こんにちは!
今回は、マレーシア軍の迷彩を分析します。
以前分析したモデルとは、生地が全く違うモデルになりますね。
(見つけた時、最初パキスタン軍のものかと思いました。)
どうやら初期型のようですね。
今回は中古品で使用感もありますが、程度は良好ですよ。
目次
- 1 マレーシア陸軍迷彩ジャケット(ブラッシュパターン初期型)とは?
- 2 マレーシア陸軍迷彩ジャケット(ブラッシュパターン初期型)の全体及び細部写真
- 3 マレーシア陸軍迷彩ジャケット(ブラッシュパターン初期型)の特徴とは?
- 4 マレーシア陸軍迷彩ジャケット(ブラッシュパターン初期型)の製造とサイズのデータ
- 5 マレーシア陸軍迷彩ジャケット(ブラッシュパターン初期型)まとめ
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1 マレーシア陸軍迷彩ジャケット(ブラッシュパターン初期型)とは?
前回分析したマレーシア軍迷彩ジャケットは、ごく一般的なコットンとポリエステルのツイルでした。
でも今回のモデルは、独特の織り方をしたコットン生地が用いられていますよ。
こんなふうに生地の種類を替えるのは、普通冬用と夏用の場合が多いですね。
でもマレーシアは赤道に近い熱帯で「常夏の地」であることから、季節への対応ではなさそうです。
やはり謎の多いジャケットですね。
さてさて、それはどんな生地の迷彩ジャケットなのでしょうか?
今回は、マレーシア軍マニアのみならず、ブラッシュパターンファンのあなたと一緒に、確認していきましょう!
2 マレーシア陸軍迷彩ジャケット(ブラッシュパターン初期型)の全体及び細部写真
前面
背面
前面裏側
濃いカラーはやや透けていますね。
内ポケットはありません。
力のかかるポケットなどには、ちゃんと帯状の力布が縫い付けられていますね。
背面裏側
前合わせはボタンのみです。
よく見ると、ポケット本体の生地が違っていますね。
今回のモデルにはタグがありました。
エポレット
テーパーなしのクサビ型です。
今回のモデルは、肩に半円の補強生地が縫い付けられていました。
胸ポケット
ボタンで開閉
腰ポケット
こちらもボタンで開閉
袖は僅かにテーパー付き
肘の補強生地は面積が小さいことに注意
袖口はボタンで開閉
ボタンが1個紛失していますが、マチの部分に調整用ボタンを縫い付けてあるのがマレーシア軍ジャケットの特徴ですね。
腰にはドローコードのガイドが。
コード最初から紛失していました。
マレーシア官給品ボタン
濃いブラウンのプラスティック製
生地がアップで写っているので、特殊な織り方がわかるでしょうか?
迷彩パターン
やはり今回のモデルも、イギリス軍デニソンスモック系ですね。
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3 マレーシア陸軍迷彩ジャケット(ブラッシュパターン初期型)の特徴とは?
迷彩は、タンの生地にダークブラウンとダークグリーンを用いて、刷毛で勢いよく塗ったようなパターンを描いています。
(刷毛目も再現。)
生地は、目の粗い独特の縫い方がなされていて軽量かつ通気性が良いですね。
表面積も大きく、速乾性にも優れているようです。
(もしかしたら、対赤外線効果があるかも?)
デザインは、1980年代のアメリカ軍BDU(バトルドレスユニフォーム)に似ていますね。
構成は、エポレット付き、胸ポケット×2、腰ポケット×2ですが、ウエストにはドローコード(今回は紛失)が装備されています。
全体的な縫製は、とても丁寧でカチッとした造りは好感が持てますね。
かなり使用された個体で欠品はあるものの、大きな破損はなく、強度も十分なようです。
4 マレーシア陸軍迷彩ジャケット(ブラッシュパターン初期型)の製造とサイズのデータ
・製造又は契約年度 1980年代
・製造場所 マレーシア
・契約会社 マレーシア
・製造会社 〃
・材質 コットン
・表記サイズ L
(日本人のL)
・各部のサイズ(平置)
着丈 約82センチ
肩幅 約45センチ
身幅 約58センチ
袖丈 約60センチ
・状態 中古良品
・官民区分 官給品
・入手場所 大阪の専門店
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5 マレーシア陸軍迷彩ジャケット(ブラッシュパターン初期型)まとめ
相変わらず素敵な迷彩ですね。
(デッドストックが欲しいです。)
日本でも季節を選べば効果が高そうな迷彩ですね。
デザインがアメリカ軍BDUと似ているのも使い勝手が良さそうです。
既に新型迷彩服を採用しているマレーシア軍。
今後は、このブラッシュパターン迷彩服が大量に払い下げられると良いですね。
(何処かの倉庫で未使用品が見つかるとか!)
気長に待ってみましょう。
どうしても今欲しいあなたは、大阪の「C店」に問い合わせてみましょう。
もしかしたら在庫があるかもしれません。
私は、引き続きフィールドジャケットや、上下セットのデッドストックを探してみたいと思います。
(新型の迷彩服も欲しいですね。)
今回は、マレーシア軍の少し違った生地の迷彩ジャケットを分析しました。
次回は、ポーランドの迷彩服を分析します。
お楽しみに!
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参考:他のマレーシア軍装備はこちらです。⬇︎
その他の東南アジア国の装備はこちらです。⬇︎
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Twitterで見つけました。
メジロさんでしょうか?
雛かもしれませんね。
どうしよう…。
— 国場のポッチャ (@tatutututu) 2021年1月10日
歩道で寝てる…。
あと、めっちゃ可愛い pic.twitter.com/vtUIwcNufT
私もスズメさんが羽を広げて寝てるのを見たことがあります。😍
幸い駐車場でしたが…道路は危ないですよね。
見守ってあげなくては!😃
読んでいただき、ありがとうございました。
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