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【イギリスの軍服】陸軍AFVカバーオール(難燃繊維モデル)とは? 0701 🇬🇧 ミリタリー

こんにちは!

今回は、1990年代のイギリス軍AFVカバーオールを分析します。

AFVとは「アーマード・ファイティング・ビークル(装甲戦闘車両)」の略で、多くは戦車や装甲車のことですね。

その乗組兵のカバーオール(ツナギ)で、国によってはCVCカバーオールとかタンカーススーツとも呼ばれています。

一見、パイロットスーツと似ていますが全く別物ですよ。

今回のアイテムはデッドストックです。

   目次

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1  イギリス陸軍AFVカバーオール(難燃繊維モデル)とは?

このブログでも、これまで多くの国のいわゆる「戦車兵」カバーオールやスーツを分析してきました。

 

ほぼ完成されているパイロットスーツと違って、まだまだ暗中模索的な戦車兵用装備。

 

各国とも創意工夫を凝らし、独自のデザインや機能を追求していますね。

 

今回のモデルは、世界で初めて戦車を開発したイギリス軍自慢のカバーオールになります。

 

イギリス軍は第二次大戦中から、凝りに凝ったAFVカバーオールを装備していました。

 

第二次大戦中のイギリス軍AFVカバーオール

(近年のマニアによる再現)

pin.it

 

でも近年のモデルは、より簡素化が進んでいるようですよ!

 

さてさて、それはどんなAFVカバーオールなのでしょうか?

 

今回は、ベトナム戦争マニアのあなたと一緒に、確認していきましょう!

2  イギリス陸軍AFVカバーオール(難燃繊維モデル)の全体及び細部写真

全体前面

前面は左右対称のデザインです。

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前面上半身
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前面下半身
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全体背面

背面は左右対象ではありません。
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背面上半身
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背面下半身
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前面上半身裏側

レモンイエローのテープは、レスキュー(救急)ハンドルで、気絶した乗組員を救出するときに使用します。
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前面下半身裏側
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背面上半身裏側

レスキューハーネスは、両脇に通っていますね。
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背面下半身裏側
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襟周りレイアウト

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襟はジッパーで立てることができます。

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前合わせはジッパーのみです。
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タグ
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メーカータグ?

何処かで見ましたね?

(最終型のDPMスモックでしたでしょうか?)
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肩のレスキューハンドル

両肩にあります。

内側のレスキューハーネスに縫い付けられていますね。

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胸ポケット

マジックテープで開閉

ポケット上のマジックテープはポケットフラップを開放させておくためのもの。
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胸パッチポケットの横(内側)にはジッパーで開閉するポケットあり
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身体の中央にある階級章取り付けタブ

ボタンはカナディアンタイプで、生地テープで留められています。
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ジッパーは上下から開くダブルジッパーです。

メーカーはイギリス軍御用達のメーカーですね。

(迷彩スモックなどにも使用されていますね。)
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腰スラントポケット

何故か上部に隙間が!
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ポケットの中には、ウエストのドローコード(ゴム紐)とロックが。
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膝ポケット
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表面のフラップを横に開くと、書類ケースが。

この辺りは、イギリス空軍のパイロットスーツのデザインに似ています。
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書類ケースは身体の中方方向から開きます。

マジックテープで開閉
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そして上部のフラップを上げるとペンポケットが!

マジックテープで開閉

横幅いっぱいのマジックテープなので開閉が困難ですね。
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ふくらはぎポケット

横幅いっぱいのマジックテープで開閉

(片手での開閉は難しいです。)
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足首のジッパー

マチはありません。

でもこれでブーツを履いたままカバーオールを着脱できますね。

足首の部分にはゴムを内蔵
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テーパー付きでやや曲線
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袖口はマジックテープで開閉
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腰スリット

左右にあります。

マジックテープで開閉
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臀部のジッパー

トイレ用ですね。

でも、並行とか垂直ではなく、曲線なのが面白いです。

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まずマジックテープ付きのフラップをあげて…
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垂直ジッパー(向かって右側)とRのジッパーを開けると、準備OKです。(何が?)

