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徹底解明! ベルギー軍装備品 陸軍空挺迷彩スモック(ブラッシュパターン)0014

こんにちは!

今回は、再度ベルギー軍の迷彩服を紹介します。

   目次

1  ベルギー陸軍空挺迷彩スモック(ブラッシュパターン)

ブログ記事「0002」でもベルギー軍の空挺スモックを紹介しましたが、今回は同じベルギー軍ながら違った迷彩生地を用いたスモックになります。

我が国では、この迷彩生地のスモック(デザインは数種類あり)を堂々と「英軍デニソンスモック」として販売されていたり、ブログで紹介されたりしています。

錯覚でしょうか?意図的なのでしょうか?

以前にも記事にしたとおり、ベルギーは、同じ時代にデザインや迷彩生地の違う数種類のスモックを同時並行で支給していました。

何か理由があったのでしょうね。知りたいです。詳しい方がいらっしゃったら教えてください。

このスモックも、1950年代からの使用が確認できます。

 

2  全体及び細部写真

前面

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比較  英軍デニソンスモック前面

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背面
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比較  英軍デニソンスモック背面

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前合わせはジッパー(メーカーは「riri」)
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前合わせのジッパーは、腰ポケットまであります。大きく開くので着易く脱ぎ易そうですね。

ポケットは角がカットされています。

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タグ  「ABL」という文字は、ジグソーパターンのスモックにもありました。
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脇の通気口  ハトメ付き
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袖はボタンで二段階に調整可能  ボタンは英軍タイプの皿形で色は肌色に近いです。
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テイルピースと固定用ダットファスナー
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側面デザインと、裾絞り用タブ
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前面裏側  内ポケット左右にあります。

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背面裏側  裏地は肩まで。
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テイルピース用ダットファスナー三段階に調整可能  メッキしています。
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袖のボタン用力布

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テイルピースは、そのまま裾に縫い付けられています。
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テイルピース用ダットファスナー  明るいOD色に塗られています。
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内ポケット
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脇の通気口 裏側から。 文房具のハトメのような簡易な仕上げ。
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裾は使用しない場合の固定用の他、二段階に調整可能です。
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エポレット  楕円タイプです。
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3  特徴

迷彩生地のパターンを見ると、確かにデニソンスモック同様に刷毛を用いてサッと塗ったようなところもあります。しかし一刷毛のストロークの長さが全く違いますね。(比較のためオリジナルデニソンスモックの写真もアップしました。)

また使用されている生地のカラーも、ベースとなるのはダークイエローではなく、ダークライトグリーンです、ブラウンとグリーンも、デニソンより若干濃い感じがします。

最初期のベルギー軍スモックは、迷彩生地もデニソンとそっくりのものでしたが、時代が進むにつれ変化していったのですね。(今回のモデルでは、グリーンにノコギリ状のパターンがありますよ。そこが識別点ですね。)

それでも、基本的なデザインは、しっかりデニソンスモックを踏襲しています。

 

4  諸元

   ・製造年又は契約年度       1950年代

   ・製造場所                         ベルギー

   ・契約会社                         ベルギー

   ・製造会社                              〃

   ・材質                                コットン

   ・表記サイズ                      4

   ・各部のサイズ(平置)    

                                    着丈  約75センチ

                                    肩幅  約53センチ

                                    身幅  約69センチ

                                    袖丈  約59センチ

   ・状態                       中古極上品

   ・官民区分                官給品

   ・入手方法                東京の専門店

  

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5  まとめ
あらためて見ると、迷彩生地はデニソンスモックと大きく違うことがわかると思います。

細部のデザインも微妙に違っていますね。(違いがお判りいただけたでしょうか?)

デニソンスモックに比べると、ベルギーのスモックは数が多いのでまだ誰でも入手できます。しかし「英軍デニソンスモック」と名乗っている場合は、高価な場合が多いです。

このベルギー軍のスモック自体は、日本の植生にも合致していて、フィールドでは効果が高そうです。

素晴らしい迷彩服ですよね。

本家譲りの機能的なデザインは、シティユースでも充分使えそうです。(渋いですね。)

モデルによっては生地がゴワゴワで使い難いものもありますが、それもまた「味」と思える方なら問題なく着用できますよ。

 

今回は、オリジナルデニソンスモックとよく間違われるベルギー軍のスモックを紹介しました。

次回は、アジアの島国の希少な迷彩服を紹介します。お楽しみに!

                ✳︎                  ✳︎                  ✳︎

私の住んでる地方は、このところ気温が低い状態が続いています。

この前、バイクで片道200kmの短距離ツーリングに行ってきたのですが、春装束だったので、めちゃ寒くて凍死すると思いました!(大袈裟!)

途中で米軍のゴアテックスパーカーや寝間着替わりの74式ジャージ上下を着込みましたが、それでも寒かったです。

宿に着いてソファーに座ってると、心臓から送られる暖かい血が、手の甲に拡がっていくのを感じました。

もしかしたら、風邪をひいたかもしれません。暫く様子見です。

ライダーの皆さん、春は暖かい格好で走りましょう!(常識?)

 

読んでいただき、ありがとうございました。