国軍オリジナルリーフパターンの色違いのようです。
既存の迷彩パターンの色調を変えて砂漠用にする手法は、他の国も見られる処置ですね。
ただ、おそらく最も効果のあるカラーを知らないまま、軽く考えて色調やパターンを決定したように思えます。
(私見)
生地は、一般的なサテンですが、おそらくコットンとポリエステルの混紡で、軽量です。
ライニングはポプリンのようですが、こちらも混紡だと思います。
デザインはアメリカ軍のM51フィールドジャケットを踏襲したもので。普通襟、エポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2で前合わせもジッパーと ダットファスナーです。
(もしかして韓国軍内には、戦闘服に関する意識が朝鮮戦争で停止していたのかもしれませんね。)
4 韓国陸軍砂漠用迷彩フィールドジャケット(デザートリーフパターン)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 2006年
・製造場所 韓国
・契約会社 韓国
・製造会社 〃
・材質 コットン
ポリエステル
・表記サイズ M 95
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約80センチ
肩幅 約49センチ
身幅 約61センチ
袖丈 約58センチ
・状態 中古極上品
・官民区分 官給品
・入手場所 東京のイベント
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5 韓国陸軍砂漠用迷彩フィールドジャケット(デザートリーフパターン)まとめ
撮影で久しぶりに出してみましたが、段々目が慣れてきました。
(最初見た時は、あまりにもスイーツ的な色調で、ある意味衝撃をうけましたよ。)
心に引っ掛かった理由は、おそらく何も考えずに、既存の迷彩をただ砂漠のような色調に変えただけの「お手軽迷彩」だったからなのでは…と思いました。
ずっと迷彩服を見ていると、開発に携わった人の気持ちがわかる場合があります。
自国の兵士が戦場から無事に帰ってこられるように…という想いは、その迷彩パターンやデザインから伝わってきますね。
でも今回のモデルは、それが全く感じられませんでした。
この迷彩服の開発経緯はわかりません。
或いは韓国が誇るコンピューターを用いて解析した結果なのかもしれませんが、かなりの違和感を感じますね。
ぜひ現地(?)で効果を確認したい迷彩です。
1着のフィールドジャケットとしてみれば、アメリカ軍のM51フィールドジャケットのコピーなので、特に問題は無さそうです。
今回のモデルは、製造数が少ないのか、あまり見掛けません。
また、敢えて購入する程のものでも無さそうですね。
迷彩のサンプルとしては、同じ迷彩生地で製造されたシャツやトラウザースがありますので、そちらを入手したら安価に済みそうです。
今回は、珍しい韓国軍の砂漠用迷彩服を分析しました。
次回は、スロバキアの迷彩服を分析します。
(チェコスロバキアではありませんよ!)
お楽しみに!
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参考:他の韓国軍装備はこちらです。⬇︎
韓国軍が朝鮮戦争で使用した迷彩服はこちらです。⬇︎
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自宅から単身赴任宿舎へ移動しました。
(結局ニャンコとは逢えず仕舞い…😞)
ルートの道路では確実に車が増えていました。
こんな田舎でも、次第に人の流れが戻りつつあるようです。😃
でも、逆に交通事故も増えているようですよ。
あなたも気をつけてくださいね🙂
読んでいただき、ありがとうございました。
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