でも、少々使い辛い?
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3  イギリス陸軍AFVカバーオール(難燃繊維モデル)の特徴とは?

生地はおそらくコットンと難燃繊維(アラミドか?)の混紡ツイルです。

 

オリーブ色の細い糸で織られていて、肌触りがとても良いです。

(パジャマにも使えるレベル?少々厚くて硬いですが…。)

 

勿論、難燃性ですよ!

 

デザインは、イギリス軍AFVカバーオールの伝統であった、ツインジッパーが廃止されていますね。

 

構成は、エポレットなし(レスキューハンドルはありますが。)、胸ポケット×4、腰スラントポケット×2、膝ポケット×4、ふくらはぎポケット×2です。

 

面白いのは、トイレ用のジッパーが臀部に付いているところで、他国に例のない開き方(イチョウ開き?)が特徴ですね。

 

全体的な縫製は、さすがイギリス製で丁寧かつ正確です。

 

強度も十分で、安心して使用できますよ。

 

他国のカバーオールもそうなのですが、このモデルも表記サイズよりややゆったりしたサイズ感です。

4  イギリス陸軍AFVカバーオール(難燃繊維モデル)の製造とサイズのデータ

・製造又は契約年度 1990年代

・製造場所     イギリス

・契約会社     イギリス

・製造会社      〃

・表記サイズ    170/96

         (日本人のL)

・各部のサイズ(平置)

          着丈 約148センチ

          肩幅 約48センチ

          身幅 約61センチ

          袖丈 約61センチ

        ウエスト 約54センチ

          股下 約70センチ

          裾幅 約12センチ

・状  態     中古良品

・官民区分     官給品

・入手場所     東京の専門店

・入手難易度    3(困難)

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5  イギリス陸軍AFVカバーオール(難燃繊維モデル)まとめ

一般兵科にまでDPMスモックを支給していたのに、このAFVカバーオールがオリーブ色の単色というのが驚きました。

(やはり、スモックはあくまで迷彩用なのですね。)

 

ツインジッパーの廃止で、デザイン的に随分シンプルになり、かつ取扱も易しくなりました。

 

製造時間やコストの削減にもなっているようですね。

(そういえば、当初イギリス軍の大戦中AFVカバーオールと同じデザインのオランダ軍も、よりシンプルなモデルに変更されていました。同じ理由かもしれませんね。)

 

やはり、アメリカ軍のパイロットスーツやCVCkバーオールの影響を受けているのでしょうか?

 

それはともかく、AFVには乗らなくても、普段使えるカバーオールというのは間違いないですね。

 

ポケットも多数あるので、便利です。

(使い方には少々コツが必要ですが。)

 

火にも強いのでキャンプなどにも使えそうですよ。

(ただし、生地が厚いのでどちらかというと寒候期用でしょうか?)

 

 

迷彩スモックなどと合わせて、サバイバルゲーム、狩猟、野鳥観測などに。

 

またフライトジャケットと合わせてバイクにも使用できそうですね。

 

とても使えるカバーオルなのですが、現在出回っていません。

(10年くらい前までは、普通に見かけたのですが。)

 

でも比較的新しい装備品なので、欲しいあなたは諦めずに探してみましょう!

 

本日現在、国内のオークションでサイズと色違いのモデルが出品されていますね。

page.auctions.yahoo.co.jp

 砂漠用ですが、仕様は同じですよ。

 

今回は、イギリス軍の使えるAFVカバーオールを分析しました。

次回は、カバーオール繋がりで、旧ソ連軍の迷彩カバーオールを分析します。

お楽しみに!

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参考:各国のAFV関連スーツはこちらです。⬇︎

www.military-spec-an.com

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読んでいただき、ありがとうございました。

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